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まあ普通に考えれば、あり得ませんね。細菌だの神経細胞だのだけで「自我」は説明できませんし、「気分」なんてとても。我々の「自我」は、量子力学的な操作に還元されるものと理解しています。# だから人間の知能の再現は、量子コンピュータでなければならない
>細菌だの神経細胞だのだけで「自我」は説明できませんし、「気分」なんてとても。影響は説明可能です。手足を吹っ飛ばして気分に影響が無い人間や麻薬類打ち込んで気分に影響が無い人間が少数派であるように、内臓周りからの化学的影響で気分に影響する事は十分おき得ます。気分の"由来"の話ではなく、気分への"影響"の話ですよ、このストーリーは。
>我々の「自我」は、量子力学的な操作に還元されるものと理解しています。どのみち証明するには材料が足りてないですね。神経細胞の作用だけで基本的な自我が構成できる可能性は否定されていません。ま、逆に電磁波だの量子的な効果だの量子的な効果の発生率に影響する何かだのが必要な可能性もまた否定されてはいないわけですが。
># だから人間の知能の再現は、量子コンピュータでなければならないダウト。量子コンピュータは重ね合わせによる"並列演算"に特化しただけなので、普通のコンピュータを並列化しまくっても代用可能です。量子コンピュータってのは量子的現象を演算できるコンピュータではなく、量子的現象を利用したコンピュータです。
むしろ「量子的な効果の発生率に影響する何か」が必要だった場合には量子コンピュータでも再現不可能です。
古い食品を食べて気分が悪くなる事があるが、あれは細菌の所為らしいぞ。
それは気分が悪くなるのではなく、気持ちが悪くなるのです。
以下オフトピ
以前どこの新聞だったかなー、読者投稿の欄に、【私は国語の教師をしているのですが、先日授業中に生徒の一人が「気分が悪いので保健室に行ってもいいですか」と言うので、「何故気分が悪いのだ。理由を言いたまえ」と問いただしました。しかし彼は「気分が悪いんです」と言うばかり。重ねて私が「だからどういう理由で気分が悪いのだ」と問いただすと、別の生徒が「先生、彼は吐き気がすると言ってるのです」と言うではありませんか。本人に確認するとその通りだと言うので「そういう時は気持ちが悪いと言いたまえ」と注意して保健室に行かせたのですが、私は何か間違っているでしょうか】という内容の投書が載っていて、「書いたやつも相当だけど、これを新聞に載せるヤツは大丈夫か?」と困惑したことを思い出しました。いや、それだけ。
気持ちが悪くて気分が良くなるのは変態だろうな。
教師が非常識だと新聞に載せたかったんじゃない?
気分なんて、交感神経系と副交感神経系に支配された肉体制御用の下層レイヤーだよ。化学薬品の投与で良くも悪くも自由自在。
それを聞いたときは、ペンローズ先生も思考がアルゴリズムで説明される事に耐えられず藁をつかんだか!と思ったね。
>人間の知能の再現は、量子コンピュータでなければならない
(少なくとも現在までにそれを示唆する結果は得られていませんが)もし人間の知能に量子効果が非常に大きく関わっていたとしても、量子効果は古典演算でも計算量を増やせば任意の精度で再現可能です。#当然、精度を上げると計算量は膨大になるが。
そのため、例え量子的な効果が効く系だとしても、「十分な計算速度と十分な容量があれば」古典的なものだけで再現可能です。#量子効果のシミュレーションだの、量子化学計算だのは古典的な計算機でやられてるんですよ?
ネタなのかどうかも知りませんが、
ストレスが少なければ気分がよくなる悪玉菌にちくちくやられてれば体に負荷がかかり、気分に影響する。
ありえそう。
# 人間の知能を再現できる量子コンピュータを人間の知能で具現化できるかが問題ですね。
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また似非化学か (スコア:0)
まあ普通に考えれば、あり得ませんね。
細菌だの神経細胞だのだけで「自我」は説明できませんし、「気分」なんてとても。
我々の「自我」は、量子力学的な操作に還元されるものと理解しています。
# だから人間の知能の再現は、量子コンピュータでなければならない
Re:また似非化学か (スコア:2, すばらしい洞察)
>細菌だの神経細胞だのだけで「自我」は説明できませんし、「気分」なんてとても。
影響は説明可能です。
手足を吹っ飛ばして気分に影響が無い人間や麻薬類打ち込んで気分に影響が無い人間が少数派であるように、内臓周りからの化学的影響で気分に影響する事は十分おき得ます。
気分の"由来"の話ではなく、気分への"影響"の話ですよ、このストーリーは。
>我々の「自我」は、量子力学的な操作に還元されるものと理解しています。
どのみち証明するには材料が足りてないですね。
神経細胞の作用だけで基本的な自我が構成できる可能性は否定されていません。
ま、逆に電磁波だの量子的な効果だの量子的な効果の発生率に影響する何かだのが必要な可能性もまた否定されてはいないわけですが。
># だから人間の知能の再現は、量子コンピュータでなければならない
ダウト。量子コンピュータは重ね合わせによる"並列演算"に特化しただけなので、普通のコンピュータを並列化しまくっても代用可能です。
量子コンピュータってのは量子的現象を演算できるコンピュータではなく、量子的現象を利用したコンピュータです。
むしろ「量子的な効果の発生率に影響する何か」が必要だった場合には量子コンピュータでも再現不可能です。
Re:また似非化学か (スコア:2, おもしろおかしい)
古い食品を食べて気分が悪くなる事があるが、あれは細菌の所為らしいぞ。
Re: (スコア:0)
それは気分が悪くなるのではなく、気持ちが悪くなるのです。
以下オフトピ
以前どこの新聞だったかなー、読者投稿の欄に、
【私は国語の教師をしているのですが、先日授業中に生徒の一人が
「気分が悪いので保健室に行ってもいいですか」と言うので、
「何故気分が悪いのだ。理由を言いたまえ」と問いただしました。
しかし彼は「気分が悪いんです」と言うばかり。
重ねて私が「だからどういう理由で気分が悪いのだ」と問いただすと、
別の生徒が「先生、彼は吐き気がすると言ってるのです」と言うではありませんか。
本人に確認するとその通りだと言うので「そういう時は気持ちが悪いと言いたまえ」
と注意して保健室に行かせたのですが、私は何か間違っているでしょうか】
という内容の投書が載っていて、
「書いたやつも相当だけど、これを新聞に載せるヤツは大丈夫か?」
と困惑したことを思い出しました。
いや、それだけ。
重箱 (スコア:1)
気持ちが悪くて気分が良くなるのは変態だろうな。
Re:また似非化学か (スコア:1)
教師が非常識だと新聞に載せたかったんじゃない?
the.ACount
Re: (スコア:0)
気分なんて、交感神経系と副交感神経系に支配された肉体制御用の下層レイヤーだよ。
化学薬品の投与で良くも悪くも自由自在。
何というブーメラン (スコア:0)
そういう主張をしている人がいるのは知ってるが,それは「そうだったら面白いよね」という与太話(もしくはSF)だっつーの.
Re:何というブーメラン (スコア:1)
もしくは、SF作品で、ものすごいIT技術を登場させたいけど、自我を簡単にコンピュータ上に再現できちゃうと色々話作りが破綻するから、「出来ないんだよ」という言い訳をするために便利な設定。
その言い訳のおかげで作品が面白くなるなら作中で勝手に使う分には有りだと思う。 自在に再現・コピーし放題、という立場でのとびきり面白いSF作品もあるけど。
ついでにその設定は、魂的な神聖不可能な何かがあって、それは技術的に再現できない遙か遠くにあって欲しいと願う人らにとっては心地の良い逃げ込み先でもあるから、その説を無根拠に現実に引っ張り出す例も散見される。
決着が付いてないから、まだどっちか分からんと言うのがほんとのところだけど、バイアスをかけたがる人が結構居るので、この手の話題にネタに触る時には、本当に学術的にちゃんとしたソースと言えるのかどうか注意が必要。
Re:何というブーメラン (スコア:1)
ちなみに掛け値無しに偉い科学者であるところのペンローズ先生が「その可能性もあるんじゃね?」と提唱した [wikipedia.org]というのはとこまでは事実。
「ペンローズ先生の説が正しかった」と設定すれば、作者が不細工な設定をひねり出すよりなんとなくカッコイイので、SF小説で引用する分には大変便利なんだけど。文章の上では、作中世界で当たり前の事実として書かれちゃうと、「ここはSF設定ですよ」という作者の意図に気付かない人が出やすいのが難点。
「実は人間はテレポートの能力を持っていた」とか「常温で縮退した氷」とかだと、誰が読んでも、この部分は作者の勝手なSF設定なんだな、と分かるんだけど。
Re:何というブーメラン (スコア:1)
SFのネタしては好きな部類なので,どんどんやって欲しいところではあるのですが.
1つの仮説や与太話として話題に出てるだけなら未科学として扱えばいいだけなんですけど,大元のAC氏はストーリーで紹介された研究を「似非化学」(似非科学か疑似科学の間違いか)と貶める一方で取り上げてるので,これは本気で信じこんでて不味そうだなと思い,厳しめの突っ込みを入れた次第です.
# プロバイオティクスに怪しい研究が多い (整腸作用以外はほとんど全部怪しい?) のは事実なので,この手のネタについては批判的な目で見る必要は高いと思うんですけどね.
Re:何というブーメラン (スコア:1)
それを聞いたときは、ペンローズ先生も思考がアルゴリズムで説明される事に耐えられず藁をつかんだか!と思ったね。
the.ACount
Re: (スコア:0)
>人間の知能の再現は、量子コンピュータでなければならない
(少なくとも現在までにそれを示唆する結果は得られていませんが)もし人間の知能に量子効果が非常に大きく関わっていたとしても、量子効果は古典演算でも計算量を増やせば任意の精度で再現可能です。
#当然、精度を上げると計算量は膨大になるが。
そのため、例え量子的な効果が効く系だとしても、「十分な計算速度と十分な容量があれば」古典的なものだけで再現可能です。
#量子効果のシミュレーションだの、量子化学計算だのは古典的な計算機でやられてるんですよ?
Re: (スコア:0)
ネタなのかどうかも知りませんが、
ストレスが少なければ気分がよくなる
悪玉菌にちくちくやられてれば体に負荷がかかり、気分に影響する。
ありえそう。
# 人間の知能を再現できる量子コンピュータを人間の知能で具現化できるかが問題ですね。