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月が十分探査されて、恒久的な基地もあって…というならともかく、そうじゃないんだから、有人探査は火星よりも月を優先させた方がいいような。無人探査はどんどんやるといいと思うけど。
火星は、月の200倍~1200倍くらい遠いわけで、東京駅から町田までの移動もままならないのに、一気にニューヨークまで行こうみたいな話なんだし。
だから月に必要な技術と火星に必要な技術は違うと何万回言ったらわか(ry(例、真空vs低圧大気、長い昼夜vs砂嵐、補給の容易さ困難さ、etc...詳細は『マーズ・ダイレクト [amazon.co.jp]』辺りを参照)
月に行くのが目的ならいいけど、火星の前に月という発想なら思いっきり間違っている。
> だから月に必要な技術と火星に必要な技術は違うと何万回言ったらわか(ry
それはそれなりには分かってるつもりです。月を優先した方がいいと思う理由は、・かかる費用と得られる成果の比(月でもやることが山のように残ってるわけで、有人前提なら、まず安くできるそっちでは?)・プロジェクトが成功したとして、その後の継続性(継続的な月探査でも相当大変だろうけど、火星だとその100倍くらい大変なわけで)・宇宙飛行士の安全性の問題
ってあたりです。まあ以上は国がやる前提での話で、民間が民間資金でやるなら自由にやればいいと思いますが。
火星への弾道突入までに必要なΔVはおよそ16km/s。月面軟着陸に必要なΔVもおよそ16km/s。月低軌道と月面の往復に必要なΔVはおよそ3.5km/s。火星地表から火星低軌道までは3.8km/s。
地理的には月の方が近いが、それでも4日はかかる。地球から緊急時の対応ができないことに変わりはない。重力も大気も無い。隕石も飛んでくる。健康や安全面ではマイナス。
月のメリットは安全より安心感。だがサイコパスのマスク君界隈にはそれが分からない。だから彼らは数字の上で安全な火星を選ぶ。
> 地理的には月の方が近いが、それでも4日はかかる。地球から緊急時の対応ができないことに変わりはない。
一週間オーダーで生き延びられるだけの資源と、予備のロケット設備があれば、それなりの対応はできるでしょう。これが火星だと1週間じゃなくて1年オーダーなわけで、まったく違う。
> 重力も大気も無い。隕石も飛んでくる。健康や安全面ではマイナス。
地球と月の比較ならともかく、火星と月との比較でこれはない。火星の大気は呼吸できないし、パラシュートだけで有人宇宙船を降下させられるほど濃くもないので、現状、火星にごく薄い大気があることによるメリットはない。パラシュートが使えない以上、重力が少ない月の方が、むしろメリットがある
> パラシュートが使えない
? [wikipedia.org]
使えないっていうのは、ちょっと言いすぎでしたね。減速には使えるけど、着陸に使えるほどの能力はないっていう方が正確でした。
で、減速に使えるので薄くても大気があった方がいいかというと、実はそうじゃなくてエントリー時の熱対策が必要になるので、むしろ大気の存在は障害になる面が大きいという話だったはず。
たとえばhttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/101900015/101900001/ [nikkeibp.co.jp]> 火星に宇宙船を軟着陸させるのは、月よりもはるかに難しい。> 火星の重力は月より大きく、大気は薄いといっても、降下中に宇宙船の表面を過熱させる程度の密度はあるからだ。
これ、大気圏突入の概念から説明しないといけないやつ? (#3183681 [srad.jp])への反応があれじゃ仕方ないけど……
> これ、大気圏突入の概念から説明しないといけないやつ?
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/101900015/101900001/ [nikkeibp.co.jp]の記述を覆せるような説明があるのであれば、是非是非。
あのね、地球の表面から地球の低軌道に宇宙機を投入するには9km/sの増速が必要なの。これ一本分くらい。 [spacenews.com]だから、地球の低軌道から地球の表面に宇宙機を帰還させるにも9km/sの増速が必要なの。
でも、例えばソユーズTMA-M宇宙船は0.39km/s分の燃料しか積んでいないのに、9km/s分の減速をして、帰ってこられるよね。なんでかな? [collectspace.com]
> なんでかな?
地球くらい濃い大気があれば有利って話ですね。
火星の薄い大気でも有利かっていうとそれはまた話は別で、http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/101900015/101900001/ [nikkeibp.co.jp]の「火星に宇宙船を軟着陸させるのは、月よりもはるかに難しい」という記述を覆せる内容になってないと思います。火星の薄い大気でも、月より有利であるという信頼できる文献があれば是非よろしく。
https://en.wikipedia.org/wiki/Mars_atmospheric_entry#/media/File:Mars-... [wikipedia.org]
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
正解では? (スコア:0)
月が十分探査されて、恒久的な基地もあって…というならともかく、そうじゃないんだから、有人探査は火星よりも月を優先させた方がいいような。
無人探査はどんどんやるといいと思うけど。
火星は、月の200倍~1200倍くらい遠いわけで、東京駅から町田までの移動もままならないのに、一気にニューヨークまで行こうみたいな話なんだし。
Re: (スコア:1)
だから月に必要な技術と火星に必要な技術は違うと何万回言ったらわか(ry
(例、真空vs低圧大気、長い昼夜vs砂嵐、補給の容易さ困難さ、etc...詳細は『マーズ・ダイレクト [amazon.co.jp]』辺りを参照)
月に行くのが目的ならいいけど、火星の前に月という発想なら思いっきり間違っている。
Re: (スコア:0)
> だから月に必要な技術と火星に必要な技術は違うと何万回言ったらわか(ry
それはそれなりには分かってるつもりです。
月を優先した方がいいと思う理由は、
・かかる費用と得られる成果の比(月でもやることが山のように残ってるわけで、有人前提なら、まず安くできるそっちでは?)
・プロジェクトが成功したとして、その後の継続性(継続的な月探査でも相当大変だろうけど、火星だとその100倍くらい大変なわけで)
・宇宙飛行士の安全性の問題
ってあたりです。
まあ以上は国がやる前提での話で、民間が民間資金でやるなら自由にやればいいと思いますが。
Re: (スコア:0)
火星への弾道突入までに必要なΔVはおよそ16km/s。月面軟着陸に必要なΔVもおよそ16km/s。
月低軌道と月面の往復に必要なΔVはおよそ3.5km/s。火星地表から火星低軌道までは3.8km/s。
地理的には月の方が近いが、それでも4日はかかる。地球から緊急時の対応ができないことに変わりはない。
重力も大気も無い。隕石も飛んでくる。健康や安全面ではマイナス。
月のメリットは安全より安心感。だがサイコパスのマスク君界隈にはそれが分からない。
だから彼らは数字の上で安全な火星を選ぶ。
Re: (スコア:0)
> 地理的には月の方が近いが、それでも4日はかかる。地球から緊急時の対応ができないことに変わりはない。
一週間オーダーで生き延びられるだけの資源と、予備のロケット設備があれば、それなりの対応はできるでしょう。
これが火星だと1週間じゃなくて1年オーダーなわけで、まったく違う。
> 重力も大気も無い。隕石も飛んでくる。健康や安全面ではマイナス。
地球と月の比較ならともかく、火星と月との比較でこれはない。
火星の大気は呼吸できないし、パラシュートだけで有人宇宙船を降下させられるほど濃くもないので、
現状、火星にごく薄い大気があることによるメリットはない。
パラシュートが使えない以上、重力が少ない月の方が、むしろメリットがある
Re: (スコア:0)
> パラシュートが使えない
? [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
使えないっていうのは、ちょっと言いすぎでしたね。
減速には使えるけど、着陸に使えるほどの能力はないっていう方が正確でした。
で、減速に使えるので薄くても大気があった方がいいかというと、実はそうじゃなくてエントリー時の
熱対策が必要になるので、むしろ大気の存在は障害になる面が大きいという話だったはず。
たとえば
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/101900015/101900001/ [nikkeibp.co.jp]
> 火星に宇宙船を軟着陸させるのは、月よりもはるかに難しい。
> 火星の重力は月より大きく、大気は薄いといっても、降下中に宇宙船の表面を過熱させる程度の密度はあるからだ。
Re: (スコア:0)
これ、大気圏突入の概念から説明しないといけないやつ? (#3183681 [srad.jp])への反応があれじゃ仕方ないけど……
Re: (スコア:0)
> これ、大気圏突入の概念から説明しないといけないやつ?
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/101900015/101900001/ [nikkeibp.co.jp]
の記述を覆せるような説明があるのであれば、是非是非。
Re: (スコア:0)
あのね、地球の表面から地球の低軌道に宇宙機を投入するには9km/sの増速が必要なの。これ一本分くらい。 [spacenews.com]
だから、地球の低軌道から地球の表面に宇宙機を帰還させるにも9km/sの増速が必要なの。
でも、例えばソユーズTMA-M宇宙船は0.39km/s分の燃料しか積んでいないのに、9km/s分の減速をして、帰ってこられるよね。
なんでかな? [collectspace.com]
Re: (スコア:0)
> なんでかな?
地球くらい濃い大気があれば有利って話ですね。
火星の薄い大気でも有利かっていうとそれはまた話は別で、
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/101900015/101900001/ [nikkeibp.co.jp]
の「火星に宇宙船を軟着陸させるのは、月よりもはるかに難しい」という記述を覆せる内容になってないと思います。
火星の薄い大気でも、月より有利であるという信頼できる文献があれば是非よろしく。
Re:正解では? (スコア:0)
https://en.wikipedia.org/wiki/Mars_atmospheric_entry#/media/File:Mars-... [wikipedia.org]