アカウント名:
パスワード:
柳の下で「うらめしや~」って幽霊のことはさておき、死後の世界や生まれ変わりに繋がる「魂」を認めてるんだし、ほぼ肯定じゃないの。
「(霊魂の)存在を否定する宗派は意外に多い」は違う気がする。
死後の世界や生まれ変わりに繋がる「魂」を認めてる
釈迦の教えとしては、「そんなん知らんがな」で、少なくとも積極的には認めていない。「そんなん知らんがな」と言うのはつまり、死んでしまったらその後のことを語ることはできないし、生きている人は死を体験してないんだから、議論する意味がない、ってことだね。
もっとも、方便は認めてるので、霊魂を持ち出して説明することはある。また、釈迦が死んだ後の仏教もしくは仏教系宗教の考え方は別。
釈迦が「輪廻転生」を認めていたのかどうかについては、現在も議論が絶えません。しかし、教義(悟ると輪廻の輪から外れる)から考えると「認めていた」というのが、仏教学の学説では主流となっています。ただし、「霊魂」の存在については、仰るとおり「そんなの知らんがな」です。
インド哲学ではすべて、「輪廻転生」を認めています。インド哲学の釈迦派たる仏教が否定したのは、「アートマンは常一主宰」という所だけ。
輪廻転生を認めないし、アートマンも認めないのは、六師外道ですね。。
輪廻があるからと言って魂があることにはならなくて、そもそも「魂」の定義をしないとですね。
「霊魂」というのが中国土着の発想であって、インド哲学におけるアートマンとは異なるので。
日本の仏教は、中国を通じて入ってきたせいで、中国土着の信仰が混ざってしまっている。「お盆」「先祖崇拝」なんて、インドにはないし。
ちょっと補足。先祖崇拝は、実は世界的には珍しい信仰です。世界的には、神や自然など、超越した存在への信仰のみであるところが多いんですよね。
中国や日本など限られた地域では、先祖崇拝が古代から存在していました。仏教は、中国で先祖崇拝の要素が加えられた後、同じく先祖崇拝の風習のある日本に、すんなりと受け入れられました。
> 先祖崇拝は、実は世界的には珍しい信仰です。
そうかなあ。アブラハムの宗教以外だと、アミニズム的な信仰や多神教的な信仰の中に祖霊崇拝の要素が含まれる例が多いような気がするが。
ヒンズー教とかインカの宗教にもそういった要素があるみたいだし。
立派な墓を作って「死後の家」と考えるのは、中国土着の慣習で。インドなんて、遺体は川のそばで焼いた後、ガンジス川にポイじゃないか。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/37/2/37_2_976/_article/-char/ja/ [jst.go.jp]https://researchmap.jp/read0019873/misc/23525248/attachment_file.pdf [researchmap.jp]
とか、わりと広範囲で祖霊崇拝は古代宗教の要素として含まれてるように見える。別に「神聖な川に流して埋葬し、墓を設けない」からといって、信仰の対象になってないとは言えないわけだし。
立派とは言えなくても墓を作る習慣は世界各地にあり、つながりがある地域とは考えにくいほど広範囲なのでわりと普遍的。また血族集団を重視する文化(これも世界の各地にある)だと共通の祖先はそのつながりを維持するための重要な存在で、先祖崇拝的な要素も含まれているといっていいと思う。
トーテミズムは、クマ、タカ、オオカミなどをご先祖様としているので先祖崇拝にあたるかも。
神話に登場人物(神)たちが多いのはご先祖様は某神の息子某であると名乗る人達が多いからと聞いたことある。
世界中にある一族、一部族というのも忘れられるまでは特定のご先祖が出発点かと思う。
まあ他人様との会話で政治、宗教はタブーだと言うのにはある程度同意できる。
#個人的には、ホットケというスタンスです。
祖霊(部族のシンボル)と先祖(個人)は違うって事だろうなあ
先祖崇拝は世界的に珍しい→ 先祖崇拝とは先祖個人への崇拝だ→ 個人の墓を作って祀ることだ
どんどん定義が狭くなる……
13億人もいれば、そりゃマイノリティもそれなりの数がいるんじゃない。研究者はそういうマイノリティを掘り出すのが仕事なのだし。
世代が遠いご先祖様についての信仰は私はちょっとわからないが、
顔見知りくらいの世代差or高名なご先祖ならミイラになってもらってお目出たいときなんかに出てきてもらうのが現代でも東南アジアとニュージーランドあたりにあった気がする。
横からだが(#4095889) (#4095901) で「『先祖崇拝』は世界的に見て珍しい」というコメントに対して(#4095934) で「『祖霊崇拝』は多いような気がするが」と前コメをいきなり拡大解釈して汎用化して否定いっているのはnimさん自身では
そして今「『先祖崇拝』の定義が狭くなる」と文句言われてもどうしろと
仰るとおり、輪廻転生を否定する考えもあるのですが、そうなると、死ぬと苦が終わってしまうので、人生楽しく生きたもの勝ちという快楽主義や、善行を行なっても意味がないという道徳否定主義になりがちです。仏教側から見て六師が外道だといわれる所以でもあります。
反面、仏教が輪廻転生をベースに作られているということが、唯物論的な現代社会において、仏教が受け入れられにくい点ではないかという指摘もあります。
それは詭弁だよ。輪廻転生があるという仮定でも容易に快楽主義や道徳否定主義になる。釈迦と六帥外道の主張に本質的な差はない。取り巻く環境や社会状況の差があっただけ。
「衆生は、業を自分のものとし…」のくだりにあるように、転生ガチャでリセットされるのは「邪見」として、そうではないぞと言ってますね。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
否定してるかな? (スコア:0)
柳の下で「うらめしや~」って幽霊のことはさておき、
死後の世界や生まれ変わりに繋がる「魂」を認めてるんだし、ほぼ肯定じゃないの。
「(霊魂の)存在を否定する宗派は意外に多い」は違う気がする。
Re: (スコア:2)
死後の世界や生まれ変わりに繋がる「魂」を認めてる
釈迦の教えとしては、「そんなん知らんがな」で、少なくとも積極的には認めていない。
「そんなん知らんがな」と言うのはつまり、死んでしまったらその後のことを語ることはできないし、生きている人は死を体験してないんだから、議論する意味がない、ってことだね。
もっとも、方便は認めてるので、霊魂を持ち出して説明することはある。
また、釈迦が死んだ後の仏教もしくは仏教系宗教の考え方は別。
Re: (スコア:0)
釈迦が「輪廻転生」を認めていたのかどうかについては、現在も議論が絶えません。
しかし、教義(悟ると輪廻の輪から外れる)から考えると「認めていた」というのが、仏教学の学説では主流となっています。
ただし、「霊魂」の存在については、仰るとおり「そんなの知らんがな」です。
Re:否定してるかな? (スコア:0)
インド哲学ではすべて、「輪廻転生」を認めています。
インド哲学の釈迦派たる仏教が否定したのは、「アートマンは常一主宰」という所だけ。
輪廻転生を認めないし、アートマンも認めないのは、六師外道ですね。。
Re:否定してるかな? (スコア:1)
輪廻があるからと言って魂があることにはならなくて、
そもそも「魂」の定義をしないとですね。
Re: (スコア:0)
「霊魂」というのが中国土着の発想であって、インド哲学におけるアートマンとは異なるので。
日本の仏教は、中国を通じて入ってきたせいで、中国土着の信仰が混ざってしまっている。
「お盆」「先祖崇拝」なんて、インドにはないし。
Re: (スコア:0)
ちょっと補足。先祖崇拝は、実は世界的には珍しい信仰です。
世界的には、神や自然など、超越した存在への信仰のみであるところが多いんですよね。
中国や日本など限られた地域では、先祖崇拝が古代から存在していました。
仏教は、中国で先祖崇拝の要素が加えられた後、同じく先祖崇拝の風習のある日本に、すんなりと受け入れられました。
Re:否定してるかな? (スコア:1)
> 先祖崇拝は、実は世界的には珍しい信仰です。
そうかなあ。アブラハムの宗教以外だと、アミニズム的な信仰や
多神教的な信仰の中に祖霊崇拝の要素が含まれる例が多いような気がするが。
ヒンズー教とかインカの宗教にもそういった要素があるみたいだし。
Re: (スコア:0)
立派な墓を作って「死後の家」と考えるのは、中国土着の慣習で。
インドなんて、遺体は川のそばで焼いた後、ガンジス川にポイじゃないか。
Re:否定してるかな? (スコア:1)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/37/2/37_2_976/_article/-char/ja/ [jst.go.jp]
https://researchmap.jp/read0019873/misc/23525248/attachment_file.pdf [researchmap.jp]
とか、わりと広範囲で祖霊崇拝は古代宗教の要素として含まれてるように見える。
別に「神聖な川に流して埋葬し、墓を設けない」からといって、信仰の対象に
なってないとは言えないわけだし。
Re: (スコア:0)
立派とは言えなくても墓を作る習慣は世界各地にあり、つながりがある地域とは考えにくいほど広範囲なのでわりと普遍的。
また血族集団を重視する文化(これも世界の各地にある)だと共通の祖先はそのつながりを維持するための重要な存在で、先祖崇拝的な要素も含まれているといっていいと思う。
Re: (スコア:0)
トーテミズムは、クマ、タカ、オオカミなどをご先祖様としているので先祖崇拝にあたるかも。
神話に登場人物(神)たちが多いのはご先祖様は某神の息子某であると名乗る人達が多いからと聞いたことある。
世界中にある一族、一部族というのも忘れられるまでは特定のご先祖が出発点かと思う。
まあ他人様との会話で政治、宗教はタブーだと言うのにはある程度同意できる。
#個人的には、ホットケというスタンスです。
Re: (スコア:0)
祖霊(部族のシンボル)と先祖(個人)は違うって事だろうなあ
Re:否定してるかな? (スコア:1)
先祖崇拝は世界的に珍しい
→ 先祖崇拝とは先祖個人への崇拝だ
→ 個人の墓を作って祀ることだ
どんどん定義が狭くなる……
Re: (スコア:0)
13億人もいれば、そりゃマイノリティもそれなりの数がいるんじゃない。
研究者はそういうマイノリティを掘り出すのが仕事なのだし。
Re: (スコア:0)
世代が遠いご先祖様についての信仰は私はちょっとわからないが、
顔見知りくらいの世代差or高名なご先祖ならミイラになってもらってお目出たいときなんかに出てきてもらうのが
現代でも東南アジアとニュージーランドあたりにあった気がする。
Re:否定してるかな? (スコア:1)
横からだが
(#4095889) (#4095901) で
「『先祖崇拝』は世界的に見て珍しい」というコメントに対して
(#4095934) で
「『祖霊崇拝』は多いような気がするが」と前コメをいきなり拡大解釈して汎用化して否定いっているのはnimさん自身では
そして今「『先祖崇拝』の定義が狭くなる」と文句言われてもどうしろと
Re: (スコア:0)
仰るとおり、輪廻転生を否定する考えもあるのですが、そうなると、死ぬと苦が終わってしまうので、人生楽しく生きたもの勝ちという快楽主義や、善行を行なっても意味がないという道徳否定主義になりがちです。
仏教側から見て六師が外道だといわれる所以でもあります。
反面、仏教が輪廻転生をベースに作られているということが、唯物論的な現代社会において、仏教が受け入れられにくい点ではないかという指摘もあります。
Re: (スコア:0)
それは詭弁だよ。輪廻転生があるという仮定でも容易に快楽主義や道徳否定主義になる。釈迦と六帥外道の主張に本質的な差はない。取り巻く環境や社会状況の差があっただけ。
Re: (スコア:0)
「衆生は、業を自分のものとし…」のくだりにあるように、転生ガチャでリセットされるのは「邪見」として、そうではないぞと言ってますね。