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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
あっぷるの悲劇 (スコア:1, 興味深い)
PlayStation3 ------ POWER5 + VU (GPUの必要なし?)
XBox2 ------------- POWER5 + GPU
GameCube3 --------- POWER5 + GPU
消費電力 ---------- 80W (multicoreだけに柔軟に省エネできるのでは?)
ということは...
大量生産で安い, 高性能な汎用CPU, Desktopもx86からPOWER5へ移行するのか?
どどど, どうするIntel, AMD, SUNそして... あっぷる.
あっぷるの悲劇
その1 POWER5へ移行により, 従来のPowerPCの開発が止まる (すでに止まってる?汗)
その2 しかし, 1,2年はPOWER5のチップはゲーム機が優
Re:あっぷるの悲劇 (スコア:4, 参考になる)
#RS64の製品ラインは、Power4以降にPowerに一本化されているのでブランドとしても消滅
Powerの競合相手は、ItaniumやUltraSPARCなど数千ドルクラスのハイエンドプロセッサで、32CPUとか64CPUまで搭載可能な大型システムにも使用されますが、PowerPCはせいぜい数プロセッサまでを搭載するハイエンドワークステーションまでが上限なかわりに、競合相手が数百ドルクラスのPC用プロセッサや、組込向けだと数十ドルから数ドルのARMやMIPSが競合相手になるわけですから、前提となる設計が異なります
Power4以降では後に開発されたPowerPC970にPower4で取り入れられた技術が応用されるなど、PowerとPowerPCの関係は非常に緊密ですし、組込向けのPowerPC75xシリーズやPowerPC4xx、モトローラのPowerPC8xxxシリーズとの間でも互換性が保たれています。つまり、PC向けをベースに既製品のプロセッサでハイエンドからローエンドをカバーするIntelに対し、IBMのPower/PowerPCはマーケットに適合した複数のコアをベースにしたオーダーメードに近いプロセッサを投入するという違いがあります。従って、MacにPower5を搭載したりするのは無理がありすぎます(技術的には可能)
ところで、以前にも書きました [srad.jp]がCellアーキテクチャは、PowerPCベースではありますが基本的な考え方が違います。Cellは、BlueGeneのようなHPCや、グリッドコンピューティング向けの新しい設計思想で、スカラユニットの演算性能を重視するのではなく、アプリケーションに応じてベクターユニットや浮動小数点ユニットの演算性能を最適化したコアを、1枚のダイに複数集積し、高速なバスでコア同士と高速なオン・ダイL3キャッシュと統合することで飛躍的な演算性能を指向するもので、Power5ばかりでなくPowerPC970のようなスカラ演算性能重視のコアではなく、せいぜい組込向けのコアをベースにBlueGene/Lで採用されたコアよりも高速動作に適したものを採用した程度のものと予想されます
消費電力と生産体制に関しては、IBMはSonyと東芝と共に設計段階では関与しますが、生産に関してはIBMセミコンダクタの生産設備を使用するのではなく、現在PS2のプロセッサを生産しているSonyと東芝の合弁会社が行うので原則的にMac向けのプロセッサ生産に影響を与える可能性はないでしょう。生産を自前で行うことで、PS2でも行われたように暫時最新プロセス技術を投入して、生産コストの削減と消費電力の低下を図ることが可能になると思われます
そういうわけで「あっぷるの悲劇」はすべて成立しません
Re:あっぷるの悲劇 (スコア:0)
後藤ちゃんの話 [impress.co.jp]は参考になるよ。