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「原発事故後の鼻血」で、いちばんこわいなと思うのは、水俣病の初期の情勢に似てるという指摘。既知の理論に合わないから、気のせいだ、デマだと断定。水俣病はそれで被害が広がった。鼻血の話は「美味しんぼ」以前に、けっこう多くの人が話している体験談なわけで、大規模な現況調査もせずに「非科学的」と断定するのは、あぶないと思う。
「鼻血が出る」かどうかって話であれば、原発事故というか震災以降に「鼻血が出るようになった人」が増えたのは事実かもしれません。ただ、公的に把握していないって言ってるだけなんだから、そういう主張した側が【客観的な】データを出せばいいんじゃないですか。
もっとも、それが放射線の影響だというなら明確に否定できます。鼻血が出るレベルの放射線浴びてれば今頃死んでますから。編集部はその辺を「断定していない」として幕引き図ろうとしていましたが、本誌にモロに「被曝のせいです」ってセリフが出ていたようですから、そりゃ不適切だって指摘を受けるでしょう。あと、大阪の被災財処理を引き合いに出したりするあたりも、まともな取材をしていないことがまるわかりですね。
どう見てもデマでしかありません。
1959年7月に有機水銀説が熊本大学や厚生省食品衛生調査会から出されると、チッソは「工場で使用しているのは無機水銀であり有機水銀と工場は無関係」と主張し、さらに化学工業界を巻き込んで有機水銀説に異を唱えた。これは当時、無機水銀から有機水銀の発生機序が理論的に説明されていなかったことによる。病気の発見から約11年が経過した1967年になり、ようやくチッソ工場の反応器の環境を再現することで、無機水銀がメチル水銀に変換されることが実験的に(いまだ”理論的”にではないことに注意)証明された。しかし、排水と水俣病との因果関係が証明されない限り工場に責任はないとする考えかたは、被害の拡散を防ぐための有効な手段をほとんど打てずに経年していく、という重大な問題を抱えることになり、結果として大量の被害者を生みだし、地域社会はもとより補償の増大などで企業側にとっても重篤な損害を生むもとになった。
Wikipediaから歴史的に見てこういうの主張側が出せ、ってのは時間ばかりかかるんですよ。金集めないといけないし、民間の調査なんてそうそう協力しない。逆に、協力する人たちから集めたデータが信用できますか?
水俣等の歴史的公害事件を見ると、否定するにも調査するなりした方がいい、ということと、デマだとしても放置したところでデマを解消できない問題はけっこうありそうなんですよ。
税金使ってもある程度調査して「風聞バスター」みたいなことしても良いと思うんですよね。今みたいなイメージ先行の「食べて応援」運動に金をかけるだけでなく。調査しないことが返って勢いづかせてる面もあるし、もう調査して幕切れにしてもいいだろうとか。県単位の健康調査に数項目付け加えるくらいでもそう言うことがどの程度あったかわかるだろうしそれなら簡単に(たぶん安く)できる。
鼻血が出るレベルの〜も、美味しんぼ側は「風が吹けば桶屋が儲かる」方式の理論を言ってる。放射能は遠因で直接的なものではないが、放射性物質がそう言った健康被害を生み出す物質を生成してる的な(これもそんな量の放射性物質はもうないのでは?という)。もはやこの「鼻血が〜」主張は「そのレベルの放射能を浴びたら即死」に対して抜け道を見つけてしまっているし、放置しててもまあ平行線かな。
>どう見てもデマでしかありません。
この計算についてはどうですか?「鼻血はありえない」に科学的根拠はあるか [togetter.com]
その計算自体がデマっぽいですね。
こんなのもあるそうです。非科学的?双葉町等を対象にした疫学調査の中間報告で鼻血等が有為に増加 [togetter.com]
繰り返しますが、鼻血出る人が増えたかどうか、という話なら、公に上がってないけど実は増えてる可能性は否定していません。ただし、それと被曝を関連付けるのは明確に間違いだと認識しています。
組織破壊されて出血するレベルで被曝していれば、症状が「鼻血」(とせいぜい「疲れやすい」)に限定されるはずがないからです。仮に鼻粘膜の放射線感受性が特に高かったとしても、「最近、よく鼻血が出るんだ」「鼻かんだら時々血が」なんて呑気に言える程度ですむはずないでしょう。はだしのゲンで血便だだ漏れになったおっさんと同じレベルまでいきますよ。
あと、大阪で処理した被災財は岩手のものですから、同列に論じるのは明らかにおかしいですね。1000人中800人が云々ってのも、母集団は「近隣住民」じゃなくてその市民団体のサイトのアンケートに答えた人ですから、このあたりは完全に嘘を書いてるわけです。
これをデマと言わずしてどうするんですか。
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人生unstable -- あるハッカー
いちばんこわいケース (スコア:1)
「原発事故後の鼻血」で、いちばんこわいなと思うのは、水俣病の初期の情勢に似てるという指摘。
既知の理論に合わないから、気のせいだ、デマだと断定。水俣病はそれで被害が広がった。
鼻血の話は「美味しんぼ」以前に、けっこう多くの人が話している体験談なわけで、大規模な現況調査もせずに「非科学的」と断定するのは、あぶないと思う。
Re:いちばんこわいケース (スコア:1)
「鼻血が出る」かどうかって話であれば、原発事故というか震災以降に「鼻血が出るようになった人」が増えたのは事実かもしれません。
ただ、公的に把握していないって言ってるだけなんだから、そういう主張した側が【客観的な】データを出せばいいんじゃないですか。
もっとも、それが放射線の影響だというなら明確に否定できます。鼻血が出るレベルの放射線浴びてれば今頃死んでますから。
編集部はその辺を「断定していない」として幕引き図ろうとしていましたが、本誌にモロに「被曝のせいです」ってセリフが出ていたようですから、
そりゃ不適切だって指摘を受けるでしょう。
あと、大阪の被災財処理を引き合いに出したりするあたりも、まともな取材をしていないことがまるわかりですね。
どう見てもデマでしかありません。
Re:いちばんこわいケース (スコア:2)
Wikipediaから
歴史的に見てこういうの主張側が出せ、ってのは時間ばかりかかるんですよ。金集めないといけないし、民間の調査なんてそうそう協力しない。
逆に、協力する人たちから集めたデータが信用できますか?
水俣等の歴史的公害事件を見ると、否定するにも調査するなりした方がいい、ということと、デマだとしても放置したところでデマを解消できない問題はけっこうありそうなんですよ。
税金使ってもある程度調査して「風聞バスター」みたいなことしても良いと思うんですよね。
今みたいなイメージ先行の「食べて応援」運動に金をかけるだけでなく。
調査しないことが返って勢いづかせてる面もあるし、もう調査して幕切れにしてもいいだろうとか。
県単位の健康調査に数項目付け加えるくらいでもそう言うことがどの程度あったかわかるだろうしそれなら簡単に(たぶん安く)できる。
鼻血が出るレベルの〜も、美味しんぼ側は「風が吹けば桶屋が儲かる」方式の理論を言ってる。放射能は遠因で直接的なものではないが、放射性物質がそう言った健康被害を生み出す物質を生成してる的な(これもそんな量の放射性物質はもうないのでは?という)。
もはやこの「鼻血が〜」主張は「そのレベルの放射能を浴びたら即死」に対して抜け道を見つけてしまっているし、放置しててもまあ平行線かな。
原発事故由来の放射能に原因する鼻血/Re:いちばんこわいケース (スコア:1)
>どう見てもデマでしかありません。
この計算についてはどうですか?
「鼻血はありえない」に科学的根拠はあるか [togetter.com]
Re:原発事故由来の放射能に原因する鼻血/Re:いちばんこわいケース (スコア:1)
その計算自体がデマっぽいですね。
疫学調査/Re:いちばんこわいケース (スコア:1)
こんなのもあるそうです。非科学的?
双葉町等を対象にした疫学調査の中間報告で鼻血等が有為に増加 [togetter.com]
Re:疫学調査/Re:いちばんこわいケース (スコア:1)
繰り返しますが、鼻血出る人が増えたかどうか、という話なら、公に上がってないけど実は増えてる可能性は否定していません。
ただし、それと被曝を関連付けるのは明確に間違いだと認識しています。
組織破壊されて出血するレベルで被曝していれば、症状が「鼻血」(とせいぜい「疲れやすい」)に限定されるはずがないからです。
仮に鼻粘膜の放射線感受性が特に高かったとしても、「最近、よく鼻血が出るんだ」「鼻かんだら時々血が」なんて呑気に言える程度ですむはずないでしょう。はだしのゲンで血便だだ漏れになったおっさんと同じレベルまでいきますよ。
あと、大阪で処理した被災財は岩手のものですから、同列に論じるのは明らかにおかしいですね。
1000人中800人が云々ってのも、母集団は「近隣住民」じゃなくてその市民団体のサイトのアンケートに答えた人ですから、このあたりは完全に嘘を書いてるわけです。
これをデマと言わずしてどうするんですか。