CPU だけで判断するなら、耐障害性かな。 CPU 以外も入れて判断するなら、ソフトウェアでも ハードウェアでも、保守性とか、基幹業務用途に対するこなれ具合とか。 (x86 系の OS だと、「システムを一時停止して再起動」 「ハードウェアの問題で再起動」というパターンが SPARC 系システムに比べて比較的多い気がする)
x86 がいくら速いといっても、そのアーキテクチャは コンシューマ向けでこなれてきたものであって、 業務用としては最近やっと使われてくるようになった ばかりのもの。 IBM とか HP とかがよってたかって使い物になるように 仕込んでる途中、というように感じる。
SPARCはもう終わり? (スコア:1, 興味深い)
SPARCで作るってところは無いんでしょうかね?
(まぁ、今回はSI屋であるNECが選定したところが大きいでしょうけど)
ところで今現在、SPARC系システムがx86/x64系システムに対してもっているアドバンテージって何でしょう?
Re:SPARCはもう終わり? (スコア:2, 参考になる)
CPU 以外も入れて判断するなら、ソフトウェアでも
ハードウェアでも、保守性とか、基幹業務用途に対するこなれ具合とか。
(x86 系の OS だと、「システムを一時停止して再起動」
「ハードウェアの問題で再起動」というパターンが
SPARC 系システムに比べて比較的多い気がする)
x86 がいくら速いといっても、そのアーキテクチャは
コンシューマ向けでこなれてきたものであって、
業務用としては最近やっと使われてくるようになった
ばかりのもの。
IBM とか HP とかがよってたかって使い物になるように
仕込んでる途中、というように感じる。
#あくまで印象論にすぎんなぁ。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:SPARCはもう終わり? (スコア:3, 参考になる)
>ハードウェアでも、保守性とか、基幹業務用途に対するこなれ具合とか。
>(x86 系の OS だと、「システムを一時停止して再起動」
>「ハードウェアの問題で再起動」というパターンが
>SPARC 系システムに比べて比較的多い気がする)
確かにx86系は堅牢性では一歩劣るように見えますが、SPARCがガチで
信頼できるかは疑問です。
SPARCでも、Bladeの初期はハングアップはしょっちゅうで、
かなり苦労させられました。
(ロジックボード交換になったり、OS再インストールまでやらされた)
あと、実行に数日かかるような重いjobの場合、仮にx86マシンが
ハングアップしても、再起動して実行した結果、落ちなかったSPARCより
早く結果が出たという例もあって、最近では「多少安定性に問題があっても、
2倍以上高速なx86(64)を使う」という人が多くなっています。
Re:SPARCはもう終わり? (スコア:3, 興味深い)
思い返せば、俺も 1U の製品には嫌な思い出があるなぁ。
x86 でも SPARC でもどっちでも。
> ハングアップしても、再起動して実行した結果
再実行がアリな用途には向くと思うんだよね。
ノード間の通信があまり多くない科学計算とか、
Web サーバとか。
そういえば、x86 系は周辺も弱い気がするな。
x86 系の RAID コントローラとかは保守性悪い上に
障害も多かったような…いや、安かったんだけどね。
結局、品質を求めると、x86 系でも SPARC 系でも
お値段はほとんど変わらなかったりする。
逆に言えば、品質を落としてでも、安さと速度が
必要な用途というのがあって、そういう用途には
いわゆる x86 系といわれるシステムが向く、と。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:SPARCはもう終わり? (スコア:1)
PCIバス持っている時点でかなり堅牢性は犠牲にしているかと。
割り込み捕まえられたら、ねぇ。
普通に RISC な CPU としては悪くないので組み込み向けに、
と思ったらPPC系がいたりして、厳しいといえば厳しいですね。
こうなってくると、富士通がカギかもしれませんね。