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もともとは航空爆弾減速用の風船で、バルーン+パラシュートなのでバリュート。1948年にグッドイヤー社が実用化。
そして「宇宙船の大気圏での減速用にも使えるんじゃね?」ってアイデアはその後ででたもの。映画『2010年』で監督のピーター・ハイアムズと原作者のアーサー・C・クラークが宇宙船レオーノフ号の木星大気圏上層部でのエアロブレーキのシーンで採用して注目を浴びた。
日本人にとってはTVアニメ『機動戦士Ζガンダム』で使われたのが印象的だけど、『2010年』の公開は1984年12月でΖガンダムの大気圏突入シーンの放送は1985年5月なので時期的にどっちも同じ宇宙開発の資料を参考にした結果同じガジェットを使うことになった、ってことなんだろうね
レオーノフ号の場合、惑星間の軌道(しかも、たぶんホーマン軌道ではない)速度で、さらに木星という重力井戸の深い巨大惑星が大気制動のターゲット。しかも、巨大な有人宇宙船なので、ガンダムに比べると条件が非常に厳しいのですよね。
現実の宇宙探査だと、ガリレオのプローブが木星に投入されていますが、想定よりもアブレータへのダメージがずっと大きく、かなり余裕のあるマージンを設けていなければミッションは失敗していたかもしれないようです。
ソ連の秘密テクノロジーによる膨張式シールドがなければ、レオーノフ号はたぶん燃え尽きていたでしょう。
balluteっていうのは機体の後方に引きずる形の熱シールドとしての機能を持たない奴のことじゃないか?
https://www.nbcnews.com/id/wbna6632140 [nbcnews.com]
前方か後方かってのは本質じゃないのよ風船の空気抵抗で減速するものは全部バリュート
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
もともとは航空爆弾減速用の風船 (スコア:5, 参考になる)
もともとは航空爆弾減速用の風船で、バルーン+パラシュートなのでバリュート。1948年にグッドイヤー社が実用化。
そして「宇宙船の大気圏での減速用にも使えるんじゃね?」ってアイデアはその後ででたもの。
映画『2010年』で監督のピーター・ハイアムズと原作者のアーサー・C・クラークが宇宙船レオーノフ号の木星大気圏上層部でのエアロブレーキのシーンで採用して注目を浴びた。
日本人にとってはTVアニメ『機動戦士Ζガンダム』で使われたのが印象的だけど、『2010年』の公開は1984年12月でΖガンダムの大気圏突入シーンの放送は1985年5月なので時期的にどっちも同じ宇宙開発の資料を参考にした結果同じガジェットを使うことになった、ってことなんだろうね
Re:もともとは航空爆弾減速用の風船 (スコア:3)
レオーノフ号の場合、惑星間の軌道(しかも、たぶんホーマン軌道ではない)速度で、さらに木星という重力井戸の深い巨大惑星が大気制動のターゲット。しかも、巨大な有人宇宙船なので、ガンダムに比べると条件が非常に厳しいのですよね。
現実の宇宙探査だと、ガリレオのプローブが木星に投入されていますが、想定よりもアブレータへのダメージがずっと大きく、かなり余裕のあるマージンを設けていなければミッションは失敗していたかもしれないようです。
ソ連の秘密テクノロジーによる膨張式シールドがなければ、レオーノフ号はたぶん燃え尽きていたでしょう。
Re: (スコア:0)
balluteっていうのは機体の後方に引きずる形の
熱シールドとしての機能を持たない奴のことじゃないか?
https://www.nbcnews.com/id/wbna6632140 [nbcnews.com]
Re: (スコア:0)
balluteっていうのは機体の後方に引きずる形の
熱シールドとしての機能を持たない奴のことじゃないか?
前方か後方かってのは本質じゃないのよ
風船の空気抵抗で減速するものは全部バリュート