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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
チャレンジ! (スコア:0)
Re:チャレンジ! (スコア:1)
ポール際の大飛球のファールかフェアかの判定には有効そうだが。
Re:チャレンジ! (スコア:3, 興味深い)
「チャレンジ [wikipedia.org]」
というのは、アメフトにおいて個別のプレーでビデオ判定するか否かの選択権のことです。
「そりゃ誤審だろ」と思ったときにはコーチはチャレンジを行使してビデオ判定を仰ぎます。
成功すれば判定は覆り、失敗したときは(審判の判定は正しかったとき)ペナルティとしてタイムアウトの権利を一回失います。
(タイムアウトは結構重要なので失うのは痛い)
どこで使うか、というのも戦略の一環になってしまってるのがアメフトの面白いところだったりします。
Re:チャレンジ! (スコア:3, 興味深い)
ところが,例えば「~が起きたのは~よりも前か後か」みたいなビミョーな判定になってくると,ビデオを見ても(おそらく)結局のところ心眼で判断するしかないようなケースが多々あったわけです.判定用の映像は一般公開されないので,どういう感じだったのかは謎ですが,当時の30fps程度なビデオじゃ判断に悩むことも多かったでしょう.で,そうやって審判が何度も見返している間は自動的にタイムアウトになって,ヘタすると数分間もプレーが中断されるわけです.
その待ち時間というのは,単に「試合の流れをぶち壊す」というだけではなく,例えばノー・ハドル・オフェンス(作戦会議を開かず,間髪あけずに連発でプレーし続けて,防御側の混乱を誘発する戦略)の最中にビデオ判定になると(注:判定結果が出ていないのでdeclineもできない),攻撃側にとって作戦面で不利になるわけです.で,毎年,オーナー会議の議題にあがっては僅差で継続していました.それが最終的に逆転して一度は廃止になったわけです.
ところが世の中不思議なもので,廃止になった翌年には,廃止に票を投じたオーナーのチームに不利な誤審が何度も出て,「あぁ,昨年までだったらビデオ判定で修正されてたのにね」みたいなことになり,翌年からは「復活させるかどうか」が毎年の議題に上がっていたわけです.
というように,現状のルールは試行錯誤した末なので,良く出来たルールになってるのも当然じゃないかと思いますね.
Re: (スコア:0)
何かが変わると「古い記述は不要」とか言って消す馬鹿がいるんですよ。百科事典をニュース速報か何かだと思っているらしいです。
Re:チャレンジ! (スコア:1)
一方、ファーストダウンかどうか微妙な時、メジャーを取り出して「あと1インチ足らん」なんてやっ
てるのを見ると何だか滑稽ですね。
Re:チャレンジ! (スコア:3, 興味深い)
別コメントでも書かれているように、プレーの中断時間による有利不利といった要素があるために、そこは正確さよりも迅速さが優先されます。
プレーが止まった時点ではボールが選手ダンゴの中で、正確な位置を特定するのが無理なことも少なくないですから。
一方、
>メジャーを取り出して「あと1インチ足らん」
を「基準点がアバウトなのに意味ねーじゃん」と思ってしまうのは自然ですが、実はここで求められているのは正確さではありません。
肝心なのはメジャーによって誰もが客観的に確認できること。
スポーツの判定は双方の選手(と関係者、観客)が「納得」できるものならそれでいいんです。正確さは納得できる判定を出すための手段に過ぎないんですよ。
うじゃうじゃ