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考えてみたらいい、瀬戸内海は昔から工場排水で栄養塩が豊富だったのか?そうじゃないだろう。
工場ができる前は山から栄養塩がきちんと供給され、山と海が繋がって一つの生態系になっていた。落ち葉が分解され、それを食べるもの、さらにそれを食べる生き物の生態系が海まで含めて存在したわけだ。その繋がりやバランスを考えないまま、現状の栄養塩不足を単純にとらえて「海に栄養が足りない!海に供給しなきゃ!」ということで下水処理場の運用方法を調整して戻すというのは、あまりに近視眼的でおかしい。不足する原因は山から川にかけての生態系が壊滅しているからだよ。里山は荒れ、山は針葉樹林ばかり植わっているから十分な落ち葉もないし。
環境省なんだから、きちんと農林水産省や経済産業省と連携して山から海まで一つながりで対応してほしい。もし説明不足で、単にこれが対策の一つに過ぎないというのであれば、そう説明すればいいだけだが。そうでないと、また赤潮やら青潮まで戻るよ。
工業廃水に栄養が含まれていたのがキレイになったからダメ、なのではなくて河川工事やダム建設で陸上の栄養が河川から海へ流れ出にくくなったのが原因ですよね。
いや、それは主因ではない。加速した一因としてはコンクリの護岸もあるが、治水のため致し方ないとして、そもそも初めから(山から)栄養が出なくなった。針葉樹林を植林されて生態系が貧しくなったり。また保水力の高い広葉樹林が減って土砂の流出で海側が砂漠化したのも原因。
戦後、治水・治山が進んで土砂の流出はそれまでに比べて格段に少なくなりましたが、それにより山から海に流れる栄養塩が減少したのが海の砂漠化の原因なので全く逆です。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
原因をおろそかにして短期的な解決を図る愚策 (スコア:0)
考えてみたらいい、瀬戸内海は昔から工場排水で栄養塩が豊富だったのか?
そうじゃないだろう。
工場ができる前は山から栄養塩がきちんと供給され、山と海が繋がって一つの生態系になっていた。
落ち葉が分解され、それを食べるもの、さらにそれを食べる生き物の生態系が海まで含めて存在したわけだ。
その繋がりやバランスを考えないまま、現状の栄養塩不足を単純にとらえて「海に栄養が足りない!海に供給しなきゃ!」ということで下水処理場の運用方法を調整して戻すというのは、あまりに近視眼的でおかしい。
不足する原因は山から川にかけての生態系が壊滅しているからだよ。
里山は荒れ、山は針葉樹林ばかり植わっているから十分な落ち葉もないし。
環境省なんだから、きちんと農林水産省や経済産業省と連携して山から海まで一つながりで対応してほしい。
もし説明不足で、単にこれが対策の一つに過ぎないというのであれば、そう説明すればいいだけだが。
そうでないと、また赤潮やら青潮まで戻るよ。
Re: (スコア:0)
工業廃水に栄養が含まれていたのがキレイになったからダメ、なのではなくて河川工事やダム建設で陸上の栄養が河川から海へ流れ出にくくなったのが原因ですよね。
Re: (スコア:0)
いや、それは主因ではない。
加速した一因としてはコンクリの護岸もあるが、治水のため致し方ないとして、そもそも初めから(山から)栄養が出なくなった。
針葉樹林を植林されて生態系が貧しくなったり。
また保水力の高い広葉樹林が減って土砂の流出で海側が砂漠化したのも原因。
Re:原因をおろそかにして短期的な解決を図る愚策 (スコア:0)
戦後、治水・治山が進んで土砂の流出はそれまでに比べて格段に少なくなりましたが、
それにより山から海に流れる栄養塩が減少したのが海の砂漠化の原因なので全く逆です。