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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
日本の音楽ファン失望、かあ…… (スコア:4, 興味深い)
失望とかありますが、何か根本的に間違ってるような気もします。
そもそもiTMSのビジネスモデルって、配信する楽曲の値段を原価割れ
覚悟で定額に押さえる代わりに再生可能なポータブルプレーヤーを
iPODに限定させる事によりiPODの売り上げによって総合的に利益を
得ようというものだと認識しております。
(つまりゲーム業界のビジネスモデルの逆パターン)
なので、元来単独では殆ど利益をもたらさないばかりか赤字に
なる可能性ばかりが高い音楽配信のみに参加するのって、業者に
とっては(楽曲の単価をそれなりの水準にしな
Re:日本の音楽ファン失望、かあ…… (スコア:3, すばらしい洞察)
「配信する楽曲の値段を原価割れ覚悟で定額に押さえる」
ですが、その場合の原価というのは何を指すでしょうか?
CDのような物理媒体や、自社のネットワークやサーバで
配信するのではなく、iTMSに載せる限り、配信にかかわる
コストはiTMS側にかかってくるはずです。また、もともと
CDなどが売られているものですから、あえてコストをかけて
プロモーションすることも必要ないでしょう。
原価というのは、かなり低いのではないかと推測されます。
本当にコスト割れなら、レーベルによっては参加しない、
という選択肢もあるはずです。
逆にiTMSに参加することで、薄利多売の戦略をとることも、
これまた理にかなっている行動です。
まずは、お金を出す人間に受け入れられる、これが自由競争の
基本であり原点でしょう。
iTMS、iPod、ひいてはAppleを叩くのはおかしいです。
消費者に受け入れられるモデルを作ったのは純粋な企業努力であり、
他社はそれを怠ったに過ぎないからです。
少なくともソニーや、音楽レーベルのこれまでの行動こそ、
日本の音楽ファンを失望させるに十分なものだったと思います。
音楽の作り手を保護するのは大切なことですが、だからといって
音楽の聞き手をないがしろにしてしまっては無意味です。