アカウント名:
パスワード:
海外の原発先進国はみんなメルトダウンを予測してたんだけどね炉心を制御できなければ、ただ単純に物理法則にしたがって反応が進みメルトダウンするだけ
まぁでも当時は頻繁に原子炉や燃料プールへの注水がどうのこうのって報道があったと記憶してるし、派手に吹っ飛んでもいたから炉心が何らかの損傷が出るレベルになってんだろうとは思ってる人多かったんじゃ?で、メルトダウンって聞くとどうしても完全に燃料棒が融け落ちるってのを想像しちゃうけど、語る人によってそのあたりの認識が結構違っていて話が噛みあっていないって印象が強かった。
# 東電や政府、関係機関のトップがどう認識してたのかは状況に付随して他への影響など判断することが多いから、また別の次元の話なんだろうけども
っていうか、3/11の夜7時か8時頃のニュースですでに「福島第一原発が冷却できなくなりました」って何度も言ってたから、知識のある人はその時点で「あー、チャイナシンドロームじゃん」って思ってたと思うよ。自分も即思ったし。
「冷却できなくなりました」しか言わないので、「なんでメルトダウンの危険に陥ってるって言わないんだろう?」って思ってましたけどね。
#吹っ飛ぶまで時間が思ったよりもかかったってのが正直な印象。
その頃から、経産省と東電本店が徹底的なサボタージュに走っていて、しかも、原子力マネーの支援を受けてる学者たちが「メルトダウンはありえない」と力説してましたからね。
事故の翌日には、既に学術的なメーリングリストでメルトダウンの可能性が高いと小出裕章先生他に指摘されていたのに、主流の学者たちはそれを黙殺していた [togetter.com]訳で。 https://togetter.com/li/1047568 [togetter.com]
地震当日の夕方に、「女川はなんとな大丈夫そうだが福島第一が冷却できてない」とラジオで報道された時点
> 事実上ウソ
これは後から新しい証拠が出てきた場合に当時に遡ってウソと認定しているようにも見えるのですが、もう少し詳細をお聞かせ下さい。
「破損がひどく冷却困難」「電源車が届かない」と言う話が出たのが、地震当日の夜…時間感覚を喪っていたので日を跨いでいたかも知れませんが…だったと思います。この時点で、チェルノブィリ原発事故などの経過を知っていたならば、メルトダウンは不可避だったと考えてよかったと思いますよ。
そして、翌日(当日夜かも)、周辺県を含め、官民のガンマ線測定装置が一気に数値を上昇し始めた訳ですよ。官営でマトモに情報出していたのは茨城県内のものだけでしたが、民間の人はほそぼそと自宅などのガイガーカウンターのデータをネットに流してた。
この時点で、過去の
チェルノブィリ原発事故などの経過を知っていたならば
うーん、チェルノブイリは黒鉛チャネル型原子炉で圧力容器なし、福島第一は圧力容器のある沸騰水型軽水炉だから、そもそも方式からして違う。それに、チェルノブイリは実験の際のミスによる正真正銘の原子炉(核反応)の暴走、福島第一は冷却能力喪失による崩壊熱除去能力消失。だから、チェルノブイリの経験を元にうんぬんはちょっと短絡的すぎる。かといって、通常運転を停止した直後の莫大な崩壊熱を何時間にもわたって除去できなくなれば、なんらかの事故に至るのは事前にいろんなところにも書かれていたし、発生する熱量を想像すると事故に至るのは工学的な素養がある人間なら容易に想像がつくのも事実。
あの頃の報道に対する感触は、大規模災害時にはパニックに至るような報道や放送は行わない・パニックを抑えることに協力するよう事前に規制/合意されてるのかな、と感じました。だから、事実だけを報道して解るやつだけ自分の判断で逃げろ、ってことなのかと思いました。
で、あの時期は基本北西の風なので大部分は海の方向へ流れるかと思い、それほど慌てませんでしたが、まさか自分が住んでた千葉県北部が汚染されるとは予想できませんでした。
確かに、チェルノブィリの場合は「触発臨界で暴走してしまった」であり、福島第一の場合は「冷却構造が破損し・冷却の電源も確保できずに暴走臨界した」と言う違いはあるんですよ。只、福島第一の場合は、構造の違いを考えに入れるにせよ、津波やなんやで大混乱していて、冷却用の電源復旧が絶望的な状況でしたからね。そのような状況下で臨界が回避できない。と言う予想は、それこそ、チェルノブィリ原発事故の直後から、日本の反原発団体がくりかえし予測してきたことでもあるんですよ。
女川原発や伊方原発の建設差し止め訴訟の中で既に、(スリーマイル島事故の事例を踏まえる形で)この手の事故が起こる可能性について原告が争点化していたと記憶していますし、女川が多少高台に建設先を移動したことでメルトダウンを回避できたのは、そこら辺の指摘があって建設賛成側も津波の危険性を無視して建設を強行できなかった。と言う経緯があったから、回避できたんですよね。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
ウソだろ (スコア:0)
定義が不明確だというなら「メルトダウンしていない」とは言えないだろ。
Re: (スコア:0)
海外の原発先進国はみんなメルトダウンを予測してたんだけどね
炉心を制御できなければ、ただ単純に物理法則にしたがって反応が進みメルトダウンするだけ
Re: (スコア:1)
まぁでも当時は頻繁に原子炉や燃料プールへの注水がどうのこうのって報道があったと記憶してるし、派手に吹っ飛んでもいたから
炉心が何らかの損傷が出るレベルになってんだろうとは思ってる人多かったんじゃ?
で、メルトダウンって聞くとどうしても完全に燃料棒が融け落ちるってのを想像しちゃうけど、語る人によってそのあたりの認識が
結構違っていて話が噛みあっていないって印象が強かった。
# 東電や政府、関係機関のトップがどう認識してたのかは状況に付随して他への影響など判断することが多いから、また別の次元の話なんだろうけども
Re: (スコア:0)
っていうか、3/11の夜7時か8時頃のニュースですでに「福島第一原発が冷却できなくなりました」って何度も言ってたから、
知識のある人はその時点で「あー、チャイナシンドロームじゃん」って思ってたと思うよ。自分も即思ったし。
「冷却できなくなりました」しか言わないので、「なんでメルトダウンの危険に陥ってるって言わないんだろう?」って
思ってましたけどね。
#吹っ飛ぶまで時間が思ったよりもかかったってのが正直な印象。
Re: (スコア:1)
その頃から、経産省と東電本店が徹底的なサボタージュに走っていて、しかも、原子力マネーの支援を受けてる学者たちが「メルトダウンはありえない」と力説してましたからね。
事故の翌日には、既に学術的なメーリングリストでメルトダウンの可能性が高いと小出裕章先生他に指摘されていたのに、主流の学者たちはそれを黙殺していた [togetter.com]訳で。
https://togetter.com/li/1047568 [togetter.com]
地震当日の夕方に、「女川はなんとな大丈夫そうだが福島第一が冷却できてない」とラジオで報道された時点
Re: (スコア:1)
> 事実上ウソ
これは後から新しい証拠が出てきた場合に当時に遡ってウソと認定しているようにも見えるのですが、もう少し詳細をお聞かせ下さい。
Re: (スコア:1)
「破損がひどく冷却困難」「電源車が届かない」と言う話が出たのが、地震当日の夜…時間感覚を喪っていたので日を跨いでいたかも知れませんが…だったと思います。
この時点で、チェルノブィリ原発事故などの経過を知っていたならば、メルトダウンは不可避だったと考えてよかったと思いますよ。
そして、翌日(当日夜かも)、周辺県を含め、官民のガンマ線測定装置が一気に数値を上昇し始めた訳ですよ。
官営でマトモに情報出していたのは茨城県内のものだけでしたが、民間の人はほそぼそと自宅などのガイガーカウンターのデータをネットに流してた。
この時点で、過去の
Re:ウソだろ (スコア:0)
チェルノブィリ原発事故などの経過を知っていたならば
うーん、チェルノブイリは黒鉛チャネル型原子炉で圧力容器なし、福島第一は圧力容器のある沸騰水型軽水炉だから、そもそも方式からして違う。それに、チェルノブイリは実験の際のミスによる正真正銘の原子炉(核反応)の暴走、福島第一は冷却能力喪失による崩壊熱除去能力消失。だから、チェルノブイリの経験を元にうんぬんはちょっと短絡的すぎる。かといって、通常運転を停止した直後の莫大な崩壊熱を何時間にもわたって除去できなくなれば、なんらかの事故に至るのは事前にいろんなところにも書かれていたし、発生する熱量を想像すると事故に至るのは工学的な素養がある人間なら容易に想像がつくのも事実。
あの頃の報道に対する感触は、大規模災害時にはパニックに至るような報道や放送は行わない・パニックを抑えることに協力するよう事前に規制/合意されてるのかな、と感じました。だから、事実だけを報道して解るやつだけ自分の判断で逃げろ、ってことなのかと思いました。
で、あの時期は基本北西の風なので大部分は海の方向へ流れるかと思い、それほど慌てませんでしたが、まさか自分が住んでた千葉県北部が汚染されるとは予想できませんでした。
Re:ウソだろ (スコア:1)
確かに、チェルノブィリの場合は「触発臨界で暴走してしまった」であり、福島第一の場合は「冷却構造が破損し・冷却の電源も確保できずに暴走臨界した」と言う違いはあるんですよ。
只、福島第一の場合は、構造の違いを考えに入れるにせよ、津波やなんやで大混乱していて、冷却用の電源復旧が絶望的な状況でしたからね。
そのような状況下で臨界が回避できない。と言う予想は、それこそ、チェルノブィリ原発事故の直後から、日本の反原発団体がくりかえし予測してきたことでもあるんですよ。
女川原発や伊方原発の建設差し止め訴訟の中で既に、(スリーマイル島事故の事例を踏まえる形で)この手の事故が起こる可能性について原告が争点化していたと記憶していますし、女川が多少高台に建設先を移動したことでメルトダウンを回避できたのは、そこら辺の指摘があって建設賛成側も津波の危険性を無視して建設を強行できなかった。と言う経緯があったから、回避できたんですよね。