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1.1億ドル払えないから財政破綻とかいってるけど、高々1500億円少々だろ
人口3割増しぐらいの京都市は市債発行高1.5兆円抱えていても、(まだ)破綻はしていない。
イギリスの自治体ってそんなに金借りにくいのか?10年債起債すれば当面乗り切れるのでは??英国国債に10パーぐらいプレミアム付けたら金利5%ぐらいになるし償還きついだろうけどさ
どうしようもなくなる前に自分たちの世代で落とし前付けるか、どうしようもなくなっても後の世代に押し付けつづけるかの差
つまり京都は(以下略
人口や税収がかなり違うから京都市を引き合いに出すことに揶揄のネタ以上の意味はない
ファクトチェックのお時間です。公開資料の都合で、2021年にそろえました。まず人口。バーミンガム市:114.5万人(2021年)京都市:146.3万人(2021年1月)
次に一般財源(税収+用途を指定しない交付金)。バーミンガム市:1499.9M£ (2021年, 1£=\145とすると2175億円)京都市:4674億円(2021年)
ついでに債権や借金。京都市:1兆6109億円 (2021年)バーミンガム市:長期借入金2989M£、短期借入金490M£、短期債務401M£、長期債務-0.6M£ 計4311M£(2021年) 1£=\145とすると6250億円
税収は2倍違うのでかなり違うって言っていい。人口は1.27倍だからそんなに違わないなあ。債務は京都のほうが2倍以上あり、収入の差よりも大きい。
以下個人的感想など。収入格差よりも大きな債務格差があるので、京都は引き合いに出してもいいかも。ただし京都市の債務はここ数年で減少してるけど、バーミンガム市の債務は増える未来しか無さそう。支払い義務が毎月500~1400万£増えているってことは、毎月1000万£とすると年間12000万£(174億円)が追加発生。これだけでも税収の8%を食っちゃうのでマジ絶望だと思う。なおバーミンガム市の財源が小さいのは、市の収入に固定資産税や法人市民税等が無いからかも。
日本人からすると大したことなく思えてしまいますが。ロンドンに次ぐイギリス(≠イングランド)第二の都市ですよね。ロンドン一極集中とは言っても、人工100万人超える都市は他に無く、都市圏人口も多いので日本で言うなら京都なんかじゃなく大阪が破綻するような話になるんですが、大丈夫なんでしょうか。
大阪はしょっちゅう破綻するとかしないとか言われてるので、「大阪が破綻するような話」を耳にしても別になんとも、というのはある。
それに、財政破綻してもまあ結局なんとかなるやろ、という雰囲気もある。
若干ではあるが夕張市は住民税や保険料が高い。(とはいえ道民税が安いので合計では都市部よりは安い)問題なのは行政サービスの方。病院閉鎖されて遠いのに救急車が来ないとか、公共料金がクソ高いとか移住に魅力を感じられない状態に陥ってるので衰退するしかなくなってる。
# 税制特区にして金融センターとして発展させるとかって道もあるだろうに、こういうのは中央が絶対に許さない。
最後の部分は、イギリスの都市の税収はむしろ固定資産税しかない。税収が小さいので国の交付税に頼っているという状況。しかし、ここのところの国の財政悪化で交付税が激減していて、どこの都市も厳しくなっているという話。
固定資産税だけど、日本のいわゆる固定資産税ではないみたいよ。https://www.clair.or.jp/j/cooperation/lgotp/docs/H20/08_3.pdf [clair.or.jp] のp.6に、「居住用資産を課税評価基準とする資産税」とあります。国の交付税に頼ってるのはその通りで、地方税は収入全体の24%にとどまるみたい。
日本との違いは納税義務者が所有者ではなくて居住者だということ。所得が多い人ほど良い住宅に住むだろうから、ある意味、住民税とも言えるかもしれない。
債務の絶対額もあるけど、あと金利水準かな。ポンドはここ1年で金利が上昇している。日本も金利上昇が避けられないとなったなら困った未来が見えてくる。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
Regiseterの記事だと (スコア:0)
1.1億ドル払えないから財政破綻とかいってるけど、高々1500億円少々だろ
人口3割増しぐらいの京都市は市債発行高1.5兆円抱えていても、
(まだ)破綻はしていない。
イギリスの自治体ってそんなに金借りにくいのか?
10年債起債すれば当面乗り切れるのでは??
英国国債に10パーぐらいプレミアム付けたら金利5%ぐらいになるし償還きついだろうけどさ
Re: (スコア:0)
どうしようもなくなる前に自分たちの世代で落とし前付けるか、どうしようもなくなっても後の世代に押し付けつづけるかの差
Re: (スコア:2)
つまり京都は(以下略
Re: (スコア:0)
人口や税収がかなり違うから京都市を引き合いに出すことに揶揄のネタ以上の意味はない
Re:Regiseterの記事だと (スコア:3, 参考になる)
ファクトチェックのお時間です。公開資料の都合で、2021年にそろえました。
まず人口。
バーミンガム市:114.5万人(2021年)
京都市:146.3万人(2021年1月)
次に一般財源(税収+用途を指定しない交付金)。
バーミンガム市:1499.9M£ (2021年, 1£=\145とすると2175億円)
京都市:4674億円(2021年)
ついでに債権や借金。
京都市:1兆6109億円 (2021年)
バーミンガム市:長期借入金2989M£、短期借入金490M£、短期債務401M£、長期債務-0.6M£ 計4311M£(2021年) 1£=\145とすると6250億円
税収は2倍違うのでかなり違うって言っていい。
人口は1.27倍だからそんなに違わないなあ。
債務は京都のほうが2倍以上あり、収入の差よりも大きい。
以下個人的感想など。
収入格差よりも大きな債務格差があるので、京都は引き合いに出してもいいかも。
ただし京都市の債務はここ数年で減少してるけど、バーミンガム市の債務は増える未来しか無さそう。
支払い義務が毎月500~1400万£増えているってことは、毎月1000万£とすると年間12000万£(174億円)が追加発生。これだけでも税収の8%を食っちゃうのでマジ絶望だと思う。
なおバーミンガム市の財源が小さいのは、市の収入に固定資産税や法人市民税等が無いからかも。
Re:Regiseterの記事だと (スコア:1)
日本人からすると大したことなく思えてしまいますが。
ロンドンに次ぐイギリス(≠イングランド)第二の都市ですよね。
ロンドン一極集中とは言っても、人工100万人超える都市は他に無く、都市圏人口も多いので日本で言うなら京都なんかじゃなく大阪が破綻するような話になるんですが、大丈夫なんでしょうか。
Re:Regiseterの記事だと (スコア:1)
大阪はしょっちゅう破綻するとかしないとか言われてるので、「大阪が破綻するような話」を耳にしても別になんとも、というのはある。
それに、財政破綻してもまあ結局なんとかなるやろ、という雰囲気もある。
Re: (スコア:0)
若干ではあるが夕張市は住民税や保険料が高い。(とはいえ道民税が安いので合計では都市部よりは安い)
問題なのは行政サービスの方。病院閉鎖されて遠いのに救急車が来ないとか、公共料金がクソ高いとか移住に魅力を感じられない状態に陥ってるので衰退するしかなくなってる。
# 税制特区にして金融センターとして発展させるとかって道もあるだろうに、こういうのは中央が絶対に許さない。
Re: (スコア:0)
最後の部分は、イギリスの都市の税収はむしろ固定資産税しかない。
税収が小さいので国の交付税に頼っているという状況。
しかし、ここのところの国の財政悪化で交付税が激減していて、どこの都市も厳しくなっているという話。
Re:Regiseterの記事だと (スコア:2, 参考になる)
固定資産税だけど、日本のいわゆる固定資産税ではないみたいよ。
https://www.clair.or.jp/j/cooperation/lgotp/docs/H20/08_3.pdf [clair.or.jp] のp.6に、「居住用資産を課税評価基準とする資産税」とあります。
国の交付税に頼ってるのはその通りで、地方税は収入全体の24%にとどまるみたい。
Re: (スコア:0)
日本との違いは納税義務者が所有者ではなくて居住者だということ。
所得が多い人ほど良い住宅に住むだろうから、ある意味、住民税とも言えるかもしれない。
Re: (スコア:0)
債務の絶対額もあるけど、あと金利水準かな。ポンドはここ1年で金利が上昇している。日本も金利上昇が避けられないとなったなら困った未来が見えてくる。