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敵地でも実用的にと考えたら、ガソリンで動かすのが理にかなっているのでしょうけど。音もうちょっとどうにかならんかなと。ワイルドすぎるぜ。
原子力電池とか使うんじゃないですかね。
記事中のラバ型のロボット、1回の燃料補給で約32kmの歩行だとちょっと短いし。発動機の音も結構ある。今のままだと実用的ではない。
米軍ヘリが墜落した時に放射性ストロンチウムをバラまいたっていう話だし、米軍は通常兵器に放射性物質を使用するのに抵抗無いと考えて間違いない。
エンジン音については、量産化の中で解決されると思います。内部のメカニズムの保護のためにも、剥き出しで使われる事は無いでしょうし、遮音材のついた外装で囲い、かつ、マフラーを付ければ問題ないと思います。
原子力電池については、量産化された場合、1分隊に1台、みたいなスケールで配られるような代物に使うには、資源が足りないでしょう。放射性物質に無頓着でも、物理的に作れない物を使う事は出来ません。
>原子力電池については、量産化された場合、1分隊に1台、みたいなスケールで配られるような代物に使うには、資源が足りないでしょう。プルトニウムとか余っているように思えるのですが、何千台・何万台と製造すると、そんなに切迫するものなのですか?
一般的に余ってるとされるプルトニウムは、プルトニウム239やプルトニウム240で、一方、一般的に原子力電池に使われているのはプルトニウム238です。
プルトニウム238は239や240と同じく、使用済み核燃料に含まれていますが、それを単離するのは困難であるため、ネプツニウム237に中性子線を当て、ネプツニウム238にした後、ベータ崩壊をさせてプルトニウム238にする、という複雑な方法で生成されています。そのため資源量としては決して潤沢とは言えません。
そのプルトニウム238を利用した原子力電池ですが、1㎏あたりの出力は540Wです。
潤沢なプルトニウム239やプルトニウム240を使えば、と仰られるかもしれませんが、プルトニウム238の半減期が約88年に対して、プルトニウム239が約24000年、240が約6500年と非常に長く、放射性物質の崩壊熱を利用するという都合上、その半減期が問題になります。
恐らくプルトニウム238の100倍近い分量が無いと実用になる電力は得られないでしょう。また、プルトニウム238の㎏単位で540wという出力も、ガソリンエンジンと比較した場合十分とは言えません。
また、兵器の性質として、紛争地域にて用いられる事も十分に考えられ、場合によっては現地の敵勢力に拿捕されることも有りえます。
反米テロリストに数キログラム単位でプルトニウムが渡るというリスクを冒してまで、兵站用ロボットの補給の手間を惜しむ米軍ではないと思います。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
今後も動力源はエンジン? (スコア:0)
敵地でも実用的にと考えたら、ガソリンで動かすのが理にかなっているのでしょうけど。
音もうちょっとどうにかならんかなと。ワイルドすぎるぜ。
Re: (スコア:0)
原子力電池とか使うんじゃないですかね。
記事中のラバ型のロボット、1回の燃料補給で約32kmの歩行だと
ちょっと短いし。発動機の音も結構ある。今のままだと実用的ではない。
米軍ヘリが墜落した時に放射性ストロンチウムをバラまいたっていう話だし、
米軍は通常兵器に放射性物質を使用するのに抵抗無いと考えて間違いない。
Re: (スコア:1)
エンジン音については、量産化の中で解決されると思います。
内部のメカニズムの保護のためにも、剥き出しで使われる事は無いでしょうし、
遮音材のついた外装で囲い、かつ、マフラーを付ければ問題ないと思います。
原子力電池については、量産化された場合、1分隊に1台、みたいなスケールで配られるような代物に使うには、資源が足りないでしょう。
放射性物質に無頓着でも、物理的に作れない物を使う事は出来ません。
Re: (スコア:0)
>原子力電池については、量産化された場合、1分隊に1台、みたいなスケールで配られるような代物に使うには、資源が足りないでしょう。
プルトニウムとか余っているように思えるのですが、
何千台・何万台と製造すると、そんなに切迫するものなのですか?
Re:今後も動力源はエンジン? (スコア:5, 参考になる)
一般的に余ってるとされるプルトニウムは、プルトニウム239やプルトニウム240で、
一方、一般的に原子力電池に使われているのはプルトニウム238です。
プルトニウム238は239や240と同じく、使用済み核燃料に含まれていますが、
それを単離するのは困難であるため、
ネプツニウム237に中性子線を当て、ネプツニウム238にした後、ベータ崩壊をさせてプルトニウム238にする、という複雑な方法で生成されています。
そのため資源量としては決して潤沢とは言えません。
そのプルトニウム238を利用した原子力電池ですが、1㎏あたりの出力は540Wです。
潤沢なプルトニウム239やプルトニウム240を使えば、と仰られるかもしれませんが、
プルトニウム238の半減期が約88年に対して、プルトニウム239が約24000年、240が約6500年と非常に長く、
放射性物質の崩壊熱を利用するという都合上、その半減期が問題になります。
恐らくプルトニウム238の100倍近い分量が無いと実用になる電力は得られないでしょう。
また、プルトニウム238の㎏単位で540wという出力も、ガソリンエンジンと比較した場合十分とは言えません。
また、兵器の性質として、紛争地域にて用いられる事も十分に考えられ、
場合によっては現地の敵勢力に拿捕されることも有りえます。
反米テロリストに数キログラム単位でプルトニウムが渡るというリスクを冒してまで、
兵站用ロボットの補給の手間を惜しむ米軍ではないと思います。