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海外の研究者が大ヒット商品を開発したり、非常に有効な特許を取った日本メーカーの開発者と話をしてびっくりするのは、「それだけの成果をだしてるのにお金持ちになっていない」ことだそうです。
確かにその通りですが、それは何もずば抜けた発明をした技術者に限ったことではなくて、組織の頂点から裾野まで賃金格差の小さいことが、これまで日本的経営のひとつの特徴だったわけです。抜群の経営者も、アメリカの企業と比べたら大した報酬はもらっていない。一方で、
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:2, すばらしい洞察)
金銭的には年功序列で同期の格差が少なくても、優秀な奴には面白い仕事、ポストを振ることで精神的充足を与えてきた。
それは会社と社員で暗黙に同意してきたこと。
プロジェクトXの価値観ですよ。
中村さんがそれをぶちこわすのは当然だと思う。
日亜で精神的充足を得られることができず、中途退社した結果トータルの金銭的見返りはものすごく少なく、しかもアメリカに行ってみたら”金銭的評価も仕事的面白さも”という両トリをしている人がゴマンといた。
”もらい損なった”ものがあると思うのも自然なこと。
退職まで会社にいつづけることで、本当に精神的充足を得られるの?
転職やホームランバッターのことを考えていない金銭評価でいいの?
という問いかけとして、彼の行動を捉えたい。
_________________________________________ Kinoko, Deep Interactive>>Communication.
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:1)
雇われる側から書いているのか意識して書いてもらえると有難い。
両方をわざと混ぜているなら別だが、読むのが面倒で。
ちなみに、職は”仕事”ではなくて、かなり”労働”だと思っている。
だから、面白い・面白くない『仕事』とは別のことだ。
もっとも、『仕事』をしているという感覚になることもままある。
また、会社を辞め、転職先では単価が上がったが収入は減らした。
それでも会社を変えることで得るものは大きかったと今は言える。
最近は、仕事のあるところで仕事をすれば?という意識にもなったり。
私としては、だれかここでの争点をまとめてもらえると有難い
・労働者が逆らえない弱みに付け込む雇用側の強制・暗黙の規約は
労働者が多数を占める社会では反社会的行為の賜物
・特許権の帰属に関する契約を日亜・中村氏双方がどう受け取って
いたか。集団催眠の会場(会社)から離れて(退職)してみないと
だまされていることに気づかないか、丸め込まれるか、
身包み剥がされるかも。
・あの世界的な功績に対する対価が2万円とは信じられない
・会社の金で面白いことをさせてもらって、もし会社に損をさせても
全額賠償するなんてことは無いから、給料払っているだけでも
有難く思え
とかでしょうか。
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:1)
海外の研究者が大ヒット商品を開発したり、非常に有効な特許を取った日本メーカーの開発者と話をしてびっくりするのは、「それだけの成果をだしてるのにお金持ちになっていない」ことだそうです。
中村氏が提訴に踏み切ったきっかけも、アメリカに行ってから向こうの研究者達が貰っている特許の報酬について知って、それで初めて発明者にそれだけの報酬を貰える権利があることを知ったのだそうで。
けどつい最近までは、日本のサラリーマン開発者・研究者は、自分達の開発・研究結果がどれだけ莫大な利益を生んでいても、通常の給料以上貰えないのが当たり前と思ってましたから、中村氏が特別というわけではないでしょうね。
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:0)
確かにその通りですが、それは何もずば抜けた発明をした技術者に限ったことではなくて、組織の頂点から裾野まで賃金格差の小さいことが、これまで日本的経営のひとつの特徴だったわけです。抜群の経営者も、アメリカの企業と比べたら大した報酬はもらっていない。一方で、
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:1)
確かにそうですね。かなり前ですが、とある大企業の社長さんが「私と新入社員の賃金差はたった15倍しかない。しかしソ連の初等公務員と共産党書記長の給与差は10万倍ある。日本ほど共産主義な国はない」とおしゃっていたことがあります。今でも事情は変わらないでしょうね。
>そのような古き良きスキームもいよいよ崩れてきた
本当にいいのかどうか....結局は1%人間の努力で残りの99%が養ってもらっている、ということですからね。貧富の格差が大きいことは弊害がありますが、なさ過ぎるのも弊害があるでしょうからねぇ。
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:0)
「収入の差」でないことに 注意。
大企業の役付者クラスは 関連企業、子会社などの社長や重役を兼任している場合が多々あり、それらを合算した場合は「15倍」なんて生易し
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:1)
新入社員が月給20万だとして、大社長が月給200億!?
それはないっしょ。
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:0)
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:0)
> 新入社員が月給20万だとして、大社長が月給200億!?
> それはないっしょ。
いいところに気付いたね。
じゃぁ、ソ連での 初級公務員の月給が 2千円だったとして、
書記長が月給2億だったと思うかね? 収入でなく賃金で。
賃金の10万倍の格差ってが 既にオカシナ前提だったんだよ。
関連企業の役員兼任とか、それを適宜ローテ
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:1)
だから、日本は世界一成功した社会主義国家だと。
……なんか誤解してます?
Re:いまさらプロジェクトXじゃないよね (スコア:1)
「労働を提供している」
という意思があるか・ないか
ってので、今回の反応は大きく分かれると思う。
会社からもらえるモノが
提供している労働への対価という考えをベースにして発想できるか否か
で、大分差がでるだろうし
中村氏の言い分に対して、雇用される側が、大賛成できていない(と感じられる)理由は、そんな所にもあると思う。
もちろん、雇用する側にしてみれば、大部分の雇用者には
「労働を提供している」なんて思ってもらわない方がやりやすいと思う。
(キャリア・ノンキャリみたいなものだろうか?)