「東京地裁，1953年公開の映画は「著作権切れ」と判断」記事へのコメント

裁判長がね

[clubx (27914)]

高部真規子さんですから。

Re:裁判長がね

[Anonymous Coward]

そもそも今回の決定はあくまで「仮処分申請の却下決定」だから
仮に（特別抗告とかも却下されて）このまま決定したとしても
既判力（終局判決としての拘束力）は持たないのだよね
# そもそも裁判じゃないし

勿論続く（であろう）損害賠償なり何なりの民事裁判で
証拠として引用することはできるが、その裁判を起こされること自体までは
防げないし、裁判で決定内容を覆されることも大いにあり得る
仮にこのまま決定してかつ裁判が起こらなかったとしても、
当然「判例」視されることもない
# だから普通は仮処分決定ごときでこんな長々と決定理由を喋らない
# 正直、「司法の喋りすぎ」の範疇に入るかと思う
# まあ、最高裁「判例集」には既に載ってるけどさ

裁判長云々はともかく、今回の決定は「仮処分が棄却された」
以上の意味も以下の意味も持たないと思われ

Re:裁判長がね

[Anonymous Coward]

＞# そもそも裁判じゃないし 決定は裁判ですよ。 ＞証拠として引用することはできるが、その裁判を起こされる＞こと自体までは ＞防げないし、 裁判を起こすこと自体を防ぐものなんてそもそもありませんけおね。 ＞仮にこのまま決定してかつ裁判が起こらなかったとしても、 ＞当然「判例」視されることもない 当然に重要な判例として扱われるでしょうね。 既判力の有無と，それは判例としての性格とは無関係です。判例として意味があるのは「本件著作物」についての著作権の有無の部分ではなく，53年問題についての附則解釈の部分であって，そもそもこういう法律判断は判決だろうが決定だろうが既判力その他拘束力を持つことはありません。 ＞# だから普通は仮処分決定ごときでこんな長々と決定理由を喋らない 法律問題が争われた場合には長々と決定理由を書くのはおかしなことではないと思いますよ（ニレコや日本放送の事件）。法律問題が争われること自体はかなり少ないですが。 まあ高部さんがじゃっかんしゃべりすぎる感があるのは確かですが。