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漫画・アニメ業界の悪癖だよな
「〇月から連載開始だからよろしく」って程度の口約束で仕事頼んじゃうという
マンガ編集者は「マンガ家は描けずに逃げることがよくあるので契約書で縛っちゃうのはかわいそう」「ネーム(下書き)段階で支払っちゃうとダメなネームを量産してそのなかからいいものを選べなくなるのでかえって足かせになる」と言ってるけどさすがに年単位でのプロジェクトに契約書もなく口約束だけで仕事頼むってのはさすがに世間の常識から乖離してると思う
> 漫画・アニメ業界の悪癖たぶん違う。出版業界に籍をおいて40年経つけど、本の企画段階で出版契約(正確には「出版権設定契約 [jbpa.or.jp]」)を交わすのなんて見たことがない。
そもそも雑誌の記事(マンガ以外を含む)だと、今でも出版契約なんて結んでないと思うし、本(書籍)でも、編集作業の最終盤で、部数と定価が決まらないと契約書の作りようがない。
海外だと、たとえばヘンリー&メーガン本みたいに、どんなことが書かれるかすら未確定の状態で出版社と契約している(みたいに見える)例はあるけど、日本だと超大物作家でも、事前に契約書まで作るのはないんじゃないかな(そんな大物と本を作ったことがないので確かなことは言えないけど)。
こういうのを当たり前みたいにいう業界ってなんだかなぁ...
契約が結ばれてない故に他の出版社で容易に出版することができるんじゃないかな?書籍は漫画も含めて出版社側の権利が弱くて、作者側の権利が強い故もあると思う。
早い段階で契約していると、出版見送りになった場合でも他社で出版することは認められないという契約を結ばされるかもしれない。
契約の縛りがゆるいので、著者が「版権引き上げ」をすることもありますね。いったん書籍になったものを別の出版社から出しなおすというやつ。喧嘩別れ状態なので、さすがに出版社側からも「あの人とは二度と関わらん」となるようですが。児童文学作家の灰谷健次郎さんが新潮社から全版引き上げをした事件が有名です。
# アメリカなどでは著者に代理人(エージェント)がいて、出版社と代理人が出版契約を結ぶのが普通のようです。日本だと大沢在昌さんの事務所が宮部みゆきさんと京極夏彦さんの代理人業務も請け負っているのが有名ですね。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
契約書を交わさずに仕事を頼むな (スコア:5, 参考になる)
漫画・アニメ業界の悪癖だよな
「〇月から連載開始だからよろしく」って程度の口約束で仕事頼んじゃうという
マンガ編集者は「マンガ家は描けずに逃げることがよくあるので契約書で縛っちゃうのはかわいそう」「ネーム(下書き)段階で支払っちゃうとダメなネームを量産してそのなかからいいものを選べなくなるのでかえって足かせになる」と言ってるけどさすがに年単位でのプロジェクトに契約書もなく口約束だけで仕事頼むってのはさすがに世間の常識から乖離してると思う
出版契約は出版直前 (スコア:1)
> 漫画・アニメ業界の悪癖
たぶん違う。出版業界に籍をおいて40年経つけど、本の企画段階で出版契約(正確には「出版権設定契約 [jbpa.or.jp]」)を交わすのなんて見たことがない。
そもそも雑誌の記事(マンガ以外を含む)だと、今でも出版契約なんて結んでないと思うし、本(書籍)でも、編集作業の最終盤で、部数と定価が決まらないと契約書の作りようがない。
海外だと、たとえばヘンリー&メーガン本みたいに、どんなことが書かれるかすら未確定の状態で出版社と契約している(みたいに見える)例はあるけど、日本だと超大物作家でも、事前に契約書まで作るのはないんじゃないかな(そんな大物と本を作ったことがないので確かなことは言えないけど)。
Re:出版契約は出版直前 (スコア:0)
こういうのを当たり前みたいにいう業界ってなんだかなぁ...
Re: (スコア:0)
契約が結ばれてない故に他の出版社で容易に出版することができるんじゃないかな?
書籍は漫画も含めて出版社側の権利が弱くて、作者側の権利が強い故もあると思う。
早い段階で契約していると、出版見送りになった場合でも他社で出版することは認められないという契約を結ばされるかもしれない。
Re: (スコア:0)
契約の縛りがゆるいので、著者が「版権引き上げ」をすることもありますね。
いったん書籍になったものを別の出版社から出しなおすというやつ。
喧嘩別れ状態なので、さすがに出版社側からも「あの人とは二度と関わらん」となるようですが。
児童文学作家の灰谷健次郎さんが新潮社から全版引き上げをした事件が有名です。
# アメリカなどでは著者に代理人(エージェント)がいて、出版社と代理人が出版契約を結ぶのが普通のようです。日本だと大沢在昌さんの事務所が宮部みゆきさんと京極夏彦さんの代理人業務も請け負っているのが有名ですね。