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2 つ目の url の方から引用:
スーパーコンピュータの開発には巨額のコストがつきもの。NECによると、SX-8の1台の“定価”は約1億3000万円。最高性能の 65TFLOPSを発揮させるには512ノードが必要で、構築コストまで含めれば国家プロジェクト級の巨額の費用が必要になる。実際に世界最速の性能を発揮できる可能性は低い。 500億円が投じられた地球シミュレータは大きな成果を挙げたが、後継プロジェクトは具体化していない。近藤常務は「後継については私どもからはコメントを控えたい」と
スーパーコンピュータの開発には巨額のコストがつきもの。NECによると、SX-8の1台の“定価”は約1億3000万円。最高性能の 65TFLOPSを発揮させるには512ノードが必要で、構築コストまで含めれば国家プロジェクト級の巨額の費用が必要になる。実際に世界最速の性能を発揮できる可能性は低い。
500億円が投じられた地球シミュレータは大きな成果を挙げたが、後継プロジェクトは具体化していない。近藤常務は「後継については私どもからはコメントを控えたい」と
クラスタ型が有効なのは事象が並列かつ「独立」な場合でしょう. 理想的にはノード間の通信が必要無い場合です.
気象予報の場合には隣接する計算セル間での熱や水蒸気の移動が大きな要素を占めているので(そうでなければ山沿いの豪雨やフェーン現象も説明できない), ノード間の通信速度がネックになるクラスタ型は一般的に不利. ましてノード間通信に工夫を凝らしていない安物のクラスタではどうしようもないでしょう.
確かにダウンバーストや竜巻の様な局所的な気象現象が大局的な気象現象に大きな影響を及ぼすとは思えないように, モデリング次第ではクラスタ型でも有効な場面も出てくると思います. でも, アルゴリズムやコードなんてのは所詮力業の世界に過ぎない. 問題は基礎となるモデリングが現実の事象に一致しているのかどうかを検証することで, それが無ければただの数字遊び, 自己満足に終わってしまいます. その点で現在の数値気象モデルは愚直ではあっても有効ということで使われているのでしょう.
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
linpackの結果まだぁ? (スコア:4, 参考になる)
あと、ITmediaの記事も添えます。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0410/20/news023.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0410/20/news068.html
使い道を考えてあげないといけないですね (スコア:2, 参考になる)
2 つ目の url の方から引用:
むらちより/あい/をこめて。
Re:使い道を考えてあげないといけないですね (スコア:2, 興味深い)
べてコストパフォーマンスはどうなんでしょうかね.
次世代のアースシミュレーターにまた500億とかかけるくらいなら,そこそこ
のスパコンで我慢して,その分,計算機科学の人材育成なんかに回した方が,
よいアルゴリズムの発見なんかでトータルとして計算効率が向上するかもしれ
ない(人も育つし).
スパコン開発の副産物として得られる新技術もあるのだろうし,一概には言え
ないとは思うけど,あまりにもスカラー型と比べて値段が掛け離れているよう
だったら,これからは遅いスカラー型を選ばざるを得
台風が去った後に進路予報を出しても~ (スコア:1, すばらしい洞察)
世の中にはいわゆる粒度の低い並列処理に向いた問題もあれば,大規模な行列演算が必要となる問題もあります. スカラー型さえあれば良いという訳ではありません.
Re:台風が去った後に進路予報を出しても~ (スコア:0)
少なくとも、事象自体が並列な問題だとベクトル機の有用性は"現状のコードがベクトル向きだからコードの資産を有効活用するためにベクトル機を利用する"という点のみだと思いますが?
仕事がらコードの並列化をすることもあるのですが、"このアルゴリズムならコーディングを少しかえれば並列化効率があがるのに"と思っても元のコードと値が(丸め誤差の範囲で)異なる(アルゴリズム的には同等)ためNGになったりしますから、そのような場合にはベクトル機が有利だったりするのでしょう
Re:台風が去った後に進路予報を出しても~ (スコア:1)
クラスタ型が有効なのは事象が並列かつ「独立」な場合でしょう. 理想的にはノード間の通信が必要無い場合です.
気象予報の場合には隣接する計算セル間での熱や水蒸気の移動が大きな要素を占めているので(そうでなければ山沿いの豪雨やフェーン現象も説明できない), ノード間の通信速度がネックになるクラスタ型は一般的に不利. ましてノード間通信に工夫を凝らしていない安物のクラスタではどうしようもないでしょう.
確かにダウンバーストや竜巻の様な局所的な気象現象が大局的な気象現象に大きな影響を及ぼすとは思えないように, モデリング次第ではクラスタ型でも有効な場面も出てくると思います. でも, アルゴリズムやコードなんてのは所詮力業の世界に過ぎない. 問題は基礎となるモデリングが現実の事象に一致しているのかどうかを検証することで, それが無ければただの数字遊び, 自己満足に終わってしまいます. その点で現在の数値気象モデルは愚直ではあっても有効ということで使われているのでしょう.