アカウント名:
パスワード:
根本の基礎部分のアップとかの写真も見たけど地中部分が1m程度しかない。あれで設計上問題ないの?
風力発電導入ガイドブック p.131http://www.nedo.go.jp/content/100079735.pdf [nedo.go.jp]
要は支柱が倒れなければいいので、基盤となる岩盤にロックボルトを打込みまくってこれをアンカーボルトにしてもよいし、柱の自重を大きくして岩盤にドスンと置いてもいいわけです昔だったら「タワーの長さの1/6以上を地中に埋めろ」みたいな有無を言わせない規制をしたでしょうが、今は必要とされる性能を定めるだけですから、要件を満たすどんな設計でも許可が下りると思いますよ鉄筋の数が見るからに少ないので手抜き工事だ!という声もありますが、十分な自重があれば鉄筋なんて重要じゃないんです(ボルト締めが一般的だろうし)「風力発電 基礎工事」で画像検索すると様々な風車の基礎工事の写真が見つかりますが、深さ的にはせいぜい数mですね。むしろフーチン(フーチング)の大きさをもっと広くとるべきだったかな?と思います想定される最大風速の見積もりが正しかったの?というのが議論になりそうな気がします
>想定される最大風速の見積もりが正しかったの?というのが議論になりそうな気がします
毎日の記事に2002年稼働とあるので、見積もりが甘かった可能性は大。ヨーロッパで開発された風車に日本の環境は厳しすぎるとか。2008年に台風対策を考慮したガイドラインが出されている。
http://www.nedo.go.jp/library/furyokuhoukoku_index.html [nedo.go.jp]
下を見ても仕方がないのですが2〜3年でぶっ壊れる風車よりは長持ちしたと言えるのかもしれません。2013年3月12日(火)京都府の「太鼓山風力発電所」 [itmedia.co.jp]2013年4月7日(日)三重県の「ウインドパーク笠取発電所」 [itmedia.co.jp]2013年9月5日(木)北海道苫前町(とままえちょう)の「苫前グリーンヒルウインドパーク」 [itmedia.co.jp]
2013年6月19日経済産業省商務流通保安グループ電力安全課「ウインドパーク笠取風力発電所事故を踏まえた対応について」 [meti.go.jp]
いずれにせよかなりの重量のある構造物を高所に備えるのであれば、安全率をかなり高く見積もってほしいものです。
少なくともまぁ、クリーンエネルギーだから安全、とは到底言える話じゃなくなったよなぁ。平時であれば市民もうろうろしてるような場所で、風が吹いただけでぶっ倒れるような風力発電機があったわけだから。
少なくとも原発に絶対の安全性を要求していた人達は、今回の件(太陽光パネルが崩れて新幹線で支障した件も含めて)を鑑みて、全力で風力や太陽光発電の反対運動もしていただきたい所存。
放射性物質が漏れなきゃ何が起こってもハッピーな原発アレルギーが、真面目に原発無くそうって考えてる人の脚を引っ張ってるってわかってるのかね。人が危険に晒されようが、物流がぶっ壊されようが、或いは経済が停滞しようが気にしないような原理主義者のサイコ野郎のほうがよっぽど頭悪いよ。
# 放射能で死のうが太陽光パネルの下敷きになろうが風車に潰されようが、死んだ人や遺族からすりゃ「ふざけんな」以上の違いはなかろうて
風車が倒れたらけがする範囲にすむ人なんかいないって。原発が爆発したら死ぬ範囲に住んでいる人はいるだろうけれど。
太鼓山等は乱流の問題と考えられるので台風が原因の本件と同列に考えるとやや問題。疲労の問題と最大荷重の問題の違い。どちらにしても絶対に壊れないというのは(主にコスト的に)無理な話で、設計条件を超えた風が来れば壊れてもやむなし。ただ設計条件が甘かったというのは問題で、追加のガイドラインが発表されたりはしているわけで。
そもそも淡路市がそんなに風が強くなさそうなので、甘い設計や手抜き施工でもなんとかなっていた感じかも
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
基礎 (スコア:3, 興味深い)
根本の基礎部分のアップとかの写真も見たけど地中部分が1m程度しかない。あれで設計上問題ないの?
Re:基礎 (スコア:4, 参考になる)
風力発電導入ガイドブック p.131
http://www.nedo.go.jp/content/100079735.pdf [nedo.go.jp]
要は支柱が倒れなければいいので、基盤となる岩盤にロックボルトを打込みまくってこれをアンカーボルトにしてもよいし、柱の自重を大きくして岩盤にドスンと置いてもいいわけです
昔だったら「タワーの長さの1/6以上を地中に埋めろ」みたいな有無を言わせない規制をしたでしょうが、今は必要とされる性能を定めるだけですから、要件を満たすどんな設計でも許可が下りると思いますよ
鉄筋の数が見るからに少ないので手抜き工事だ!という声もありますが、十分な自重があれば鉄筋なんて重要じゃないんです(ボルト締めが一般的だろうし)
「風力発電 基礎工事」で画像検索すると様々な風車の基礎工事の写真が見つかりますが、深さ的にはせいぜい数mですね。
むしろフーチン(フーチング)の大きさをもっと広くとるべきだったかな?と思います
想定される最大風速の見積もりが正しかったの?というのが議論になりそうな気がします
Re:基礎 (スコア:2, 参考になる)
>想定される最大風速の見積もりが正しかったの?というのが議論になりそうな気がします
毎日の記事に2002年稼働とあるので、見積もりが甘かった可能性は大。
ヨーロッパで開発された風車に日本の環境は厳しすぎるとか。
2008年に台風対策を考慮したガイドラインが出されている。
http://www.nedo.go.jp/library/furyokuhoukoku_index.html [nedo.go.jp]
Re:基礎 (スコア:3, 参考になる)
下を見ても仕方がないのですが2〜3年でぶっ壊れる風車よりは長持ちしたと言えるのかもしれません。
2013年3月12日(火)京都府の「太鼓山風力発電所」 [itmedia.co.jp]
2013年4月7日(日)三重県の「ウインドパーク笠取発電所」 [itmedia.co.jp]
2013年9月5日(木)北海道苫前町(とままえちょう)の「苫前グリーンヒルウインドパーク」 [itmedia.co.jp]
2013年6月19日経済産業省商務流通保安グループ電力安全課「ウインドパーク笠取風力発電所事故を踏まえた対応について」 [meti.go.jp]
いずれにせよかなりの重量のある構造物を高所に備えるのであれば、安全率をかなり高く見積もってほしいものです。
Re: (スコア:0)
少なくともまぁ、クリーンエネルギーだから安全、とは到底言える話じゃなくなったよなぁ。
平時であれば市民もうろうろしてるような場所で、風が吹いただけでぶっ倒れるような風力発電機があったわけだから。
少なくとも原発に絶対の安全性を要求していた人達は、今回の件(太陽光パネルが崩れて新幹線で支障した件も含めて)を鑑みて、全力で風力や太陽光発電の反対運動もしていただきたい所存。
Re: (スコア:0)
放射性物質が漏れなきゃ何が起こってもハッピーな原発アレルギーが、真面目に原発無くそうって考えてる人の脚を引っ張ってるってわかってるのかね。
人が危険に晒されようが、物流がぶっ壊されようが、或いは経済が停滞しようが気にしないような原理主義者のサイコ野郎のほうがよっぽど頭悪いよ。
# 放射能で死のうが太陽光パネルの下敷きになろうが風車に潰されようが、死んだ人や遺族からすりゃ「ふざけんな」以上の違いはなかろうて
Re: (スコア:0)
風車が倒れたらけがする範囲にすむ人なんかいないって。原発が爆発したら死ぬ範囲に住んでいる人はいるだろうけれど。
Re: (スコア:0)
太鼓山等は乱流の問題と考えられるので台風が原因の本件と同列に考えるとやや問題。疲労の問題と最大荷重の問題の違い。
どちらにしても絶対に壊れないというのは(主にコスト的に)無理な話で、設計条件を超えた風が来れば壊れてもやむなし。
ただ設計条件が甘かったというのは問題で、追加のガイドラインが発表されたりはしているわけで。
そもそも淡路市がそんなに風が強くなさそうなので、甘い設計や手抜き施工でもなんとかなっていた感じかも