アカウント名:
パスワード:
日本の輸入タコの6分の1がモーリシャス産。ここでタコが取れないとタコの値段は上がりそうだ。
それ以前に、モーリシャスが国として、船を所有してる商船三井に損害賠償訴訟(多分、かなりの額)を起こすなんて話も有りませんでしたっけ? (絶滅危惧種が色々と居る地域を重油で汚染してしまったので……)
ガセ情報ですね。船の所有者は商船三井じゃありません。
あえて、たとえ話をすると、これは1) ある企業Aが客を帰宅させるために、タクシー会社Bに配車を依頼2) タクシーは客を無事送り届ける3) タクシーが会社Bに戻る途中で事故という話です。
この場合、事故の賠償責任は誰にあると思いますか?多くの人は、タクシー会社Bだと答えるはずです。企業A側の責任を問う人は少ないはずです。というかAには何の落ち度もありません。
モーリシャス沖の事故の場合はAが商船三井Bが長鋪汽船という関係になります。つまり普通に考えれば賠償責任があるのは長鋪汽船で、商船三井は無関係です。
しかし商船三井は大企業です。企業イメージを守る必要があります。そのため道義上、記者会見などでは長鋪汽船と一緒に謝罪をしています。
ところが記者会見などをよく見ると、謝罪をしているのは「長鋪汽船の社長」と「商船三井の副社長」です。このように謝罪の主役は長鋪汽船です。この点からも、賠償の主役は長鋪汽船と考えるのが妥当でしょう。
今後の展開としてはa) 賠償は長鋪汽船。支払いは保険でカバーb) 金銭面の不足分は海運業界がみんなで支援 海運業は座礁事故などが時々発生するので、互助会がありますc) 座礁&流出に関する過失割合について、長鋪汽船、サルベージ会社、モーリシャス政府の三者間で裁判がおこる コロナ対策の影響で、サルベージ会社の担当者達がモーリシャスに入国するのに手間取り、被害が拡大したという話がありますd) 商船三井は道義上の責任があるので、再生&支援のための基金とか支援団体を作るぐらいでしょう
> 記者会見などをよく見ると、謝罪をしているのは「長鋪汽船の社長」と「商船三井の副社長」です。
日本海事新聞(という業界紙があるのですね)に二人のインタビューの内容が詳しめに書かれています。https://www.jmd.co.jp/article.php?no=259744 [jmd.co.jp]
船はパナマ船籍で、船長はインド人、乗組員も外国人のみらしいですね。コストを最適化した結果なんだろうけど、ややこしすぎる。
一次請けと、下請けみたいなものか。
利益は一次請けがたくさんもらい、下請けは少しだけ。事故が起きたら下請けが責任取ってしっぽ切り。
なんてうまくいくもんかね。
たとえそうだとしたら、補償能力がない船主が保険に加入していて払えるのかどうかになってくるし、補償できなければ日本という国として責任を取る必要がある。しかし、ブラジル・中国間の輸送での事故であって、儲けてるのは商船三井だろうし、日本国民にはほとんど恩恵はない仕事での事故。
商船三井も責任をもって保証する必要はあるだろ。
日本政府はこの問題に対する対応も消極的で、「専門家派遣の支援」だけ。それより総理大臣にまとまった休みを与えなきゃいけない重要事項があるのでモーリシャスの環境破壊なんか記者会見なんてする余裕もないよ。
タクシーの例でも良いけどamazonと配達業者の関係だよ。で、配達業者がわき見運転して事故った場合にamazonは儲かってるから責任があるって言ってるのが貴方ってこと。amazonは購入者に対して品物を渡す責任はあるけど、事故に対しての責任はないよ。まぁ配送業者が事故の賠償を払えなかったりやらかしが多い業者の場合は賠償金を払うと思うけどね。
ちなみに国は責任無いけど外交関係から専門家を派遣しただけだよ。この件に関して国が当事者じゃないし、特別に記者会見なんてしないでしょ。定例会見とかで聞かれたら答えるくらいだよ。
amazon直営・専用の宅配業者ならamazonの責任が問われると思うが、一般的にamazonで購入した商品を配送するのは、amazon以外の荷物も運んでいる業者なので、その例はまーーーったく合わないね。
Uber Eatsが近いんじゃね?
ズレすぎてない?荷主が複数って言いたいなら荷主すべてに責任があるって言ってることだよ。
そもそもuber eatsだと企業形態が違うでしょ?uber配達員じゃ賠償金を払えないからuberが払うってことになるでしょ。
> amazonは購入者に対して品物を渡す責任はあるけど、事故に対しての責任はないよ
要するに、日本の法律で一般化すると(※)、不法行為における注文者の責任ということになるんだよね。日本の法制度では、注文者(この場合でいうと三井商船)に過失がある場合にのみ注文者は不法行為責任を負うことになっていて#3871512は注文者に過失がないと考えて「多くの人は、タクシー会社Bだと答えるはず」と書いているのだろう。これに対して#3871946の考えは(よくわからないので推測だけど)道義的責任を法的責任レベルまで持ち上げてなんとか処理させようって話なのではないの?お互いに価値観・拠って立つ論拠が噛み合ってないのね。
※実際は国際海運関連法の適用があるんでしょうが、詳しくないので日本の法制で説明してみた。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
モーリシャス (スコア:1)
日本の輸入タコの6分の1がモーリシャス産。
ここでタコが取れないとタコの値段は上がりそうだ。
Re: (スコア:2)
それ以前に、モーリシャスが国として、船を所有してる商船三井に損害賠償訴訟(多分、かなりの額)を起こすなんて話も有りませんでしたっけ?
(絶滅危惧種が色々と居る地域を重油で汚染してしまったので……)
商船三井に賠償責任は無い (スコア:5, 参考になる)
ガセ情報ですね。船の所有者は商船三井じゃありません。
あえて、たとえ話をすると、これは
1) ある企業Aが客を帰宅させるために、タクシー会社Bに配車を依頼
2) タクシーは客を無事送り届ける
3) タクシーが会社Bに戻る途中で事故
という話です。
この場合、事故の賠償責任は誰にあると思いますか?
多くの人は、タクシー会社Bだと答えるはずです。企業A側の責任を問う人は少ないはずです。というかAには何の落ち度もありません。
モーリシャス沖の事故の場合は
Aが商船三井
Bが長鋪汽船
という関係になります。つまり普通に考えれば賠償責任があるのは長鋪汽船で、商船三井は無関係です。
しかし商船三井は大企業です。企業イメージを守る必要があります。
そのため道義上、記者会見などでは長鋪汽船と一緒に謝罪をしています。
ところが記者会見などをよく見ると、謝罪をしているのは「長鋪汽船の社長」と「商船三井の副社長」です。
このように謝罪の主役は長鋪汽船です。この点からも、賠償の主役は長鋪汽船と考えるのが妥当でしょう。
今後の展開としては
a) 賠償は長鋪汽船。支払いは保険でカバー
b) 金銭面の不足分は海運業界がみんなで支援
海運業は座礁事故などが時々発生するので、互助会があります
c) 座礁&流出に関する過失割合について、長鋪汽船、サルベージ会社、モーリシャス政府の三者間で裁判がおこる
コロナ対策の影響で、サルベージ会社の担当者達がモーリシャスに入国するのに手間取り、被害が拡大したという話があります
d) 商船三井は道義上の責任があるので、再生&支援のための基金とか支援団体を作る
ぐらいでしょう
Re:商船三井に賠償責任は無い (スコア:4, 参考になる)
> 記者会見などをよく見ると、謝罪をしているのは「長鋪汽船の社長」と「商船三井の副社長」です。
日本海事新聞(という業界紙があるのですね)に二人のインタビューの内容が詳しめに書かれています。
https://www.jmd.co.jp/article.php?no=259744 [jmd.co.jp]
Re: (スコア:0)
船はパナマ船籍で、船長はインド人、乗組員も外国人のみらしいですね。
コストを最適化した結果なんだろうけど、ややこしすぎる。
Re: (スコア:0)
一次請けと、下請けみたいなものか。
利益は一次請けがたくさんもらい、下請けは少しだけ。
事故が起きたら下請けが責任取ってしっぽ切り。
なんてうまくいくもんかね。
たとえそうだとしたら、補償能力がない船主が保険に加入していて払えるのかどうかになってくるし、補償できなければ日本という国として責任を取る必要がある。
しかし、ブラジル・中国間の輸送での事故であって、儲けてるのは商船三井だろうし、日本国民にはほとんど恩恵はない仕事での事故。
商船三井も責任をもって保証する必要はあるだろ。
日本政府はこの問題に対する対応も消極的で、「専門家派遣の支援」だけ。
それより総理大臣にまとまった休みを与えなきゃいけない重要事項があるのでモーリシャスの環境破壊なんか記者会見なんてする余裕もないよ。
Re: (スコア:0)
タクシーの例でも良いけどamazonと配達業者の関係だよ。
で、配達業者がわき見運転して事故った場合にamazonは儲かってるから責任があるって言ってるのが貴方ってこと。
amazonは購入者に対して品物を渡す責任はあるけど、事故に対しての責任はないよ。
まぁ配送業者が事故の賠償を払えなかったりやらかしが多い業者の場合は賠償金を払うと思うけどね。
ちなみに国は責任無いけど外交関係から専門家を派遣しただけだよ。
この件に関して国が当事者じゃないし、特別に記者会見なんてしないでしょ。
定例会見とかで聞かれたら答えるくらいだよ。
Re: (スコア:0)
amazon直営・専用の宅配業者ならamazonの責任が問われると思うが、一般的にamazonで購入した商品を配送するのは、amazon以外の荷物も運んでいる業者なので、その例はまーーーったく合わないね。
Uber Eatsが近いんじゃね?
Re: (スコア:0)
ズレすぎてない?
荷主が複数って言いたいなら荷主すべてに責任があるって言ってることだよ。
そもそもuber eatsだと企業形態が違うでしょ?
uber配達員じゃ賠償金を払えないからuberが払うってことになるでしょ。
Re: (スコア:0)
> amazonは購入者に対して品物を渡す責任はあるけど、事故に対しての責任はないよ
要するに、日本の法律で一般化すると(※)、不法行為における注文者の責任ということになるんだよね。
日本の法制度では、注文者(この場合でいうと三井商船)に過失がある場合にのみ注文者は不法行為責任を負うことになっていて
#3871512は注文者に過失がないと考えて「多くの人は、タクシー会社Bだと答えるはず」と書いているのだろう。
これに対して#3871946の考えは(よくわからないので推測だけど)道義的責任を法的責任レベルまで持ち上げてなんとか処理させようって話なのではないの?
お互いに価値観・拠って立つ論拠が噛み合ってないのね。
※実際は国際海運関連法の適用があるんでしょうが、詳しくないので日本の法制で説明してみた。