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まず発射後100秒に高度122kmでクローバー型のセイル展開を開始し、その120秒後にクローバー型を分離、次いで発射後230秒に高度169kmで扇子型セイルの展開を開始した後、発射後約400秒に海上に落下しました。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
ICBMじゃなくてSLBMです (スコア:5, 参考になる)
1970年代後半に登場した第5世代のSLBMで、ミサイル1基あたり最大7個のMIRV(個別誘導型核弾頭)を搭載し、90年代初頭には14隻のDelta lll級原潜(ロシア名第667号BRD計画艦"カルマー")に224基のVolnaが作戦配備に就いていおり、これ以外に予備が相当数製造されたと推定されています。長い間ソビエトの核抑止力の中枢を担ってきたシステムですが、START-l及びll両条約によっ
歴史的な船出 (スコア:3, 興味深い)
Setting sail for history [nature.com] 訳文:歴史的な船出(前編) [mypress.jp] (後編) [mypress.jp]
記事は、NASAのジェット推進研究所(JPL)のプロジェクト・マネージャーだったLou・Friedman氏が、Carl・Sagan氏、Bruce・Murray氏と共に「惑星協会」を設立した所から、ソーラー・セイルの歴史を語り始めています。
「Cosmos 1」は、改造されたミサイルによってロシアの原子力潜水艦から軌道へと打ち上げられますが、機体そのものも、旧ソ連の航空宇宙会社NPO Lavochkin社によってモスクワで建造されています。ソーラー・セイルは宇宙空間で展開されなければなりませんが、NPO Lavochkin社は、この話を請け負った時点で既に膨張式の宇宙船の研究を行っていた為、ロシアに頼る事は経済的・技術的に道理にかなったものだったそうです。実際、このプロジェクトの予算はわずか400万USドルで、NASAなら実機が作られる事が無いほどの少額だと語られています。
現時点で、ソーラー・セイルによる飛行経験という実績でリードしているのは、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)で、昨年8月に太陽帆船用の薄膜帆を宇宙で初めて展開 [isas.ac.jp]させる快挙を成し遂げています。 「Cosmos 1」が今回ソーラー・セイルの展開に無事成功した暁には、それを制御してより高い軌道へと宇宙船を押し上げる試みがなされる事になっています。これは未知の領域になるので、実際にソーラー・セイルにどのような力がかかるのか、そして何が起こるかは判らないのだ、とFriedman氏は語っています。より高い軌道に到達した場合には、モハーベ砂漠に設置したラジオ・アンテナから450キロワットのマイクロ波ビームをソーラー・セイルに向ける事までが予定されているそうですが、ESAの火星軌道船「Mars Express」が探査ポールの展開に失敗している [mypress.jp]事を伝える記事などを読むと、 まずソーラー・セイルの展開だけでも成功して欲しいなと思ったりします。
「Cosmos 1」のソーラー・セイルはアルミニウム処理によって強化されていますが、厚みは5マイクロメーター程しかなく、太陽からの光に曝される事によって1ヶ月ほどで品質低下を起こし始めるそうです。それでもこのうち上げが成功した時には、「宇宙帆船」の時代の始まりを告げた物としてその名が記憶される事になるのでしょう。 幸運を