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>大きさや形状によっては、アスベストと同じ仕組みで、発がん性があると思うのですが。
と言われてそれなりに毒性調査の論文が出てるけど、今のところ目立った発癌性は出ていない。そもそもアスベストの発癌メカニズムがよくわかっていないので、形が同じだから同じ発癌性がある、と簡単には言えない。(その可能性はまだ排除し切れていないけど)
アスベストの発癌機構としては、
1. 繊維状のものが長期間存在することによる炎症 → 防御反応により出てくる活性酸素類での発癌2. アスベストから染み出した鉄分による何らかの機構 *理由は定かではないが、疫学的調査からは鉄含有量の多いアスベストほど発癌性が高い傾向が指摘されている3. アスベスト鉱石中に含まれる微量な放射性元素が、肺中の特定部位に長期間残留することによる発癌 *鉄分の多いアスベストほど(放射性元素を含む)他の微量元素も多く含んでいるため、このような解釈もある
などが提唱されていて、1の場合はカーボンナノチューブでも同様の発癌性が出る可能性があり、2,3の場合にはカーボンナノチューブでは毒性が出ない可能性が高い。で、どれが本当の発癌機構なの?という部分は結論が出ていない。
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発がん性 (スコア:0)
Re:発がん性 (スコア:0)
>大きさや形状によっては、アスベストと同じ仕組みで、発がん性があると思うのですが。
と言われてそれなりに毒性調査の論文が出てるけど、今のところ目立った発癌性は出ていない。
そもそもアスベストの発癌メカニズムがよくわかっていないので、形が同じだから同じ発癌性がある、と簡単には言えない。
(その可能性はまだ排除し切れていないけど)
アスベストの発癌機構としては、
1. 繊維状のものが長期間存在することによる炎症 → 防御反応により出てくる活性酸素類での発癌
2. アスベストから染み出した鉄分による何らかの機構
*理由は定かではないが、疫学的調査からは鉄含有量の多いアスベストほど発癌性が高い傾向が指摘されている
3. アスベスト鉱石中に含まれる微量な放射性元素が、肺中の特定部位に長期間残留することによる発癌
*鉄分の多いアスベストほど(放射性元素を含む)他の微量元素も多く含んでいるため、このような解釈もある
などが提唱されていて、1の場合はカーボンナノチューブでも同様の発癌性が出る可能性があり、2,3の場合にはカーボンナノチューブでは毒性が出ない可能性が高い。で、どれが本当の発癌機構なの?という部分は結論が出ていない。