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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
逆効果になったりして (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:逆効果になったりして (スコア:0)
# もちろん私も実証例の一人です
Re:逆効果になったりして (スコア:2, 参考になる)
漫画は“くだらない読み物”と呼ばれて、学習漫画以外は買い与えられなかった。
アニメも世界名作劇場とかサザエさんみたいな当たり障りのない作品を時々見る程度で、昭和50年生れのくせに、宇宙戦艦ヤマトやガンダムやキン肉マンや北斗の拳やドラゴンボールは“暴力的で悪影響がある”として見られなかった。
ファミコンも“有害なゲームが多い上に時間の浪費”として、決して買い与えられなかった。
ついでに言うなら「8時ダヨ!全員集合」も「おれたちひょうきん族」も、“下品な番組”として決して見る事ができなかった。「志村、後ろ!後ろ!」などドリフのギャグを(耳学問として)やっと知ったのはつい最近のこと。
一方、本は豊富に与えられていて、イトコの女の子からお下がりで何十冊も本をもらったのを、夢中になって読んでいた。元の持ち主の趣味を反映して、「カロリーヌのぼうけん」とか「ちいさいモモちゃん」や「ももいろのきりん」みたいな女の子の読むような本ばかり、私も自然に読んでいたような気がする。
持ち物もウルトラマンや仮面ライダーは“暴力的”だからと、キティちゃんのトートバッグとか、ファンシーなイラストの入った筆箱みたいに、普通は女の子が持つようなラブリーなグッズを母に与えられて持っていたのを(今の母には黒歴史らしいが)私ははっきり憶えている。
小学時代にはこの手のファンシーなグッズを男が持つ事は「女っぽい」と同級生にからかわれるもので、自分自身はそういうグッズが嫌いではなかったけど、からかわれる事を恐れてビクビクしていたもので、複雑な気持ちであった。
こんな幼少年時代を送った者がおっきくなると、どんな趣味になるかは自ずと明らかなもので、そりゃあ学生時代からハマりましたさ、少女趣味な(注:ロリコンの意味でない方の意味)少女漫画にアニメに少女小説。少女趣味な作品という男にとってのタブーに加え、漫画やアニメというタブー、それも当時は宮崎勤事件の頃のおたくバッシングの熱まだ冷めやらない時代で、たとえ健全な漫画やアニメのマニアであろうとバッシングされ社会の爪弾きにされる時代だった(実際私も少女漫画を集めたかどで家族会議に掛けられて勘当されかけた事がある)から、それらのタブーに挑戦するファイトが俄然沸いてきて、そりゃあ夢中になりましたとさ。
ハイバネーション(=冬眠)中。 押井徳馬(・(T)・)
Re:逆効果になったりして (スコア:0)