「職業忍者、増えてます」記事へのコメント

ついに表向きの呼び名さえ正義の味方から陥落か。

[Anonymous Coward]

スーパーマンだなんて、曲がりなりにも表向きには正義の仕事かのように呼ばれていたのにな。

忍者という呼び名の裏には
「場合によっては法に抵触するリスクもある非公式業務」
「評価対象外」
「万が一の際も自己責任」
「成功しても報酬の保証なし」
「断ればクビ」
と、まぁそういう酷い条件の仕事をやらせるってことだ。
騙されちゃいかんね。

著名な人気企業でどんな使われ方をしているかは知らんが、
「言葉だけ独り歩きしてしまう」に全部！

Re:

[Anonymous Coward]

歴史上の忍者は、奴隷ではありませんよ・・・。
どこかのファンタジー上の話ですか？

Re:

[Anonymous Coward]

奴隷ではないですけど、下層の階級である事は多かったみたいですね。
生きるためには何でもやらなきゃいけなかったとか聞くと、自分も忍者を自称しなくなるかも。

Re:ついに表向きの呼び名さえ正義の味方から陥落か。

[Anonymous Coward]

白土史観？
実際の忍者は技能集団として重宝されているので本来の階級とは関係なく優遇されることが多かった。
その多くはもともと伊賀地方の郷士とその小作人。
伊賀は元は荘園だったが中世になると貴族や社寺の支配が弱まり自立するようになった。
イギリスで言えばジェントリークラスが形成されたといわれている。
ところが伊賀地方は元々土地が痩せていて小地主間の利権を巡る争いが多くなり戦闘技術が向上したといわれる。
そして室町中期に当時の朝廷や幕府内の暗闘、謀略戦でその実力を全国区で示したために人材として引っ張りだこになった。
上忍は高級武士扱いで下忍も足軽扱いが普通。
平時には高級武士階級の上忍に対して集団罷業（ストライキ）を起こして待遇改善を求めたりもしている。
キティ信長による伊賀戦争の時の大量殺戮もあったが、それ以外は結構うまく立ち回って生き残っている。
伊賀戦争の被害は甚大、動くものは全て殺されたといわれているが何とか生き残った人々は”帰農”か武士になるかの選択を迫られた。
”帰農”した人々は幕末まで農民階級として生き残った。
武士になった人々は意外と出世した人が多く旗本になったものもいた。
隠す人が多いけど”忍者”の子孫は意外と多いですよ。

Ninja増殖中

[Lafiell (6631)]

と言ってもオンラインゲームの中で、ですが。。。

World of Warcraft、Everquest2、Aion:The Tower of Eternity 等、北米でサービス中の
MMORPGでは、Ninja＝本来そのキャラが持つべきでないアイテムを取る（盗む）プレイヤー、
転じてその行動という意味で広く使われています。
ここ数年、Ninja-ed など語尾変化させて動詞化している有様で＞＜

忍者はタダの盗人じゃねえ！高度な技能を有する諜報集団だ!とその度に反論したりするの
ですが、圧倒的多数の英語国民に抗する術も無く。。。

#忍びと野武士はどう違うんだ、と聞かれて困惑。
#主人が正統なLordか、単なるPowerful clanかの違いだと言っておいた。
#本当かどうか知らん

（以下余談）
"Ninja"の由来は10年くらい前EverQuestという廃人御用達のMMORPGで、当時の最難関ボスドラゴンを
有るギルドが倒した際に起きた事件です。
お宝を誰が取るかで揉めていた隙に乗じて、ギルドに属さないキャラクターがドラゴンの死体に忍び
寄り、アイテムを盗んで即座にログアウトしたため大騒ぎとなりました。
その顛末が公式フォーラムに"Ninja"行為としてアップされたのが始まり、と記憶しています。
前世紀の話ですね。

今時のゲームでは考えられない事故ですが、こういうトラブルを経て、ゲームデザインが徐々に進歩
してくるのを見てきました。やはり何でも「やってみないと分からない事」というのはあるのだな。