アカウント名:
パスワード:
ふたりのうち、正直者は「だいたい真ん中だろう」というラインを指定。もうひとりは、「どうせ、ふたりの引いたラインの中間になるのだから」といって、自分:相手=99.9:0.1くらいになるようなラインを指定。結果、正直者は約25%、もうひとりは約75%のケーキをもらいましたとさ。
なるほど。その前提で質問です。
1 正直者は「半分であることが正義」という価値観を持っていると推定できます。2 もうひとりは「自分がいっぱいもらうべき」という異なる価値観を持っています。3 これは前提である「2人が異なる価値観を持っている」に合致します4 結果,正直者は約75%を得ましたが「半分であることが正義」は達成できませんでした5 結果、もうひとりは約25%しか得られず「自分がいっぱいもらう」目的は未達です。6 結局,ふたりとも当初の価値に基づく結果は得られませんでした。7 今回開発されたアルゴリズムはふたりは満足したと見なします。8 ふたりは本当に満足なんでしょうか?
何行目から先が間違っていますか?ゲーム理論が苦手なものですいません。
価値観の違いというのはこの場合、「ケーキのどの部分に価値を見出すか」が各人によって違うという意味で、伊藤先生の資料(PDF) [kyoto-u.ac.jp]にありますがこの問題の前提として、「各人が全体の価値の1/n以上の価値を持つピースを得れば満足する」という仮定があります。
ご指摘の場合では強欲な方が全体の0.1%を残りの99.9%と同等の価値と認めて境界を区切った事になるので、その0.1%を含む約25%を得ることになるので満足するはずです。また正直者も自分が50%と思った領域以上を貰えるので満足です。
これだと正直者の評価関数はもらえるケーキの領域だけじゃなくその場にいる人数も引数として必要になるので、また別の問題になるんじゃないのかな。
単に、正直者でないほうが愚かだった(交渉の目的を理解しなかったか、0.1%と99.9%を同じ量だと考えた)だけのことです。
どちらを貰えるか判らない段階で、二つに分けるラインを指示するのですから、愚かでないならばどちらを貰っても損にならないラインを考えるでしょう。
なるほど。無知のヴェールが前提となっているんですね。
当事者には分配ルールが知らされていなくて、合理的に判断する場合を想定すればいいのですね。ありがとうございました。
ふたりのうち、正直者は「だいたい真ん中だろう」というラインを指定。もうひとりは、「普通の事はしたくない」といって正直者のラインと直角に交わるラインを指定。結果、竹串を挿したケーキを前ににらみ合いが続きましたとさ。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
正直者がばかをみる (スコア:1)
ふたりのうち、正直者は「だいたい真ん中だろう」というラインを指定。
もうひとりは、「どうせ、ふたりの引いたラインの中間になるのだから」といって、
自分:相手=99.9:0.1くらいになるようなラインを指定。
結果、正直者は約25%、もうひとりは約75%のケーキをもらいましたとさ。
Re:正直者がばかをみる (スコア:2)
Re: (スコア:0)
なるほど。その前提で質問です。
1 正直者は「半分であることが正義」という価値観を持っていると推定できます。
2 もうひとりは「自分がいっぱいもらうべき」という異なる価値観を持っています。
3 これは前提である「2人が異なる価値観を持っている」に合致します
4 結果,正直者は約75%を得ましたが「半分であることが正義」は達成できませんでした
5 結果、もうひとりは約25%しか得られず「自分がいっぱいもらう」目的は未達です。
6 結局,ふたりとも当初の価値に基づく結果は得られませんでした。
7 今回開発されたアルゴリズムはふたりは満足したと見なします。
8 ふたりは本当に満足なんでしょうか?
何行目から先が間違っていますか?
ゲーム理論が苦手なものですいません。
Re:正直者がばかをみる (スコア:4, 参考になる)
価値観の違いというのはこの場合、「ケーキのどの部分に価値を見出すか」が各人によって違うという意味で、伊藤先生の資料(PDF) [kyoto-u.ac.jp]にありますがこの問題の前提として、「各人が全体の価値の1/n以上の価値を持つピースを得れば満足する」という仮定があります。
ご指摘の場合では強欲な方が全体の0.1%を残りの99.9%と同等の価値と認めて境界を区切った事になるので、その0.1%を含む約25%を得ることになるので満足するはずです。また正直者も自分が50%と思った領域以上を貰えるので満足です。
Re: (スコア:0)
これだと正直者の評価関数はもらえるケーキの領域だけじゃなくその場にいる人数も引数として必要になるので、
また別の問題になるんじゃないのかな。
Re: (スコア:0)
単に、正直者でないほうが愚かだった(交渉の目的を理解しなかったか、0.1%と99.9%を同じ量だと考えた)だけのことです。
どちらを貰えるか判らない段階で、二つに分けるラインを指示するのですから、愚かでないならばどちらを貰っても損にならないラインを考えるでしょう。
Re: (スコア:0)
なるほど。
無知のヴェールが前提となっているんですね。
当事者には分配ルールが知らされていなくて、合理的に判断する場合を想定すればいいのですね。ありがとうございました。
Re: (スコア:0)
ふたりのうち、正直者は「だいたい真ん中だろう」というラインを指定。
もうひとりは、「普通の事はしたくない」といって
正直者のラインと直角に交わるラインを指定。
結果、竹串を挿したケーキを前ににらみ合いが続きましたとさ。