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原子炉の「停止」状態では、原子が崩壊した破片を吸収する物質でできた制御棒が核物質を囲むことで、崩壊した核物質原子の破片が周囲の原子に直撃して崩壊が無限に連鎖する「臨界」が止められている。ただし、止められているのは「無限に」「連鎖する」ことで、自然な崩壊そのものや一定回数の連鎖は止まらない。
この分裂回数を少なく保つのが「冷温」、多めに保つのが「高温」停止で、多いか少ないかは発生した熱量が原子炉そのものの冷却システムを自力稼働できるかどうかで分けられている。「高温停止」ならば、その熱でお湯を沸かしてタービンを回し、タービンで冷却ポンプを
「高温停止」で自力発電が可能ってホントですか?「温態停止」の場合、制御棒を挿入して未臨界状態になっているので、原子炉出力は低下していて、温度、圧力及び復水器真空度は定格状態を維持していますが、タービンは停止しています。「冷態停止」の場合、さらに残留熱除去系などを運転させる事で温度と圧力を下げています。https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_220.html [jaea.go.jp]
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
なぜさっさと冷温停止にしないのか? (スコア:2, 参考になる)
原子炉の「停止」状態では、原子が崩壊した破片を吸収する物質でできた制御棒が核物質を囲むことで、
崩壊した核物質原子の破片が周囲の原子に直撃して崩壊が無限に連鎖する「臨界」が止められている。
ただし、止められているのは「無限に」「連鎖する」ことで、自然な崩壊そのものや一定回数の連鎖は止まらない。
この分裂回数を少なく保つのが「冷温」、多めに保つのが「高温」停止で、多いか少ないかは発生した熱量が
原子炉そのものの冷却システムを自力稼働できるかどうかで分けられている。「高温停止」ならば、その熱で
お湯を沸かしてタービンを回し、タービンで冷却ポンプを
Re:なぜさっさと冷温停止にしないのか? (スコア:0)
「高温停止」で自力発電が可能ってホントですか?
「温態停止」の場合、制御棒を挿入して未臨界状態になっているので、原子炉出力は低下していて、温度、圧力及び復水器真空度は定格状態を維持していますが、タービンは停止しています。
「冷態停止」の場合、さらに残留熱除去系などを運転させる事で温度と圧力を下げています。
https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_220.html [jaea.go.jp]