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警察通信 (スコア:3, 興味深い)
警察庁情報通信局施設課……通称ツウシン(*1)が
これに対応していますが、現在の問題点は
やはり「発信地が不特定である」に尽きます。
今世紀に入りIP電話の普及が顕著になった頃から
研究センター(*2)でIP電話に関する研究が盛んに
なった。音質や組織内での応用などの研究も行わ
れたが、一番の問題点として解決方法の模索が
行われたのが110番通報である。
現行の警察通信では各都道府県ごとに110番が
受理されており、これをIP電話では処理すること
が不可能である。IP電話では発信地がIPでしか特定
されず、方法によっては発信地IPをある程度特定
可能だが、それには各ISPの個人情報の特定開示が
必要であり個人情報保護法のからみもあり困難
である。
これまでも独居老人からの緊急通報で住所地から
危うく救助した例もあったが、これがIP電話の
普及で生命の危険に及ぶ可能性も出てきた。
一般ユーザがこういった可能性を考慮せずにIP
電話を使用する可能性もあり憂慮している。
携帯電話も同様の向きがあったが、これは
各キャリアの協力で現在はほぼ解消されている。
実は稼動当初は110番通報ができない
キャリア/府県があったのだ。
個人的にIP電話以前に問題視しているのは
聴覚障害者など通話不可能な状態での110番通
報。携帯メールなどへの対応も統一化されてない。
*1 警察において通信業務は全国配備する関係上、
通常警察官が地方公務員であるのに対し国家公務
員で採用される(*3)。その機関は管区[府県]通信部
であり、上部組織は警察庁情報通信局、管区情報
通信部である。
*2 警察大学校の付属機関で通信技術に関する
各種研究を行う機関。レベルは・・・まぁね。
*3 警察情報通信部局は不要論もあり、長年に渡る
国家三種(高卒)の採用で技術レベルの低下も
いなめない。要するに与えられた作業しかこなせ
ないレベルである。特に近年のIT化にはまったく
追いついていない。技術者として技術対策課など
のハイテク犯罪・サイバーテロへの対応(@Police
など)をしているが、橋にも棒にもかからない状況
である。高齢の職員のぬるま湯体質が問題。