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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
ノーベル賞もんだな (スコア:1)
新聞記者はどこまでわかってるのか? (スコア:1)
ま,Nature Geneticsに掲載されてる論文,読んでみますかね.
Re:新聞記者はどこまでわかってるのか? (スコア:3, 興味深い)
論文の内容はアブラナの自家不和合性に関わる遺伝子がDNAのメチル化を受けること
によって数種の配列の中で優性劣性が決まっているということであり,直接的に自
家不和合性の説明をしたわけでもメンデルの遺伝法則の一般的な法則の発見をを行っ
ている訳でもないですね.
DNAメチル化による遺伝子発現のコントロールはほ乳類のX染色体などでは既によく
知られていることです.
(そうしなければメスはオスの2倍のX染色体遺伝子を発現してしまう)
これまで他の生物で知られていた現象(発生時や器官特異的なDNAのメチル化)が
アブラナのような植物でもおきていたということで重要な研究ではあるのですが、
メンデルを持ち出すのは筋違いだと思います.
kaho
Re:新聞記者はどこまでわかってるのか? (スコア:0)
メンデルの「優勢・劣勢の法則」が適用できる遺伝子の事を指します.
これは,AとBの異なる性質を1つの遺伝子でスイッチされるような場合を意味していて,
アブラナの自家不和合性は,対立遺伝子によるものらしいという仮定のもとなのでしょう.
だから「仕組みを発見」は言いすぎでもミスリードではないのではないかと.
もっとも次の焦点である,
「アブラナに見られたこの現象が,広く他の生物にも適用できるのか」
が解明されなければ駄目なのでしょうが.
何故この現象が今まで他で発見されなかったのかが気になります.
観察するのが難しいのか,それともやはり他では見られないことなのか・・・
#専門家の方にぜひ解説していただきたい
Re:新聞記者はどこまでわかってるのか? (スコア:1)
どうやら記者さんは私と似たようなロジックで勘違いをしたのではないかと思えてきました.
#/.読者をミスリードしたくないので,
私の親コメントにはマイナスモデを希望.
Re:新聞記者はどこまでわかってるのか? (スコア:0)
>私の親コメントにはマイナスモデを希望.
うむ、願いはかなえられたぞ。