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その電気を発電するのに結局ガソリン使うんだから環境にもっと悪くなりますがな。
ありとあらゆる面で完全に間違ってるねキミは
1・発電所ではガソリンは使わない2・発電所は大規模なのでエネルギー効率は車載の小型エンジンよりも上3・そもそも今回のガソリン車撤廃は温室効果ガスの排出減少が目的である。車載のマフラーでは温室効果ガスは回収できない。発電所では温室効果ガス回収設備が使える。
1はどうなんだろ?ガソリンがだぶつきまくることになりそうだけど。
a. 他も含めて化石燃料の使用が激減するからバランスが取れるb. ガソリンは改質して今とは違う用途に回すc. 需要が急増する電力をガソリン火力発電所で補う
ぐらいがありえそうだけど、楽なのはcかと。
ガソリンは油田からガソリンとして湧いてきているわけではなく、油田から取れた原油をいろんな工程で処理して重油・軽油・灯油・ベンゼン・ガソリンなどいろんな形態で製品化してるだけ
だからガソリンの消費量が減ったなら灯油とか重油とか他の形態で製品化するよ
原油から生成される油種の比率は決まっていて、ガソリンを使わないからその分を重油にするとかできないよ。現に軽油は余っているので輸出してる。
> 原油から生成される油種の比率は決まっていて、ガソリンを使わないからその分を重油にするとかできないよ。
ガソリンを重油にするとかじゃなくて、重油等からガソリンを作るんだよ。「原油から生成される油種の比率は決まっていて」いないよ。
日本の場合は、値段が安かったベビー・サワーな原油に適合する様に製油所が作られてる。ベビーとはガソリン等の軽い留分が少ない原油(重質油)、サワーとは硫黄化合物を多く含む原油の事。ベビー・サワーな原油は、欲しいガソリンが精留では取れないし、硫黄化合物を取り除く手間が面倒臭いので値段が安かったんだ。
じゃあ、そういうベビーな原油からガソリンを取るのはどうするかと言うと、クラッキング [wikipedia.org]という方法で、軽油や重油を分解して作るんだ。クラッキング・ガソリンの方が精留されたガソリンより質が良い(オクタン価が高い)傾向にはあるな。
ガソリンが余っっちゃうんじゃないの、と言う疑問への答は中長期的には「クラッキングを止める」と「ナフサの輸入を止めてガソリンを転用」だな。日本は令和元年度だと2600万kl程度のナフサを輸入している。これは同年度のガソリン生産量の60%程度の値だ。
短期的にはガソリンが余っっちゃうケースはある。中越地震で柏崎刈羽原発が止まった時、ガソリンの先物価格が暴落した事があったんだけど、これは、原発が止る→汽力発電フル稼働→重油の需要増大→一緒に出来るガソリンがだぶつく→ガソリンが安くなる、ってな連想ゲームの結果ね。
「現に軽油は余っているので輸出してる」だが、確かにヘビーな原油を多く扱っている日本では重い留分が多く出来て余り易いってのはあると思う。だから、重油の輸出も多い。ただ別の見方とすれば、寡占化している日本の石油業界が国内価格の高値安定を目的に、需給をタイトにするがために輸出しているというのはあるかも知れない。原油価格はコロナ前の半値程度だけど、石油製品の値段は日本では殆ど変ってないでしょ?
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
効率悪くね? (スコア:0)
その電気を発電するのに結局ガソリン使うんだから環境にもっと悪くなりますがな。
Re: (スコア:2)
その電気を発電するのに結局ガソリン使うんだから環境にもっと悪くなりますがな。
ありとあらゆる面で完全に間違ってるねキミは
1・発電所ではガソリンは使わない
2・発電所は大規模なのでエネルギー効率は車載の小型エンジンよりも上
3・そもそも今回のガソリン車撤廃は温室効果ガスの排出減少が目的である。車載のマフラーでは温室効果ガスは回収できない。発電所では温室効果ガス回収設備が使える。
Re: (スコア:0)
1はどうなんだろ?ガソリンがだぶつきまくることになりそうだけど。
a. 他も含めて化石燃料の使用が激減するからバランスが取れる
b. ガソリンは改質して今とは違う用途に回す
c. 需要が急増する電力をガソリン火力発電所で補う
ぐらいがありえそうだけど、楽なのはcかと。
Re: (スコア:1)
1はどうなんだろ?ガソリンがだぶつきまくることになりそうだけど。
ガソリンは油田からガソリンとして湧いてきているわけではなく、油田から取れた原油をいろんな工程で処理して重油・軽油・灯油・ベンゼン・ガソリンなどいろんな形態で製品化してるだけ
だからガソリンの消費量が減ったなら灯油とか重油とか他の形態で製品化するよ
Re: (スコア:0)
原油から生成される油種の比率は決まっていて、ガソリンを使わないからその分を重油にするとかできないよ。
現に軽油は余っているので輸出してる。
Re:効率悪くね? (スコア:0)
> 原油から生成される油種の比率は決まっていて、ガソリンを使わないからその分を重油にするとかできないよ。
ガソリンを重油にするとかじゃなくて、重油等からガソリンを作るんだよ。「原油から生成される油種の比率は決まっていて」いないよ。
日本の場合は、値段が安かったベビー・サワーな原油に適合する様に製油所が作られてる。ベビーとはガソリン等の軽い留分が少ない原油(重質油)、サワーとは硫黄化合物を多く含む原油の事。ベビー・サワーな原油は、欲しいガソリンが精留では取れないし、硫黄化合物を取り除く手間が面倒臭いので値段が安かったんだ。
じゃあ、そういうベビーな原油からガソリンを取るのはどうするかと言うと、クラッキング [wikipedia.org]という方法で、軽油や重油を分解して作るんだ。クラッキング・ガソリンの方が精留されたガソリンより質が良い(オクタン価が高い)傾向にはあるな。
ガソリンが余っっちゃうんじゃないの、と言う疑問への答は中長期的には「クラッキングを止める」と「ナフサの輸入を止めてガソリンを転用」だな。日本は令和元年度だと2600万kl程度のナフサを輸入している。これは同年度のガソリン生産量の60%程度の値だ。
短期的にはガソリンが余っっちゃうケースはある。中越地震で柏崎刈羽原発が止まった時、ガソリンの先物価格が暴落した事があったんだけど、これは、原発が止る→汽力発電フル稼働→重油の需要増大→一緒に出来るガソリンがだぶつく→ガソリンが安くなる、ってな連想ゲームの結果ね。
「現に軽油は余っているので輸出してる」だが、確かにヘビーな原油を多く扱っている日本では重い留分が多く出来て余り易いってのはあると思う。だから、重油の輸出も多い。ただ別の見方とすれば、寡占化している日本の石油業界が国内価格の高値安定を目的に、需給をタイトにするがために輸出しているというのはあるかも知れない。原油価格はコロナ前の半値程度だけど、石油製品の値段は日本では殆ど変ってないでしょ?