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消費が追い付かなくて死蔵するってのは、裏返せば、それだけ無駄遣いで買い漁れるほど本が豊富で、かつ安いってことだ。 実際問題として、出版される本の点数と安価さ関しては、日本は世界有数の恵まれた環境の国だったりするわけで、豊かさがないと生まれない言葉だという解釈もできる。
なので、そんな言葉が輸出されることは実は誇っていいのではないだろうかね。
歴史を見ると、積読という言葉は、書籍は豊富でも安くもないときに作られているね。
積読という言葉ができたのは 1900年ごろ、明治~大正期に貴族院議員などを務めた田尻稲次郎氏が考案したとされている。「安い」書籍が発行されて部数が伸びたとされるのは、1926年の円本ブームで、この時の価格が円本という名が示す通り一冊一円。Wikipedia の円本の項によれば、一円は当時の大卒の初任給の2%ということなので、今の価値だと初任給をざっくり20万とすれば4000円ぐらいということになる。これが安いと言われたのだから、それまでの書籍の価格は推して知るべし。積読は金持ちだけができた贅沢で、それを実行する金持ちがいれば、そういう言葉ができることもあるってことだね。
リンク先のBBCの記事に1879には見られるとあるのにこんな嘘を垂れ流すなんて何考えてんの?
1879年は1900年ごろと違うの?
10年ひと昔って言うぐらいだから20年以上も差があれば~頃って言うのに違和感ある人はいると思うぞ。古代史じゃなくて近代史だし。
20年あれば大正時代丸々飛び越しちゃうし。
積読の由来についてちょっと検索をかけてみれば、「積読」という語について、明治34年(1901年)の雑誌「学燈」で田尻氏が使っていると、森銑三氏の『明治東京逸聞史2』に記述されていることがわかる。したがって、#3454387の「~とされている」は事実であって嘘ではない。実際にそう言われているのだから。
一方、BBCの記事では森銑三氏がそう言っているといっているだけで、どの出版物にその言葉が現れているかという情報はない。本当だとすれば 『明治東京逸聞史』の出版後に見つけたのだろうが、裏付けとなる情報がない (日本国語大辞典の記述によると1879年の「東
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
それだけ本がたくさん出てて安いってことなんだろうな (スコア:2)
消費が追い付かなくて死蔵するってのは、裏返せば、それだけ無駄遣いで買い漁れるほど本が豊富で、かつ安いってことだ。
実際問題として、出版される本の点数と安価さ関しては、日本は世界有数の恵まれた環境の国だったりするわけで、豊かさがないと生まれない言葉だという解釈もできる。
なので、そんな言葉が輸出されることは実は誇っていいのではないだろうかね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
歴史を見ると、積読という言葉は、書籍は豊富でも安くもないときに作られているね。
積読という言葉ができたのは 1900年ごろ、明治~大正期に貴族院議員などを務めた田尻稲次郎氏が考案したとされている。「安い」書籍が発行されて部数が伸びたとされるのは、1926年の円本ブームで、この時の価格が円本という名が示す通り一冊一円。Wikipedia の円本の項によれば、一円は当時の大卒の初任給の2%ということなので、今の価値だと初任給をざっくり20万とすれば4000円ぐらいということになる。これが安いと言われたのだから、それまでの書籍の価格は推して知るべし。積読は金持ちだけができた贅沢で、それを実行する金持ちがいれば、そういう言葉ができることもあるってことだね。
Re: (スコア:0)
リンク先のBBCの記事に1879には見られるとあるのにこんな嘘を垂れ流すなんて何考えてんの?
Re:それだけ本がたくさん出てて安いってことなんだろうな (スコア:0)
1879年は1900年ごろと違うの?
Re: (スコア:0)
10年ひと昔って言うぐらいだから20年以上も差があれば~頃って言うのに違和感ある人はいると思うぞ。
古代史じゃなくて近代史だし。
20年あれば大正時代丸々飛び越しちゃうし。
Re: (スコア:0)
積読の由来についてちょっと検索をかけてみれば、「積読」という語について、明治34年(1901年)の雑誌「学燈」で田尻氏が使っていると、森銑三氏の『明治東京逸聞史2』に記述されていることがわかる。したがって、#3454387の「~とされている」は事実であって嘘ではない。実際にそう言われているのだから。
一方、BBCの記事では森銑三氏がそう言っているといっているだけで、どの出版物にその言葉が現れているかという情報はない。本当だとすれば 『明治東京逸聞史』の出版後に見つけたのだろうが、裏付けとなる情報がない (日本国語大辞典の記述によると1879年の「東