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516便の機体なんだが、燃料格納の羽が燃えず、機体前方が跡形もなく炭になってたのはなぜなんでしょうかね?金属フレームに金属外壁、内部は難易素材で出来てるんでしょ?
それとも、アルミというのはマグネシュウムみたいにある程度の温度になると燃えるん?
A350は機体の外壁のほとんどがアルミではなくCFRPです。燃え残った主翼も同じ素材です。
今回の場合、前後の非常扉が使われて空気の入口と出口が出来てしまいそこに損傷した燃料タンクからの火災が入り込んだことで客室内がカマドのように高温になってしまったのではないかなぁ、と思います。CFRPもアルミと同等以上に燃えにくい素材ですが、一定以上の高温で酸素が十分なら燃えます。
この状態になると放水しても外側を冷やすだけで火元に届かないので、火災の燃料となるものが燃え尽きるのを待つしか無くなります。
一方で主翼ですが、こちらは薄くて内部の空間が狭いので、放水での冷却がうまくいって燃え残ったのではないかと思います。
なるほどこういうところはコンピューターのシミュレーションだけではなかなか想定できないので実際に起きたことへの人間の想像力も活かして貴重な検証材料にして欲しいですね
焦点:羽田事故での大火災、炭素繊維複合材の安全検証する初の機会に | ロイター [reuters.com]
> 運輸安全委員会や警視庁などは事故原因の究明を進めているが、航空業界が熱心に確かめようとしているのは炭素繊維強化複合材の耐久性だ。[...] エンブリーリドル航空大学の航空安全問題専門家、アンソニー・ブリックハウス氏は、今回の事故は火災だけでなく、衝突時の生存可能性という観点でも炭素繊維強化複合材にとって、初のケーススタディと言える、と述べた。
こんな話もあるようで。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
ところで (スコア:0)
516便の機体なんだが、燃料格納の羽が燃えず、機体前方が跡形もなく炭になってたのはなぜなんでしょうかね?
金属フレームに金属外壁、内部は難易素材で出来てるんでしょ?
それとも、アルミというのはマグネシュウムみたいにある程度の温度になると燃えるん?
Re: (スコア:3, 興味深い)
A350は機体の外壁のほとんどがアルミではなくCFRPです。
燃え残った主翼も同じ素材です。
今回の場合、前後の非常扉が使われて空気の入口と出口が出来てしまい
そこに損傷した燃料タンクからの火災が入り込んだことで
客室内がカマドのように高温になってしまったのではないかなぁ、と思います。
CFRPもアルミと同等以上に燃えにくい素材ですが、一定以上の高温で酸素が十分なら燃えます。
この状態になると放水しても外側を冷やすだけで火元に届かないので、
火災の燃料となるものが燃え尽きるのを待つしか無くなります。
一方で主翼ですが、こちらは薄くて内部の空間が狭いので、
放水での冷却がうまくいって燃え残ったのではないかと思います。
Re: (スコア:0)
なるほど
こういうところはコンピューターのシミュレーションだけではなかなか想定できないので
実際に起きたことへの人間の想像力も活かして貴重な検証材料にして欲しいですね
Re:ところで (スコア:0)
焦点:羽田事故での大火災、炭素繊維複合材の安全検証する初の機会に | ロイター [reuters.com]
> 運輸安全委員会や警視庁などは事故原因の究明を進めているが、航空業界が熱心に確かめようとしているのは炭素繊維強化複合材の耐久性だ。[...] エンブリーリドル航空大学の航空安全問題専門家、アンソニー・ブリックハウス氏は、今回の事故は火災だけでなく、衝突時の生存可能性という観点でも炭素繊維強化複合材にとって、初のケーススタディと言える、と述べた。
こんな話もあるようで。