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商慣習として事業主対事業主に相応しい委託費を払う「紳士協定」が成立してた時代ならよかったんだけど、最低賃金を始めとした労基法破りが目的化してる現在は「雇用類似」の時点で規制を入れてしまうべきだと思う。
こういうビジネスモデルのヒントを世界に広めたのって日本のブラック企業だと思うんだけどね。奴隷の反省から各国で進んだ労働関連法を、全部骨抜きにする司法に挑戦するような発想は企業犯罪が不問になる国でないと怖くてできんだろ。
いや、雇用イコール「時間売り」という所が固定観念なのよ。「時間売り」なら、当然に「最低賃金の適用」となるけれど、世の中にはそうでない仕事もある。
外国でも、不動産の営業マンなどは、100%コミッション給与。その代わり、出社する必要すらない。
別に時間売りでもコミッションでもいいんだけど「相場」ってのがあるじゃん?
アメリカでフルコミッションの営業って平均年収が軽く10万ドル超えてるし、上位は50万ドルとかって世界じゃん?事業主として様々なリスク負わせて、成果さえ出せば青天井なのは対価としては当たり前なんだよ。事業が成功さえすれば夢を見れる世界ってのがアメリカンドリーム所以だし。
これが日本だと、単価が低すぎて雇用契約のような報酬(どころかそれ以下)で一方的にリスクだけ押し付けるよね。自転車での配達で人間の限界まで体力を使っても時間給で1000円超えないような奴隷契約だってあるし。
で、そのアメリカでも近年、倉庫業務のような「誰でも出来る簡単な重労働」が、日本のブラック企業を真似たのか偽装請負に転じて裁判とか起こされてるじゃん。
固定観念とかの以前の問題だよ。労働基準法無視で「実質的な労働契約」を求めるのって脱法以外の何でもない。
今、色々な手段で奴隷を作ろうと各国企業が躍起になってるように見えるわぁ。国外>国内なのだろうけど。
偽装請負ってのは超えてはいけないラインだったんだろうな。
発端はどう考えてもIT業界なんだろうけど。20年のIT業界は偽装請負だらけだったけど牛丼屋のバイトが請負とかはありえなかった。
それは「解雇規制が厳しい」という、日本の事情が原因。外国では直接雇用して、受注が無くなったらレイオフしますもの。マージンをかます必要がない。
もともと解雇自由なバイトを請負に変える理由にはならんだろ。残業代払わず死ぬまで働かせながら責任取らないための悪用に過ぎんぞ。
もちろん裁判で請負契約自体が否定されることにはなったが、今度は「裁判で訴えられたら払えばいい」「訴えた奴はクビ」って運用を初めた。
あとITの偽装請負は多重請けも漏れなく付いてくるが、人間と金を右から左に流すだけの中間業者がマージン抜く理由も解雇規制の理由にはならんな。
それは「すき家」という外食の特殊な1例であって、IT業界の多重派遣とは、背景が異なりますよ。それ以外でも「すき家」がおかしすぎるという点は同意します。
ITの多重派遣はすき家以上におかしすぎるんだけどね。多重請けの末端(=派遣元)と労働者の契約まで請負なことが多いので単純に中間業者が搾取するだけの構図だし。黎明期は「社員のような働き方をする個人事業主」とかNHKの特番とかで持ち上げてたことすらあったけど、当時は中間搾取されても末端の報酬も低くはなかったからある意味「輝いていた」のかもしれないけど。
で、すき家がどこにヒントを得て偽装請負やり始めたのか?って考えるとIT以外にはないと思う。「構内請負」なんて発想は普通は出てこない。
それ自体は、IT以前に建築業界の普通ですがな。ゼネコンが受注し、多重請負で地元企業が取り、現場は一人親方だったりと。まあゼネコンが、一人親方に直接発注してくれる訳はないよね。。
その建設業界の普通が西側先進国では異常なんだけどね。各社の専門分野で分業する請負構造なら普通にあるけど、非熟練の人足集めるだけの多重請けは日本独特。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
雇用類似契約 (スコア:1)
商慣習として事業主対事業主に相応しい委託費を払う「紳士協定」が成立してた時代なら
よかったんだけど、最低賃金を始めとした労基法破りが目的化してる現在は「雇用類似」の
時点で規制を入れてしまうべきだと思う。
こういうビジネスモデルのヒントを世界に広めたのって日本のブラック企業だと思うんだけどね。
奴隷の反省から各国で進んだ労働関連法を、全部骨抜きにする司法に挑戦するような発想は
企業犯罪が不問になる国でないと怖くてできんだろ。
Re: (スコア:0)
いや、雇用イコール「時間売り」という所が固定観念なのよ。
「時間売り」なら、当然に「最低賃金の適用」となるけれど、世の中にはそうでない仕事もある。
外国でも、不動産の営業マンなどは、100%コミッション給与。その代わり、出社する必要すらない。
Re: (スコア:1)
別に時間売りでもコミッションでもいいんだけど「相場」ってのがあるじゃん?
アメリカでフルコミッションの営業って平均年収が軽く10万ドル超えてるし、上位は50万ドルとかって世界じゃん?
事業主として様々なリスク負わせて、成果さえ出せば青天井なのは対価としては当たり前なんだよ。
事業が成功さえすれば夢を見れる世界ってのがアメリカンドリーム所以だし。
これが日本だと、単価が低すぎて雇用契約のような報酬(どころかそれ以下)で一方的にリスクだけ押し付けるよね。
自転車での配達で人間の限界まで体力を使っても時間給で1000円超えないような奴隷契約だってあるし。
で、そのアメリカでも近年、倉庫業務のような「誰でも出来る簡単な重労働」が、日本のブラック企業を真似たのか
偽装請負に転じて裁判とか起こされてるじゃん。
固定観念とかの以前の問題だよ。労働基準法無視で「実質的な労働契約」を求めるのって脱法以外の何でもない。
Re: (スコア:0)
今、色々な手段で奴隷を作ろうと各国企業が躍起になってるように見えるわぁ。
国外>国内なのだろうけど。
Re: (スコア:0)
偽装請負ってのは超えてはいけないラインだったんだろうな。
発端はどう考えてもIT業界なんだろうけど。
20年のIT業界は偽装請負だらけだったけど牛丼屋のバイトが請負とかはありえなかった。
Re: (スコア:0)
それは「解雇規制が厳しい」という、日本の事情が原因。
外国では直接雇用して、受注が無くなったらレイオフしますもの。マージンをかます必要がない。
Re:雇用類似契約 (スコア:0)
もともと解雇自由なバイトを請負に変える理由にはならんだろ。
残業代払わず死ぬまで働かせながら責任取らないための悪用に過ぎんぞ。
もちろん裁判で請負契約自体が否定されることにはなったが、今度は
「裁判で訴えられたら払えばいい」「訴えた奴はクビ」って運用を初めた。
あとITの偽装請負は多重請けも漏れなく付いてくるが、人間と金を右から
左に流すだけの中間業者がマージン抜く理由も解雇規制の理由にはならんな。
Re: (スコア:0)
それは「すき家」という外食の特殊な1例であって、IT業界の多重派遣とは、背景が異なりますよ。
それ以外でも「すき家」がおかしすぎるという点は同意します。
Re: (スコア:0)
ITの多重派遣はすき家以上におかしすぎるんだけどね。
多重請けの末端(=派遣元)と労働者の契約まで請負なことが多いので
単純に中間業者が搾取するだけの構図だし。黎明期は「社員のような
働き方をする個人事業主」とかNHKの特番とかで持ち上げてたことすら
あったけど、当時は中間搾取されても末端の報酬も低くはなかったから
ある意味「輝いていた」のかもしれないけど。
で、すき家がどこにヒントを得て偽装請負やり始めたのか?って考えると
IT以外にはないと思う。「構内請負」なんて発想は普通は出てこない。
Re: (スコア:0)
それ自体は、IT以前に建築業界の普通ですがな。
ゼネコンが受注し、多重請負で地元企業が取り、現場は一人親方だったりと。
まあゼネコンが、一人親方に直接発注してくれる訳はないよね。。
Re: (スコア:0)
その建設業界の普通が西側先進国では異常なんだけどね。
各社の専門分野で分業する請負構造なら普通にあるけど、
非熟練の人足集めるだけの多重請けは日本独特。