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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
SNPsの原理 (スコア:5, 参考になる)
読売新聞の見出しだと「血液1滴」が強調されてて、なんか血液を直接塗抹して検査できそうな誤解を与えかねない気もするんですが (^^; そこは要するにPCRの材料としては血液1滴で十分だということで、これは別に従来の方法と何ら変わりがないわけで、この研究の目玉ではないでしょう。
詳しい方法については、元記事からだけだと判りませんが、おそらく原理的な部分ではあまり違いがないんじゃないだろうかと思います。多分、血液などから目的のSNPを含む遺伝子断片をビオチンか何かで標識したプライマーで増幅して、あらかじめプラスチックに付着させてお
competitive hybridization (スコア:4, 参考になる)
CASSOH法 [google.co.jp]というのが使われているようです。詳しい方法の解説は論文 [wiley.com]に書かれています。大まかな部分では上のコメントが正鵠を得ていますが、competitive hybridizationと免疫クロマトグラフィーをつかっているところがミソかと。
1)まず、目的の遺伝子をPCRで増幅します。増幅プライマーにdigoxygeninラベルを付け、PCR産物が抗体で検出しておきます。
2)PCR産物に対してビオチン標識プローブDNAと非標識異常プローブを競合ハイブリダイズさせます。(プローブは一本鎖の短鎖DNAで、目的の対立遺伝子にあわせて作ります)
Re:competitive hybridization (スコア:4, 参考になる)
誤
1)まず、目的の遺伝子をPCRで増幅します。増幅プライマーにdigoxygeninラベルを付け、PCR産物が抗体で検出しておきます。
正
1)まず、目的の遺伝子をPCRで増幅します。増幅プライマーにdigoxygeninラベルがついていて、PCR産物がdigoxygenin標識されます。