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日本政府の明治以降の近代化・工業化政策では、東北はあまり重視されず、農林魚業・鉱業の第一次産品の供給源として永らく扱われていた。 で、秋田県の場合、戦後しばらくまで石油や鉱山、農業が栄えていたため、その扱いに甘んじていた。 第二次大戦後、テクノポリスみたいな工業化政策が何回か行われたけど、期待したほどの成果は上げられず、バブル以降はそれらの工場も閉鎖されたりしている。 さらに自治体毎でも工場誘致をしているが、減税などの特典が無くなると、ほどなくして撤退することが多い。だいたい低賃金を武器にして、工場を誘致するといった方法自体、自殺行為なんだよな。 ・・というわけで、東北地方の経済発展の
この技術を使って、タイあたりで作って輸入した方が安価で効率的では?あちらでも稲は大量に作ってますし、人件費は安いし国内の陸上輸送と比べたら、タイからの海上輸送のほうが安いですし
地産地消という意味ではいいでしょう。なんでもかんでも海外に作れば良いと考えている人はこの国の政策に関わらないでほしいよね。
とはいえ物流が発達した今の時代にわざわざ高い地元品を買う人はあまりいません
おみやげ品ならまだしも燃料という生活に直結するものならなるべく安く入手しようとするには当然のことです。
そんな事やってると自分の収入も下がっていく訳なのだが、損を許容するから価値が生まれる訳でさ。
ある国と別の国の収入差は、その国と国の一番効率のいい産業によって大体決まる。効率の悪い産業からより良い産業にシフトしてったほうが1人あたりのGDPだとかは増えるよ。それが経済学の原理。
食料であれ燃料であれ何であれ、お金を出せばその分売ってもらえるというのが経済学の教義だけど、生存に直結する食料や燃料については、そういう前提は楽観的過ぎるのではないかという考え方があって、そういう立場に立つと、農地を維持するために公金を支出しようという政策になる。(農家に対する優遇が上記の必要性に相応しいものであるのかは大いに疑問ではありますが)
世界中で食料や燃料が逼迫する状況を想定するなら、楽観的ですね。まあ、そんな状況なら世界大戦になってます。
逼迫してなくても、売ってもらえなくなることはあるわけで。数年前のレアメタルの一件をもうお忘れですか?外国、特に特定の一国に依存することはたとえ経済的に合理的でも、国家の安全保障、生存戦略という観点からは問題が多いです。
ああ、それじゃこのトピックである食料とは別の話ですね。それなら同意します。特に燃料はシビアですし。
>1~2ヘクタールの兼業農家が多い。…なんて書いてあるが、1haもない零細農家はもっと多い訳で、そんな農家にも戸別補償しようなんて言い出すから農業全体での競争力はますます落ちる訳だ。
農業法人作って大規模化する(つうか株式会社を認めろよ)、農家も「商売」をしているという自覚をもたにゃならん。志のある人は人材と資金と耕作地を集めて生産、加工、流通小売まで手がけるいわゆる六次産業化を進めようとしているのに、戸別補償の話が出た途端田圃を貸してた零細農家が「田圃返してくれ」と言い出して足を引っ張る始末。零細農家ってジジババがやってる規
ただ大規模農業こそがモロに海外勢とバッティングするんだよね。全ての効率を等価としても、そうすると物価や人件費がその商品価格差となる訳で。という事で、付加価値を中心として小回り効く農業ってのも一つの手ではある訳で。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
第一次産業復活が東北復興の鍵 (スコア:3, 興味深い)
日本政府の明治以降の近代化・工業化政策では、東北はあまり重視されず、農林魚業・鉱業の第一次産品の供給源として永らく扱われていた。
で、秋田県の場合、戦後しばらくまで石油や鉱山、農業が栄えていたため、その扱いに甘んじていた。
第二次大戦後、テクノポリスみたいな工業化政策が何回か行われたけど、期待したほどの成果は上げられず、バブル以降はそれらの工場も閉鎖されたりしている。
さらに自治体毎でも工場誘致をしているが、減税などの特典が無くなると、ほどなくして撤退することが多い。だいたい低賃金を武器にして、工場を誘致するといった方法自体、自殺行為なんだよな。
・・というわけで、東北地方の経済発展の
Re: (スコア:0)
この技術を使って、タイあたりで作って輸入した方が安価で効率的では?
あちらでも稲は大量に作ってますし、人件費は安いし
国内の陸上輸送と比べたら、タイからの海上輸送のほうが安いですし
Re: (スコア:0)
地産地消という意味ではいいでしょう。
なんでもかんでも海外に作れば良いと考えている人は
この国の政策に関わらないでほしいよね。
Re: (スコア:0)
とはいえ物流が発達した今の時代にわざわざ高い地元品を買う人はあまりいません
おみやげ品ならまだしも燃料という生活に直結するものならなるべく安く入手しようとするには当然のことです。
Re: (スコア:0)
そんな事やってると自分の収入も下がっていく訳なのだが、損を許容するから価値が生まれる訳でさ。
Re: (スコア:0)
ある国と別の国の収入差は、その国と国の一番効率のいい産業によって大体決まる。効率の悪い産業からより良い産業にシフトしてったほうが1人あたりのGDPだとかは増えるよ。それが経済学の原理。
Re: (スコア:1)
食料であれ燃料であれ何であれ、お金を出せばその分売ってもらえるというのが経済学の教義だけど、
生存に直結する食料や燃料については、そういう前提は楽観的過ぎるのではないかという考え方があって、
そういう立場に立つと、農地を維持するために公金を支出しようという政策になる。
(農家に対する優遇が上記の必要性に相応しいものであるのかは大いに疑問ではありますが)
Re: (スコア:0)
世界中で食料や燃料が逼迫する状況を想定するなら、楽観的ですね。
まあ、そんな状況なら世界大戦になってます。
Re: (スコア:0)
逼迫してなくても、売ってもらえなくなることはあるわけで。
数年前のレアメタルの一件をもうお忘れですか?
外国、特に特定の一国に依存することはたとえ経済的に合理的でも、
国家の安全保障、生存戦略という観点からは問題が多いです。
Re: (スコア:0)
ああ、それじゃこのトピックである食料とは別の話ですね。
それなら同意します。特に燃料はシビアですし。
Re: (スコア:2)
賞味期限が近づいたという理由でまだ食べられる食品が大量に捨てられるという「フードロス」の問題さえあるのに、食料安保のためとしてこれ以上、農家
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
>1~2ヘクタールの兼業農家が多い。
…なんて書いてあるが、1haもない零細農家はもっと多い訳で、そんな農家にも戸別補償しようなんて言い出すから農業全体での競争力はますます落ちる訳だ。
農業法人作って大規模化する(つうか株式会社を認めろよ)、農家も「商売」をしているという自覚をもたにゃならん。
志のある人は人材と資金と耕作地を集めて生産、加工、流通小売まで手がけるいわゆる六次産業化を進めようとしているのに、戸別補償の話が出た途端田圃を貸してた零細農家が「田圃返してくれ」と言い出して足を引っ張る始末。
零細農家ってジジババがやってる規
Re:第一次産業復活が東北復興の鍵 (スコア:0)
ただ大規模農業こそがモロに海外勢とバッティングするんだよね。
全ての効率を等価としても、そうすると物価や人件費がその商品価格差となる訳で。
という事で、付加価値を中心として小回り効く農業ってのも一つの手ではある訳で。