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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:5, 興味深い)
DRMのためにユーザのPCにルートキットを仕込むなんて正気とは思えない。
でもなぜ大企業に勤めるいい大人がそんな狂気に走るのか考えて欲しい。
コンテンツ産業にとってカジュアルコピーの蔓延は死活問題だ。
でもだからといってユーザの当然の権利を妨げることは許されないと思う。
この相反する立場をうまく調和させるには大胆な発想の転換が必要じゃないだろうか。
例えば、提供側が一方的に管理するのではなく、ユーザ側が不正コピーでないことを立証するためのキーを持つようにするとか。
違法コピーを100%防ぐことは実質不可能ですが悪質な常習犯を摘発することは可能です。
悪質犯として摘発されたくなかったら自主的に自分の無実を証かしだてするものを用意すればよいわけで。
ユーザの自主性に任せても大多数のカジュアルコピーは防げると思う。
そのためのFreeDRMとかOpenDRMとかいったものを用意すればこの気違いじみた状態に終止符をうつことができるんじゃないでしょうか。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:2, すばらしい洞察)
このこと自体がワタシには疑問なんですがね。
不正コピーする人は、ハナっから買う気なんてないので、そもそも客じゃないんです。そんな人、相手にしたってしょーがないでしょ。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:5, すばらしい洞察)
「違法コピーは犯罪。道徳的に悪い事。かっこ悪い」ってのが一般的な認識になれば良いんですけど、そうでもないわけで。
だから、道端で売ってるような、正規品の五分の一ぐらいの価格の違法コピーを買ったりすると良くないんだよ、てのが一般的な認識にならないとね。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:1, すばらしい洞察)
Turboからは合法なのが出てるらしいが。
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:2, 興味深い)
コンテンツ側がプレイバック環境を既定するのってどの程度ゆるされると思います?
映画なんかでよくあるじゃないですか?
監督が「映画館での上映のみ」とかいうしばりをつけちゃったがためにDVDにもVHSテープにもできないようなやつ。
でも、その映画を映画館がペイしないから上映しない。と決めたら、結局永遠に見ることができないよね。
たとえ、小さなスクリーン、ショボイ音響環境でも、見れないより見れたほうがいいような気がするけどなぁ。
「コンテンツ」ってそんなに高尚なものなんですかね?
(映画はゲージツだからしょうがないのかなぁ)
実は同じ問題が本の「装丁」にもあるんだよね。作家が装丁を規定しちゃってその装丁以外は出版できないみたいな…。つくづくバカバカしいと思うんだけど。
でも、作家サイドとしては装丁まで含めて自己表現の一部だからそこは譲れないと…。
# 数学は科学の女王にして奴隷
Re:"DRM脳の恐怖"を煽られてもなあ (スコア:0)
で、どういう環境で再生できるようにするかは供給側が決めることなんじゃないですかね。
実際に映画館なり劇場なりに足を運んで見てもらいたいと思えばそちらを重点的に供給すればいいし、多くの人に買ってもらいたいと思えばさまざまなバージョンのDVDや関連グッズを売り出せばいいと思いますよ。
高尚かどうかという視点から見ると、結局大半の作品は娯楽作品なわけで、出来るだけ多くの人に供給するべきといった高尚なものではないと思います。