アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
戦犯その2? (スコア:5, 参考になる)
【重要】ライブドア株式等の代用有価証券の掛目の引き下げについて(2006年1月17日)/マネックス証券 [monex.co.jp]
これで、マネックス証券ではLD関連の株式が信用取引の担保にならなくなり、追加保証金が発生した個人投資家が多く、信用で買った他の株式を成りでもいいからどんどん売ってとりあえず現金確保せざるを得ない状況になったようです。
他にもいくつかの証券会社がこの措置に追従したらしいので、これが落ち着くまでしばらく売り基調で約定は減らないかもしれませんね。
Re:戦犯その2? (スコア:5, 興味深い)
>マネックス証券ではLD関連の株式が信用取引の担保にならなくなり、
>追加保証金が発生した個人投資家が多く
そんな投資家は少数派です。いるとすれば個人の初心者です。
そもそもライブドア株のようなものを、代用証券として
担保にしている危険性を認識していなかったのが問題なのです。
それに、別スレッドにも書きましたが、追加保証金を用意できないほど
買い建てしていたことへの反省もなく、相場が無限に上昇し続ける
楽観的な見通しをしていたことが問題です。
そのような連中の投げで売りが加速するほど東証は小さなな市場ではありません。
問題は、この発表を知った大口が、こ
Re:戦犯その2? (スコア:2, 参考になる)
では株の信用取引はどうでしょう。多くの小口の投資家は、クレジットカードの残高程度にしか気にしていなかったのではないでしょうか。
それに、小口の投資家は市場全体を見る視点に欠けているようにも思います。自分たちのような小口投資家すらも信用取引をしているのだから、市場全体ではかなりの数に上ると考えるべきでした。
責任の一端は証券会社にもあります。
一昔前は信用取引は限られた顧客にしか許可されませんでしたし、信用取引そのものも投機の一種と見られていました。しかし、いまや証券会社は積極的に信用取引をアピールしています。ケーブルテレビの日経チャンネルでは大和証券が信用口座を即日開設可能とCMをうっていました。
たしかに状況も変わりました。10年前にはゴミ扱いだった我ら個人投資家もいまや相当な数になり、その手数料収入は非常においしい果実です。彼らをよその証券会社から分捕ってくるためにはいろいろとエサをぶら下げなくてはいけません。それは手数料であったりサービスであったり、信用取引の条件であったりするわけです。つまり、ウチの賭場ではよそより割のいいバクチが打てますということですな。しかし、バクチという本質に違いはないわけです。
我が国の証券会社は長らく株屋と蔑まれ、株式投資自体も相場師の暗躍等もあり投機行為と見なされてきました。それらを克服するために彼らはなにをしてきたかといえば、バクチという本質をオブラートにくるみ続けてきただけです。リスクたっぷりの賭場を大人の娯楽に変えたラスベガスのようなものですね。けれどラスベガスであっても大損するしスッカラカンにもなる。借金だって作ってしまう恐れは十分にあるわけです。