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この団体はそもそも何なのか。「再販制度を守れ」それは分かった。しかしこの団体が出荷停止とか決められるのか?そんな強制力はないし、仮にあったらそれは独禁法違反だろう。Amazonは「契約当事者が出てこい」と言ってるんだから、当事者である出版社が個別に「契約違反だから出荷停止」と決めればいい。
再販制度の出版社側のメリットって何なのでしょう。再販制度があろうがなかろうが出版元は自由に卸値を決めることが出来るのですよね。消費者側としてはどこで買っても同じ値段だから、お店選びをする必要がないというメリット(?)はあるかと思うのですが。
え?再販制度がなければ、今Amazonですら基本定価で売ってる本が値引きされるのは間違いないですが。
kindle版など電子書籍がちょうどその状態です。一応出版社との契約に基づいて価格を決めていますが、紙の本に対してちょい値引きは常識、キャンペーンの値引きは20%30%あげく無料(続き物の一巻目など)といった騒ぎです。
でも、値引きするかどうかは書店の問題じゃないの、値引きしたらその分書店が損するだけで、出版元はべつに関係ない気がするけど。中小の書店が文句を言うのだったら分かるけど、出版元が文句を言うのが分からない。再販制度があると、値段や質に関係なくとにかく書店は出版元の指示する本を受け入れないといけないととでも言うなら話は別だけど、書店がその本を仕入れるかどうかは再販制度と関係ないのでは?
出版元の商品ラインナップ次第ですよね。売れ筋の本しか出版しないのであればその通りですが、専門書を扱っている出版社の場合は売れにくい本を書店に置いてもらうために再販制度を支持するのでは。再販制度は滅多に売れないような本でもとりあえず店頭に置いてもらって、何年もかけて値引きせずに売れる制度。
書店の立場で考えると、現状はいくらでも返本が可能なので仕入れて置くだけならノーリスクです。だから売れなそうな本でも(場所さえあれば)とりあえず置いておくことができる。でも再販制度が無くなってしまったら仕入れた本が速やかに売れた方が良いので、売れ筋の本に注力することになります。時間をかけないと売れない本は大幅に値引くか取り扱いを止めることになる。すると出版側はそういう本を作れなくなる。時間をかければ売れることが分かっていても、小売りはそんなに待てないからね。棚卸資産(在庫)にも税金はかかるので。
再販(価格統制)と、委託販売(返本)は密接に結びついてるけど、別の制度ですよ。岩波みたいに全部買い切りだけど再販制度も取ってるところもある。
でも再販制度が無くなってしまったら仕入れた本が速やかに売れた方が良いので、売れ筋の本に注力することになります。時間をかけないと売れない本は大幅に値引くか取り扱いを止めることになる。
売れ筋云々は再販より委託販売に由来しますね。再販制度を委託販売制度に置き換えて考えます。Amazonのようなネット通販っていわゆる「ロングテール」、品揃えが武器なんで、売れ筋のみに注力するのは自殺行為。ネット書店に限れば委託販売を廃止してもマイナーな書籍の取り扱いが無くなることはありえないと思う。
ま、委託販売を廃止⇒再販廃止 とはまず行かないけど。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
調べてもわからなかった (スコア:0)
この団体はそもそも何なのか。
「再販制度を守れ」
それは分かった。
しかしこの団体が出荷停止とか決められるのか?
そんな強制力はないし、仮にあったらそれは独禁法違反だろう。
Amazonは「契約当事者が出てこい」と言ってるんだから、当事者である出版社が個別に「契約違反だから出荷停止」と決めればいい。
Re: (スコア:0)
再販制度の出版社側のメリットって何なのでしょう。再販制度があろうがなかろうが出版元は自由に卸値を決めることが出来るのですよね。消費者側としてはどこで買っても同じ値段だから、お店選びをする必要がないというメリット(?)はあるかと思うのですが。
Re: (スコア:0)
え?
再販制度がなければ、今Amazonですら基本定価で売ってる本が値引きされるのは間違いないですが。
kindle版など電子書籍がちょうどその状態です。
一応出版社との契約に基づいて価格を決めていますが、紙の本に対してちょい値引きは常識、キャンペーンの値引きは20%30%あげく無料(続き物の一巻目など)といった騒ぎです。
Re: (スコア:0)
でも、値引きするかどうかは書店の問題じゃないの、値引きしたらその分書店が損するだけで、出版元はべつに関係ない気がするけど。
中小の書店が文句を言うのだったら分かるけど、出版元が文句を言うのが分からない。
再販制度があると、値段や質に関係なくとにかく書店は出版元の指示する本を受け入れないといけないととでも言うなら話は別だけど、書店がその本を仕入れるかどうかは再販制度と関係ないのでは?
Re:調べてもわからなかった (スコア:1)
出版元の商品ラインナップ次第ですよね。
売れ筋の本しか出版しないのであればその通りですが、専門書を扱っている出版社の場合は売れにくい本を書店に置いてもらうために再販制度を支持するのでは。
再販制度は滅多に売れないような本でもとりあえず店頭に置いてもらって、何年もかけて値引きせずに売れる制度。
書店の立場で考えると、現状はいくらでも返本が可能なので仕入れて置くだけならノーリスクです。
だから売れなそうな本でも(場所さえあれば)とりあえず置いておくことができる。
でも再販制度が無くなってしまったら仕入れた本が速やかに売れた方が良いので、売れ筋の本に注力することになります。
時間をかけないと売れない本は大幅に値引くか取り扱いを止めることになる。
すると出版側はそういう本を作れなくなる。
時間をかければ売れることが分かっていても、小売りはそんなに待てないからね。
棚卸資産(在庫)にも税金はかかるので。
Re:調べてもわからなかった (スコア:3)
再販(価格統制)と、委託販売(返本)は密接に結びついてるけど、別の制度ですよ。
岩波みたいに全部買い切りだけど再販制度も取ってるところもある。
でも再販制度が無くなってしまったら仕入れた本が速やかに売れた方が良いので、売れ筋の本に注力することになります。
時間をかけないと売れない本は大幅に値引くか取り扱いを止めることになる。
売れ筋云々は再販より委託販売に由来しますね。再販制度を委託販売制度に置き換えて考えます。
Amazonのようなネット通販っていわゆる「ロングテール」、品揃えが武器なんで、売れ筋のみに注力するのは自殺行為。
ネット書店に限れば委託販売を廃止してもマイナーな書籍の取り扱いが無くなることはありえないと思う。
ま、委託販売を廃止⇒再販廃止 とはまず行かないけど。