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ARM や MIPS のコアのライセンスを取得するぐらいなら SPARC をどうぞ、という話ではあると思うんです。
まず前提として Sun Microsystems はファブレス、つまり持っているのは設計チームだけで半導体工場を持っていない現実があります。UltraSPARC は TI(T1 じゃなくて TEXAS INSTRUMENTS) に製造を依頼しています。だから CPU メーカの中で見ると Intel や AMD より ARM や MIPS と同じやり方です。
だったら ARM や MIPS と同じようにコアの IP を他社に提供して、事業の柱は他にあるから CPU コアのライセンス料は安く、というストーリーはつきます。
あとは製造する会社があるかどうかで、これは私には見通しがつきません。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
このプロジェクトの利点はなに? (スコア:1)
また、このプロジェクトに参加する利点は何だろうか?
普通のソフトウェアなら、己でビルドして実行させる楽しみがあるのだけど・・・・・。
ライセンスが楽になっても、作って割に合うかが気がかり (スコア:2, 参考になる)
ARM や MIPS のコアのライセンスを取得するぐらいなら SPARC をどうぞ、という話ではあると思うんです。
まず前提として Sun Microsystems はファブレス、つまり持っているのは設計チームだけで半導体工場を持っていない現実があります。UltraSPARC は TI(T1 じゃなくて TEXAS INSTRUMENTS) に製造を依頼しています。だから CPU メーカの中で見ると Intel や AMD より ARM や MIPS と同じやり方です。
だったら ARM や MIPS と同じようにコアの IP を他社に提供して、事業の柱は他にあるから CPU コアのライセンス料は安く、というストーリーはつきます。
あとは製造する会社があるかどうかで、これは私には見通しがつきません。
Re:ライセンスが楽になっても、作って割に合うかが気がかり (スコア:1, すばらしい洞察)
昔散々ボロクソに言われたレジスタウィンドウがあるのは、
組み込みにはうれしくないんじゃないですか?
# 只ということの方が重要?
Re:ライセンスが楽になっても、作って割に合うかが気がかり (スコア:3, おもしろおかしい)
確かにSparcはその件でオシマイにした人は多いと思います。そういう意味で、NIOSが最初レジスタウインドウで出たときは、大変驚きましたが、2代目があっさりレジスタウインドウを捨てたときはとてもがっかりしました。
でも、「ここをこうすれば、ほらこんなに」みたいなアイディアが出てこないとも限りません。汎用じゃなくて組み込みに限れば、システムに合わせて総レジスタ数を設計(例えば、RTOSのコンフィギュレータで、CPUのHDLも自動生成みたいな感じに)すれば、レジスタウインドウで非常にコンパクトで速いマシンができるかもしれません。
#でもやっぱり、「こんな古いものを、、父さん!」って感じは否めないです。
Re:ライセンスが楽になっても、作って割に合うかが気がかり (スコア:1)
NiosのレジスタってFPGA内部のブロックRAMに割り当てられてると聞いた覚えが…
なので、普通に32個程度割り当てただけではあまっちゃうので、
どうせなら…ってことで、レジスタウィンドウにして
ブロックRAMの容量分をレジスタとして使うようにした…
んじゃないのかな??
Re:ライセンスが楽になっても、作って割に合うかが気がかり (スコア:0)
レジスタウィンドウがあるぐらいだから、レジスタウィンドウ
自体を古いと断言するのは間違いなのかも。
Fの中の人によると、レジスタの名前がつけかわるのは、OoOの
実装が大変だそうですが。ただし、UltraSPARC T1の場合、OoO
どころか、マルチイシューでさえないので、そういう問題は
なさそう。
RISC内RISCを作っちゃうPOWERみたいな複雑なアーキテクチャ
よりは、SPARCの方が簡単な分、好感が持てるような。