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よくある誤解なんだけど、「大気圏再突入で火が出る」というのは、マッハ22のまま0.7~1気圧とかの大気に突っ込むとエアブレーキがあまりの空気抵抗で発火する、そして発火を前提に断熱材が作ってある、というだけのことで、別に大気圏の表面に粘っこい燃えるフィルムがくっついていて、出入りすると熱が発生しているって訳じゃない。
だから、発生する熱や減速Gはある程度コントロールが効く。例えば予めロケットエンジンで減速しておくとか、もっとゆったりしたパラシュートでもっと高いところから減速を始めるとか、色々な減速方法がほんとは考えられる。「スペースシップツーは…ICBMの再突入時の加熱は…」というのはあんまり正確じゃない。SS2は民間機として当たり前に安く安全に作る意味があるし、ICBMの場合は特に迎撃を避けるために高速を維持してる。
しばしばマンガなどでは「大気との摩擦熱で燃え尽きる」と表現されてきたが、実は「断熱圧縮」だそうだ。とはいえ、熱が出るのは事実だし、当の宇宙飛行士に取ってさえ大きな違いはないかもしれない。
#同じ原理では「炎のコマ」は燃え上がらないだろう。どれだけ回転してもそれだけでは圧縮がないから。
いや、だからその熱量は「発生する」んじゃなくて「作り出してる」ものなんだってことよ。十分に減速すれば発生しないし、わざと発生させれば減速できる。
コーヒー豆を焙煎するんだから作り出す必要があるだろ。
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再突入時に熱が発生するわけじゃない (スコア:0)
よくある誤解なんだけど、「大気圏再突入で火が出る」というのは、マッハ22のまま0.7~1気圧とかの大気に突っ込むとエアブレーキがあまりの空気抵抗で発火する、そして発火を前提に断熱材が作ってある、というだけのことで、別に大気圏の表面に粘っこい燃えるフィルムがくっついていて、出入りすると熱が発生しているって訳じゃない。
だから、発生する熱や減速Gはある程度コントロールが効く。例えば予めロケットエンジンで減速しておくとか、もっとゆったりしたパラシュートでもっと高いところから減速を始めるとか、色々な減速方法がほんとは考えられる。「スペースシップツーは…ICBMの再突入時の加熱は…」というのはあんまり正確じゃない。SS2は民間機として当たり前に安く安全に作る意味があるし、ICBMの場合は特に迎撃を避けるために高速を維持してる。
Re: (スコア:0)
しばしばマンガなどでは「大気との摩擦熱で燃え尽きる」と表現されてきたが、実は「断熱圧縮」だそうだ。
とはいえ、熱が出るのは事実だし、当の宇宙飛行士に取ってさえ大きな違いはないかもしれない。
#同じ原理では「炎のコマ」は燃え上がらないだろう。どれだけ回転してもそれだけでは圧縮がないから。
Re:再突入時に熱が発生するわけじゃない (スコア:0)
いや、だからその熱量は「発生する」んじゃなくて「作り出してる」ものなんだってことよ。
十分に減速すれば発生しないし、わざと発生させれば減速できる。
Re: (スコア:0)
コーヒー豆を焙煎するんだから作り出す必要があるだろ。