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準備にやたら時間がかかった上になぜか沈んだ雰囲気の記者会見。記者もネットでの袋叩きを恐れてか「成功したのにもっと喜ばないんですか?」と聞くのが精一杯の模様。「失敗」という言葉を使うものはロケット開発の足を引っ張る仇敵であるから「太陽光パネルの起動には失敗しましたが…」と素直に言えない、みたいな空気が作り出されていて非常によろしくない。
ほんとこれ。いつもこれ。失敗を失敗と呼べず、ある程度の成功とごまかし、むりやり次に繋げようとする。
だから毎回想定不足で失敗、もといある程度の成功(笑)しか、その後はできなくなる。いつもの日本の失敗パティーン。
まあこれは、ちょっと前までマスコミがなんでもかんでも失敗失敗と揚げ足をとったりして、それが炎上しまくったからその反動ではあるんだけど…。
今回は着陸成功がミニマムサクセスで、着陸した後に通信できているから軟着陸としては成功で、だから成功ですって言うの話としては分かる。が、ちゃんとした姿勢で着陸できなくて太陽電池が発電できない、ってのを着陸成功と言われるのはさすがに違和感があるよなぁ。JAXAの中の人もそう感じてるからお通夜ムードだったんではと言う気がする。
# 着陸はほんとに予定通りにいったけど単に日陰で発電できていない、って可能性もワンチャンあるから現時点で姿勢が崩れたとも言い切れないが。
この着陸機は良さげな場所をAIで選んでそこに降りるのが売りだったから、陰になるようなところに着陸してしまったのなら、それはそれで問題だと思う。
もしかしたらだけど、探査機が着陸時に転けているのではなかろうか?この機体は、横向き姿勢で降下して、着陸時に90度倒れて正常な姿勢になる(太陽電池が上面に来る)。ところが、実際には予定外の方向に倒れてしまい、太陽電池が底面、または側面になってしまったのかもしれない。
少なくとも高度50m位までは上手く行ってたけど、最後の数mが以降が怪しいよな。高度が0m以下になってたり、最後のホバリングから着地までにちょっと時間がかかったので高度差が気になる点(QL画面の更新が遅いだけかもしれないが)、MLMになってからも角速度があって転がってそうな点、最後の姿勢でOMEノズルが上になっているところ、X軸の変位(高度50mで0mだったが着陸時-35m位。これは着地できる場所を探しただけかも。)等色々。レーダーを使ったアプローチ部分までは良かったけど、最後のレーザー測距を使った着陸に難しさがありそうだ。HAKUTO-Rの時も着地予定高度で地面がなかったりしたのを思い出す。着地姿勢がおかしいのなら、再び使う為にSLIMの主眼である着陸システムを改良する必要がある。だから、仮に着地姿勢がおかしいのなら実用性を考慮して60点は妥当だと思う。太陽電池の状態にかかわらず、姿勢が正しくキッチリ着地できていてのなら100点で良いと思う。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
絶対に失敗と言ってはいけない24時 (スコア:3, すばらしい洞察)
準備にやたら時間がかかった上になぜか沈んだ雰囲気の記者会見。記者もネットでの袋叩きを恐れてか「成功したのにもっと喜ばないんですか?」と聞くのが精一杯の模様。「失敗」という言葉を使うものはロケット開発の足を引っ張る仇敵であるから「太陽光パネルの起動には失敗しましたが…」と素直に言えない、みたいな空気が作り出されていて非常によろしくない。
Re: (スコア:-1)
ほんとこれ。
いつもこれ。
失敗を失敗と呼べず、ある程度の成功とごまかし、むりやり次に繋げようとする。
だから毎回想定不足で失敗、もといある程度の成功(笑)しか、その後はできなくなる。
いつもの日本の失敗パティーン。
ちょっと前までマスコミがなんでも失敗失敗言ってた反動 (スコア:0, 参考になる)
まあこれは、ちょっと前までマスコミがなんでもかんでも失敗失敗と揚げ足をとったりして、それが炎上しまくったからその反動ではあるんだけど…。
今回は着陸成功がミニマムサクセスで、着陸した後に通信できているから軟着陸としては成功で、だから成功ですって言うの話としては分かる。
が、ちゃんとした姿勢で着陸できなくて太陽電池が発電できない、ってのを着陸成功と言われるのはさすがに違和感があるよなぁ。
JAXAの中の人もそう感じてるからお通夜ムードだったんではと言う気がする。
# 着陸はほんとに予定通りにいったけど単に日陰で発電できていない、って可能性もワンチャンあるから現時点で姿勢が崩れたとも言い切れないが。
Re: (スコア:0)
この着陸機は良さげな場所をAIで選んでそこに降りるのが売りだったから、陰になるようなところに着陸してしまったのなら、それはそれで問題だと思う。
Re: (スコア:0)
もしかしたらだけど、探査機が着陸時に転けているのではなかろうか?
この機体は、横向き姿勢で降下して、着陸時に90度倒れて正常な姿勢になる(太陽電池が上面に来る)。
ところが、実際には予定外の方向に倒れてしまい、太陽電池が底面、または側面になってしまったのかもしれない。
Re:ちょっと前までマスコミがなんでも失敗失敗言ってた反動 (スコア:0)
少なくとも高度50m位までは上手く行ってたけど、最後の数mが以降が怪しいよな。高度が0m以下になってたり、最後のホバリングから着地までにちょっと時間がかかったので高度差が気になる点(QL画面の更新が遅いだけかもしれないが)、MLMになってからも角速度があって転がってそうな点、最後の姿勢でOMEノズルが上になっているところ、X軸の変位(高度50mで0mだったが着陸時-35m位。これは着地できる場所を探しただけかも。)等色々。
レーダーを使ったアプローチ部分までは良かったけど、最後のレーザー測距を使った着陸に難しさがありそうだ。HAKUTO-Rの時も着地予定高度で地面がなかったりしたのを思い出す。
着地姿勢がおかしいのなら、再び使う為にSLIMの主眼である着陸システムを改良する必要がある。だから、仮に着地姿勢がおかしいのなら実用性を考慮して60点は妥当だと思う。太陽電池の状態にかかわらず、姿勢が正しくキッチリ着地できていてのなら100点で良いと思う。