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本件データは,<中略>住民に関しては,個人連番の住民番号,住所,氏名,性別,生年月日,転入日,転出先,世帯主名,世帯主との続柄等の個人情報の記録である。
本件データに含まれる情報のうち,被控訴人らの氏名,性別,生年月日及び住所は,社会生活上,被控訴人らと関わりのある一定の範囲の者には既に了知され,これらの者により利用され得る情報ではあるけれども,本件データは,上記の情報のみならず,更に転入日,世帯主名及び世帯主との続柄も含み,これらの情報が世帯ごとに関連付けられ整理された一体としてのデータであり,被控訴人らの氏名,年齢,性別及び住所と各世帯主との家族構成までも整理された形態で明らかになる性質のものである。 このような本件データの内容や性質にかんがみると,本件データに含まれる被控訴人らの個人情報は,明らかに私生活上の事柄を含むものであり,一般通常人の感受性を基準にしても公開を欲しないであろうと考えられる事柄であり,更にはいまだ一般の人に知られていない事柄であるといえる。したがって,上記の情報は,被控訴人らのプライバシーに属する情報であり,それは権利として保護されるべきものであるということができる。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
とりあえず (スコア:0)
参考までに聞いてみたいです。
#場合によっては訴訟起こすことも検討したいんで。
Re:とりあえず (スコア:1, 参考になる)
48万人で集団訴訟起こせば勝てそうな気もしますが、考えが甘いですか?
ところで、2002年度の業績 [dccard.co.jp]を見ると、2002年度の経常利益で丁度48万人に1000円ずつ払えますね。
いくらまでなら支払っても持ちこたえられるのでしょうか?
Re:とりあえず (スコア:3, 参考になる)
宇治市個人情報漏洩事件とその顛末 [tottori.jp]を見る限り、最
高裁判断では基本4情報として氏名、住所、性別、生年月日を取
り上げていまして、これらが漏洩したときの損害賠償が一人あた
り1万円ということになっています。
最高裁判決の形ですので下級審もこれに拘束されるわけで、今回
はクレジットカード番号やその他の情報まで含まれるので、訴訟
を起こせば一人あたり1万円を超える金額+訴訟経費(宇治市の
場合は一人漏洩あたり5千円、ただし相場と考えるには問題あり)
をもぎ取れることがほぼ確定しました。
今回は48万人なので、全体で集団訴訟を起こせば60億くらいはも
ぎ取れるのではないでしょうか。もちろん原告弁護士が優秀なら
もっと金額が大きくなるでしょう。
Re:とりあえず (スコア:4, 参考になる)
> 高裁判断では基本4情報として氏名、住所、性別、生年月日を取
> り上げていまして、これらが漏洩したときの損害賠償が一人あた
> り1万円ということになっています。
毎回これを引く人がいるのですがこれはうそです。
判決文 [law.co.jp]から抜粋すると ということで、基本4情報で1万5千円/人というのは明らかな誤り。
ただし、今回はカード番号や利用金額など、実害が認められそうな項目が含まれていますので、賠償請求もそれなりに出来そうですね。
#実害を証明できれば、その分請求できるでしょうし。
Re:とりあえず (スコア:1)
基本4情報+続柄・家族構成etc.による属性付けが\10k/人、っ
て考えれば良いのでしょうか。
今回は経済的な意味で実害が出る項目なので、裁判になったと
きは宇治市事件よりも原告(漏洩被害者)側には有利な材料が多
いor訴訟維持が楽な材料が多いと思えます。
うーん、基本4情報だけだとやはり訴訟を起こしても500円/人
かなぁ。