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風邪といってもいろいろありますが, 代表的なインフルエンザについては発熱はウイルスの繁殖を抑える [infoseek.co.jp]という重要な役割があるので, 基本的には解熱剤は有害です.
またインフルエンザ脳症では非ステロイド系消炎剤を使った群で死亡率が高いという疫学的な研究もある [fc2web.com]みたいなので, その面からみても安易な解熱剤の使用は避けるべきでしょう.(40℃とかなら話は別ですけど)
同様に下痢についても, 下痢止めを使わず下痢によって失われた水分を補給し脱水症状を防ぐのが基本 [nifty.com]ですね. 下手に下痢止めを使うと, 本来下痢によって排出されるべき異物(細菌など)が体内にとどまり, かえって悪化することもあるそうです.
シンクロニシティ(共時性) [wikipedia.org]を「科学」と言ってしまうのはトンデモでしょうね。特定の立場にいる観測者にしか観測できない、すなわち無関係な他者による検証ができないモノなんですから。
ただ、生じた「現象」が、ある特定の立場にいる観測者にとっては特別な「意味」を持つ、そういう事実があると指摘し、“それ”に共時性という名を与えること自体はトンデモではないでしょう。そこは区別するべきです。
(共時性というのは、世界と人との界面の様相の一つに与えられた呼び名と考えるのが良いのではと思います。妖怪の名とか、神話の神の名と同じようなものだと)
100匹目のサルの話は、共時性とはまた別の話ですよね。ある程度まで焚きつけた火は、後は何もしないでも勝手に燃え広がっていく、というマーケッティングの現場で広く信じられている神話(現象)を後付の理論でそれっぽく(科学的に)説明しようとして、科学でないモノ――科学とは別体系の神話を使ってしまった例、として捉えるべきでしょう。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
キーワード幾つか (スコア:1, 興味深い)
マイナスイオン(商売もの)
グリセリン結晶化(シンクロニシティもの)
100匹目のサル(シンクロニシティもの)
Re:キーワード幾つか (スコア:2, 参考になる)
#いや,クラスター化はしてるけど君らの言うほど長持ちする
#構造じゃないから・・・
追加候補 (スコア:1)
Re:キーワード幾つか (スコア:0)
・某肩こり治療薬(器具?)
・某水質改善装置
磁気による効果は「もしかしたら」あるのだろうが、むしろ他の要因が大きい気がするけども、
磁気云々言っておけばいいだろう的な発想
#「水商売ウォッチング」で指摘されてる件に思いっきり関わってた(検証するほうですけども)ので絶対AC
Re:キーワード幾つか (スコア:1)
科学的には磁石で肩こりが治るって言うこと自体がとんでも科学だと思うので、うちじゃ使っていませんけど・・・
後、湿布系も患部に効いて治るのではなく、単純に神経を麻痺させて痛さをだますものだそうで・・・
最終的には、きっちり冷やすか、暖めるかのどちらかにはなるんでしょうけど、過信してはいませんよ・・・って病院で言われたことがあったり
そう考えると、結構ニセ科学だったり、とんでも科学系の製品って多いなぁ〜〜っと思います。
Re:キーワード幾つか (スコア:1)
体力に影響してしまうほどの高熱を
対症療法的に解熱剤を投与するのは、
風邪を直接治すわけではありませんが、
まったく無意味と言うわけでもない。
一時的な肩こりに、対症療法として
鎮痛作用のあるものを処方するのも無意味とは言えない。
慢性的な肩こりに鎮痛作用のあるものだけを処方するのは
考え物ですが、これまた無意味とは言えない。
そーゆーもんじゃないでしょうかね。
Re:キーワード幾つか (スコア:2, 参考になる)
風邪といってもいろいろありますが, 代表的なインフルエンザについては発熱はウイルスの繁殖を抑える [infoseek.co.jp]という重要な役割があるので, 基本的には解熱剤は有害です.
またインフルエンザ脳症では非ステロイド系消炎剤を使った群で死亡率が高いという疫学的な研究もある [fc2web.com]みたいなので, その面からみても安易な解熱剤の使用は避けるべきでしょう.(40℃とかなら話は別ですけど)
同様に下痢についても, 下痢止めを使わず下痢によって失われた水分を補給し脱水症状を防ぐのが基本 [nifty.com]ですね. 下手に下痢止めを使うと, 本来下痢によって排出されるべき異物(細菌など)が体内にとどまり, かえって悪化することもあるそうです.
Re:キーワード幾つか (スコア:2, すばらしい洞察)
解熱鎮痛剤の安易な利用が好ましくないのも下痢止めを下手に使うべきでないのもその通りですが、素人判断はもっと危険な事態を招きかねません。
わからないことは恥ずかしがらずに専門家(この場合は医師)に相談しましょう。
……という姿勢をちゃんと教えられたら、「ニセ科学」に相対したときに取るべき態度も自ずから判断できるようになるのではと思います。
Re:キーワード幾つか (スコア:1)
Re:キーワード幾つか (スコア:0)
>100匹目のサル(シンクロニシティもの)
ていうか、ライアル・ワトソンもの…。
Re:キーワード幾つか (スコア:0)
こっちはルパート・シェルドレイクものじゃないの?
#下二つは提唱者自身仮説と言っていて、検証中なんだから偽とは言えないんじゃ……
Re:キーワード幾つか (スコア:1, 参考になる)
Re:キーワード幾つか (スコア:0)
ん?ガチガチのトンデモですよ
Re:キーワード幾つか (スコア:0)
どんな文献からこう思ってしまったのかを知りたい
そもそもサルもグリセリンも「説」ではなくて「(未確認の)現象」なので仮説も何もあったもんじゃないと思うけど
Re:キーワード幾つか (スコア:2, 興味深い)
シンクロニシティ(共時性) [wikipedia.org]を「科学」と言ってしまうのはトンデモでしょうね。特定の立場にいる観測者にしか観測できない、すなわち無関係な他者による検証ができないモノなんですから。
ただ、生じた「現象」が、ある特定の立場にいる観測者にとっては特別な「意味」を持つ、そういう事実があると指摘し、“それ”に共時性という名を与えること自体はトンデモではないでしょう。そこは区別するべきです。
(共時性というのは、世界と人との界面の様相の一つに与えられた呼び名と考えるのが良いのではと思います。妖怪の名とか、神話の神の名と同じようなものだと)
100匹目のサルの話は、共時性とはまた別の話ですよね。ある程度まで焚きつけた火は、後は何もしないでも勝手に燃え広がっていく、というマーケッティングの現場で広く信じられている神話(現象)を後付の理論でそれっぽく(科学的に)説明しようとして、科学でないモノ――科学とは別体系の神話を使ってしまった例、として捉えるべきでしょう。
Re:キーワード幾つか (スコア:0)
そういう意味では,遺された文献による歴史考証ってのも,
遺された文献に関して第三者性を保証できないから考え物かも.
Re:キーワード幾つか (スコア:0)
いい感じに嵌っちゃってる人 [dreampower-jp.com]もいますね。