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>理由は…、軍事的なものもある事を忘れてはいけません。 >H-IIAそのものが兵器に転用されることはまず無いでしょう。しかし、使われている技術は全て兵器などの軍事的手段として利用できるものです。 >諸外国は自国が軍事的に不利になるような技
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
「お役所仕事」 (スコア:2, すばらしい洞察)
日本はまだまだ情報開示の後進国ということだね。宇宙開発にお金を使うくらいだったら、雇用対策とか、役所の近代化にお金を使って欲しいもんだと思うがな。もうそろそろ、見栄なんか張れなくなっちゃうんだからさ。日本という国は。宇宙開発するカネはあるのに、年間3万人
Re:「お役所仕事」 (スコア:2, すばらしい洞察)
ヨーロッパやNASAと比較して一ケタから二ケタ(!)低い予算で [geocities.co.jp]頑張って衛星を上げて全国の需要にこたえているNASDAの予算は低すぎると思えはしても決して高くはないと思いますよ?
もちろん厳しい目で見つめるのは必要だけどね。
Re:「お役所仕事」 (スコア:1)
経済的理由以外のこと… (スコア:1)
また、こういうコメントをするのも気が引けるしそうであって欲しくは無いのですが…。
>予算を投入して日本が衛星打ち上げ技術を確立しなければならない
理由は…、軍事的なものもある事を忘れてはいけません。
H-IIAそのものが兵器に転用されることはまず無いでしょう。
masamic
Re:経済的理由以外のこと… (スコア:1)
>理由は…、軍事的なものもある事を忘れてはいけません。
>H-IIAそのものが兵器に転用されることはまず無いでしょう。しかし、使われている技術は全て兵器などの軍事的手段として利用できるものです。
>諸外国は自国が軍事的に不利になるような技
Re:経済的理由以外のこと… (スコア:1)
同感です。書いてしまったものは仕方がないですが。
>他国も同じように考えるはずです。またそれまでのつなぎに "諸外国は自国が軍事的に不利になるような技術を他国に自由に使わせることはまずありません。" なんてことを言っている国に頼むことはあり得ません。
これについては、言葉が足りなかったと思います。
1. 「軍事的」には他国も同じように考えているはずです。ただし、双方のその手放したくない技術をお互いに交換することはあるでしょう。
2. 基本的には自国にとって古くなった技術は他国に提供(すなわち技術移転〔本当はこのことを言いたかったのです〕)するでしょう。しかし、最新技術のコアな中身はよっぽどの理由がない限り提供しないということです。アメリカ、フランス、イギリス、その他の国などは実際にそうしていますが、「衛星打ち上げビジネス」はできていますよね?これをどう説明するのでしょう?
2. つまり「他国に自由に使わせない」の意味は「軍事的」にはその通りの意味ですが、自国がその技術を自ら使用するような形で、他国に軍事的利用以外の打ち上げ「サービス」を提供することを拒否するものではないということです。
3.むしろそのような「サービス」を提供することは、開発コスト回収のためには積極的に行うべきなのです。少しでも早く開発コストを吸収できればなお良いでしょう。そのために低コストを目指すことは妥当な判断でしょう。
そして、
>これで採算がとれるんですか?
採算性に関して言及しないために「軍事的」理由を述べたのですが…。
「採算性」って、どちらかというと「経済的」なものでしょう?
それでも採算性にこだわれますか…。困った。(^^;
正直、私にはなんともいえません。
#だから採算性の話は避けたのに…。
ただ、
4. 「軍事的」な観点から言えば、必ずしも「採算性」は重要ではありません。もちろん、採算性が良いに越したことはありませんが、日本では兵器を輸出できない以上、国家レベルでの「採算性」なんて、考えられません。
#あー、嫌だ嫌だ嫌だ。疲れた。
これまでの件から以下の件を述べるのは大変おかしなことですが、
5. H-IIAに関しては、他国の衛星打ち上げロケットと比べても分かるとおり、十分に競争できる価格と性能と信頼性を持っているとように見えるのですが。もちろん最初の数回の打ち上げでだけは、採算は取れないでしょう。それは、開発コストを回収しなければならないからです。H-IIAシリーズは長期間・さまざまなバリエーションでサービスできるようにすることで低価格を実現しようとしていますので、かなりの本数打ち上げないと採算は取れないかもしれません。何本打てば黒字になるか(損益分岐点)ってのを、残念ながら私は知らないんですよね。
#しばらくは円安で、採算性は向上するでしょう。
#逆に円高になれば、更なるコスト削減を要求されるかもしれませんね。
#本当のところ、信頼性の確保はまだまだですが、二回連続成功したので、まあ、最低限の信頼性は確保できたといえるでしょう。
masamic