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整数はいつでも自然数2つの組で代わりに表すことができるから負の数は実在しないと言えるか? みたいな話を17世紀頃のヨーロッパでは大真面目に議論していたような
波動の計算などは「複素数を使うと圧倒的に楽」という事実がありますが、「計算のための便法にすぎず、最終結果に虚数は出てこない」という考えが根強いです。量子力学のように基礎的な物理学においても、「虚数は便法にすぎず実在ではない」という考えのほうがむしろ多数派だったかと思います。著者らはその基礎づけをしていたのでしょう。それが疑わしいということは「虚数に対応する実在がある」ということですが、物理学的な実在について何らかの感触がある人でなければ、いかに定式化したところでまったく理解できないことです。つまり素人が出る幕はありません。
> ・複素ヒルベルト空間に構築された通常の量子力学と,実ヒルベルト空間に構築された量子力学では,異なる結果を生む測定が存在する
一般相対性理論は量子力学よりかなり「直感的」ですが、それでも普通の人は測定で明らかなナントカのパラドックスを理解できません。もし理解したければ、すくなくとも数年かけて勉強するしかありません。この話も同様でしょう。わたしも類推で書いているだけです。
#4175947ではないので話がずれるかもしれませんが、それは量子力学の話ですよね。
もとの日記の話で、工学分野で虚数が使われているのを「虚数を使わずに全く同じ定式化が可能」と言って切って捨ててしまっていますが、それなら負の数も実在しないと言えるよねっていうのは、わたしには筋の通った疑問と思います。
「虚数は実在か」って題名だけならともかく、文章の最初に工学分野の例を出しているわけだから気になった。量子力学の話だったらわたしにもわからない。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
まず実在の定義をくれ (スコア:0)
整数はいつでも自然数2つの組で代わりに表すことができるから負の数は実在しないと言えるか? みたいな話を17世紀頃のヨーロッパでは大真面目に議論していたような
Re: (スコア:0)
波動の計算などは「複素数を使うと圧倒的に楽」という事実がありますが、「計算のための便法にすぎず、最終結果に虚数は出てこない」という考えが根強いです。
量子力学のように基礎的な物理学においても、「虚数は便法にすぎず実在ではない」という考えのほうがむしろ多数派だったかと思います。著者らはその基礎づけをしていたのでしょう。
それが疑わしいということは「虚数に対応する実在がある」ということですが、物理学的な実在について何らかの感触がある人でなければ、いかに定式化したところでまったく理解できないことです。つまり素人が出る幕はありません。
> ・複素ヒルベルト空間に構築された通常の量子力学と,実ヒルベルト空間に構築された量子力学では,異なる結果を生む測定が存在する
一般相対性理論は量子力学よりかなり「直感的」ですが、それでも普通の人は測定で明らかなナントカのパラドックスを理解できません。もし理解したければ、すくなくとも数年かけて勉強するしかありません。この話も同様でしょう。わたしも類推で書いているだけです。
Re:まず実在の定義をくれ (スコア:0)
#4175947ではないので話がずれるかもしれませんが、それは量子力学の話ですよね。
もとの日記の話で、工学分野で虚数が使われているのを「虚数を使わずに全く同じ
定式化が可能」と言って切って捨ててしまっていますが、それなら負の数も実在
しないと言えるよねっていうのは、わたしには筋の通った疑問と思います。
「虚数は実在か」って題名だけならともかく、文章の最初に工学分野の例を出して
いるわけだから気になった。量子力学の話だったらわたしにもわからない。