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どちらもソフトウェア自体を販売する事は最初から目的じゃないですね。 ディストリビュータにしても、確かにソフトそのものを販売していますが、それを買うCustomerの理由は「箱モノだから」「フォントが付いてるから」「サポートが付いてるから」であって「ソフトそのものを買いたいから」というのは理由としてはかなり弱いですね。 結局「ソフトウェアを売る」事で成功している事例というのはほとんど無いですよ。
本トピの証券システムもそうですが、有価値なものを無償で配ってその付帯する何かで利益を回収するというモデルは、その有価値なものを作っている人には受け入れにくいモデルです。 たとえて言えば、人参作ってる農家に「人参はタダにしろ。カネが欲しければカレーでも作って売れば儲かるだろ」と言ってるようなもの。
オープンソースが商業的意味ではなく、ソフトウェア開発の手法として成功した理由は、オープンソースの開発者が(金銭的に)多くを望まなかった事と、オープンソースのコミュニティができる事により、自分がオープンソースとして提供する代償に、他人の開発したものを使えるというメリットがあったというのが大きいでしょう。 こちらも上の例にたとえると、人参をタダで配れば、他の農家から米でも他の野菜でも何でも手に入るという状況にあれば、中には人参をタダで配ろうという人も出てくるかもしれない。
この仕組みがうまく回る秘訣は「提供者が多くを望まない事」であって、「金銭欲」を「名声欲」に転嫁できるシステムであるという事と、バーターで手に入る以外のものを入手できる手段、金があるという事です。 本トピの証券というのはこの「金」を注入する一手段ではありますが、現在の商業主義的音楽業界に「多くを望まない事」を期待するのはかなり無理があるような気がします。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
先例・オープンソース (スコア:2, 興味深い)
「オープンソース」の先例がありますが
ビジネスとしての成功例が少ない現状をみると
デジタル証券化も同様に難しい気がします。
一方で「ギョーカイ」の方々も(音楽業界の例で)
筆頭株主として上映権などを管理することができる。
Re:先例・オープンソース (スコア:1, 参考になる)
Re:先例・オープンソース (スコア:0)
どちらもソフトウェア自体を販売する事は最初から目的じゃないですね。
ディストリビュータにしても、確かにソフトそのものを販売していますが、それを買うCustomerの理由は「箱モノだから」「フォントが付いてるから」「サポートが付いてるから」であって「ソフトそのものを買いたいから」というのは理由としてはかなり弱いですね。
結局「ソフトウェアを売る」事で成功している事例というのはほとんど無いですよ。
本トピの証券システムもそうですが、有価値なものを無償で配ってその付帯する何かで利益を回収するというモデルは、その有価値なものを作っている人には受け入れにくいモデルです。
たとえて言えば、人参作ってる農家に「人参はタダにしろ。カネが欲しければカレーでも作って売れば儲かるだろ」と言ってるようなもの。
オープンソースが商業的意味ではなく、ソフトウェア開発の手法として成功した理由は、オープンソースの開発者が(金銭的に)多くを望まなかった事と、オープンソースのコミュニティができる事により、自分がオープンソースとして提供する代償に、他人の開発したものを使えるというメリットがあったというのが大きいでしょう。
こちらも上の例にたとえると、人参をタダで配れば、他の農家から米でも他の野菜でも何でも手に入るという状況にあれば、中には人参をタダで配ろうという人も出てくるかもしれない。
この仕組みがうまく回る秘訣は「提供者が多くを望まない事」であって、「金銭欲」を「名声欲」に転嫁できるシステムであるという事と、バーターで手に入る以外のものを入手できる手段、金があるという事です。
本トピの証券というのはこの「金」を注入する一手段ではありますが、現在の商業主義的音楽業界に「多くを望まない事」を期待するのはかなり無理があるような気がします。