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株式って公開したらいいことあんの?
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
がきのしつもん (スコア:0)
IPOする会社側から見ると (スコア:2, 参考になる)
株式の公開の最大の目的は、資本調達です。上場すれば、公募増資や自己株の売り出しにより、銀行借入よりも低コストに多額の資本を調達することができます。もうひとつの理由は、公開によって市場の評価を受けることができるという点です。株価や格付けのそのひとつですが、時系列的に連続した評価基準となりうる株価というのは、企業を評価する上での重要な指数になります
#株式は返済する必要のない資本調達手段と言い換えることもできます
株式上場によって、市場の評価を受けられるようになれば、株式増資よりも低コストに資金を調達することができる普通社債や転換社債の発行が容易に行えるようになるという利点もあります。外貨建てで社債を発行して、スワップ市場でドルに転換することでより低コストな資金調達も行えるでしょう。さらに、SECに提出が義務付けられるアニュアルレポート(日本で言う有価証券報告書や財務諸表)といった財務資料、株主総会における説明責任、アナリストに対する説明といった形で、上場は企業における説明責任の明確なものとすると言えます
もうひとつは、会計基準の変更などで米国ではあまり一般的ではなくなりつつありますが、創業者や創業期からの従業員に対して、一定の価格で株式を購入できる権利であるオプションを与えたり(こういった形態でのオプションをストックオプションと言います)、ワラントを販売することで給与の代わりとすることができます。つまり、創業時にある従業員に10ドルで1万株の株式を購入する契約を結び、上場時に権利行使すれば、例えば株価が50ドルとなっていたら40万ドルの利益を得ることができます。米国会計基準の変更により、ストックオプションも費用計上を求められるようになったので税的に有利ではなくなってきているので、あまりはやらなくなっていますが、従業員を安い給与で馬車馬のように働いてもらえるニンジンの役目とも言えます
さらに、創業時にベンチャーキャピタルなどの投資ファンドに資金を供与してもらう代わりに、オプションやワラントを供与することでハイリスクなベンチャー融資に高いリターンを約束することもできます。このように、株式の公開は様々な機能があります
Re:がきのしつもん (スコア:1)
Re:がきのしつもん (スコア:0)
誰でも思いつく面白く無いネタを敢えて書く事に何の意味がある?
Re:がきのしつもん (スコア:1)
Re:がきのしつもん (スコア:1, 参考になる)
市場を通じて株式を売却できるので、従前の株主は(ほとんどの場合、取得価額より高くなるので)その所有株式を売却することで大金持ちになれます.
市場を通せば、不特定多数を相手に売却するので、未公開のときより遥かに売りやすくなる。
多くの未公開の会社の株式には譲渡制限(株式の譲渡に取締役会の承認が必要=日本の場合)がついてるので、非常に売りづらい、あるいは売れても出資額とあまり変わらない価格でしか譲渡できなかったりする.
(2)発行会社のメリット
公開と同時に公募増資などをで資金調達すれば多額の現金が手に入るので思い切った設備投資ができます.あとは、公開会社の方が未公開会社より社会的信頼が高いとか、色々メリットがありますよ.