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加えてCOBOLはXML/メタデータ、ウェブサービス、SOA、eビジネスと言った分散型ビジネスソフトウェアアーキテクチャコンセプトの具現化においてカギとなる存在なのだそうだ。
するどいですね.原文読まれました?>#1423575 興味がでてきたので4ページ目 [ddj.com]を粗訳してみました.
CobolはWebとのゲートウェイか?
しかしCobolを学ぶ魅力的な理由がある.単に古いコードを保守や移植するんじゃなく.
Cobolはモダンな分散型ビジネスソフトウェアアーキテクチャのコンセプトを具体化するキー要素だ. そのコンセプトとはXML/メタデータ,Webサービス,サービス主導アークテクチャ(SOA),そしてeビジネスである. トレンディな要素,つまり次回のWeb 2.0 カンファレンスでCobolのセッションがあるかもしれないというだけでなく,決定的な要素でもある. Lemmel (この人 [www.ecdl.at]かな?) はメタデータのエッセンスを,CobolのIDENTIFICATIONおよびENVIRONMENTセクションと,Webサービスが利用するCICSトランザクションの中に見ている.
Cobolアプリケーションの真のコンセプトは,oversimplication(シンプル化のやり過ぎ)とでもいうものだ. Cobolプログラマは,SOAモデルに類似した方法でまとめられたテクノロジの集合体を扱う. Scott McMahan [scottmcmahan.net] はeメールで次のように述べている. “モダンなCobolを理解したければ,glue(接着剤)言語だと思えばいい. IBM [ibm.com] はデータ処理用にCICS, DB2, IMS, VSAM, ISPFなどのテクノロジの‘スタック’を持っており,それらはCobolでつなげられている.”
トラディショナルな実装からWebベースのモデルへの移行におけるCobolプログラマの役割は,いろいろな姿をとることができる.
プログラマはCobolコードと新しいアプリケーションを橋渡しするかもしれない. それにはCobolと,レガシなCobolコードの背後にあるビジネスルールと,そしてモダンな言語とシステムの理解が欠かせない. SOAおよび共通ランタイム環境を持つIBMの言語環境の出現によって,既存のCobolコードは他のコードと,より容易に統合できる.
CobolとWebの統合に利用できるツールは急速に進化している. Veryant [veryant.com]社はWeb 2.0の開発をCobolの中で直接行えるようにしている: “最新のWebアプリケーションの多くに含まれるウィンドウのグラフィカルなサイズ変更と同じことが,今やCobolプログラムのエンドユーザに対しても容易に実装できる.” Micro Focus [microfocus.com]社はMicrosoft [microsoft.com]社とのパートナーシップを通じて,Cobolアプリケーション開発に向けた強力なSOAサポートを開発中だ. さらに富士通 [fujitsu.com]は,コードの統合より“数歩進んで”CobolプログラマがWebを直接プログラムできるようにすることを検討している. 例えばASP+ページにCobolコードを埋め込んだり,CobolでWebサービスを直接書くことができる.
“これは静かなる現実だ”とCrookは言う. “ビジネスの世界はCobolに載って動いている. [そして]今のCobolはとてもモダンな言語で,新しい価値をビジネスへ迅速にもたらすという昔からの力を,引き続き及ぼしている.”
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
コンセプトの具現化 (スコア:1)
まさか、XMLパーザやウェブサーバやアプリケーションサーバ自体をCOBOLで書く気ではあるまい。 またウェブサーバやアプリケーションサーバにアクセスするためのクライアントライブラリもCOBOL自身で書きはしまい。
COBOLのプログラムは、それらのライブラリやサーバを利用して従来COBOLが得意としていた金計算を行うだけではないのか? COBOLがコンセプトなるものの具現化のカギになるのではなく、そのコンセプトと称するものがCOBOLの延命のカギになっているのではないのか? COBOLの立場は、C, C++, C#, JavaよりもむしろPHP, Perl, Ruby, Pythonに近づいている気がする。
Re:コンセプトの具現化 (スコア:4, 参考になる)
するどいですね.原文読まれました?>#1423575
興味がでてきたので4ページ目 [ddj.com]を粗訳してみました.
CobolはWebとのゲートウェイか?
しかしCobolを学ぶ魅力的な理由がある.単に古いコードを保守や移植するんじゃなく.
Cobolはモダンな分散型ビジネスソフトウェアアーキテクチャのコンセプトを具体化するキー要素だ. そのコンセプトとはXML/メタデータ,Webサービス,サービス主導アークテクチャ(SOA),そしてeビジネスである. トレンディな要素,つまり次回のWeb 2.0 カンファレンスでCobolのセッションがあるかもしれないというだけでなく,決定的な要素でもある. Lemmel (この人 [www.ecdl.at]かな?) はメタデータのエッセンスを,CobolのIDENTIFICATIONおよびENVIRONMENTセクションと,Webサービスが利用するCICSトランザクションの中に見ている.
Cobolアプリケーションの真のコンセプトは,oversimplication(シンプル化のやり過ぎ)とでもいうものだ. Cobolプログラマは,SOAモデルに類似した方法でまとめられたテクノロジの集合体を扱う. Scott McMahan [scottmcmahan.net] はeメールで次のように述べている. “モダンなCobolを理解したければ,glue(接着剤)言語だと思えばいい. IBM [ibm.com] はデータ処理用にCICS, DB2, IMS, VSAM, ISPFなどのテクノロジの‘スタック’を持っており,それらはCobolでつなげられている.”
トラディショナルな実装からWebベースのモデルへの移行におけるCobolプログラマの役割は,いろいろな姿をとることができる.
プログラマはCobolコードと新しいアプリケーションを橋渡しするかもしれない. それにはCobolと,レガシなCobolコードの背後にあるビジネスルールと,そしてモダンな言語とシステムの理解が欠かせない. SOAおよび共通ランタイム環境を持つIBMの言語環境の出現によって,既存のCobolコードは他のコードと,より容易に統合できる.
CobolとWebの統合に利用できるツールは急速に進化している. Veryant [veryant.com]社はWeb 2.0の開発をCobolの中で直接行えるようにしている: “最新のWebアプリケーションの多くに含まれるウィンドウのグラフィカルなサイズ変更と同じことが,今やCobolプログラムのエンドユーザに対しても容易に実装できる.” Micro Focus [microfocus.com]社はMicrosoft [microsoft.com]社とのパートナーシップを通じて,Cobolアプリケーション開発に向けた強力なSOAサポートを開発中だ. さらに富士通 [fujitsu.com]は,コードの統合より“数歩進んで”CobolプログラマがWebを直接プログラムできるようにすることを検討している. 例えばASP+ページにCobolコードを埋め込んだり,CobolでWebサービスを直接書くことができる.
“これは静かなる現実だ”とCrookは言う. “ビジネスの世界はCobolに載って動いている. [そして]今のCobolはとてもモダンな言語で,新しい価値をビジネスへ迅速にもたらすという昔からの力を,引き続き及ぼしている.”
=^..^=
Enjoy Computing, Skiing, as much as Horse Racing.
Re:コンセプトの具現化 (スコア:1, 参考になる)
某社が作った某システムでは、COBOLで書いたCGIが動いてたなぁ.....(遠い目)
Re:コンセプトの具現化 (スコア:1)
可変長レコードの問題がなければ、画面=レコードのメタファが効いて、かつ
セッションレスな一過性オンラインであるCGIは、COBOLで書くオンラインシステム
との親和性は高いと思うよ。
CGI黎明期に、C/Sやってた人は、どうしてもセッションレスオンラインの概念が
理解できてなかったけど、COBOLやってた人はすんなり入った。まあ狭い経験論
だけど。
-- Tig3r on the hedge
Re:コンセプトの具現化 (スコア:1)
"分散型ビジネスソフトウェアアーキテクチャの実現"に当たっては、
既存/新規のCOBOLで書かれた膨大な業務ロジックの実装を、
きちんと理解して利用する必要がありますよ。
と、いうことではないかな?
結局の所、各サービスの断片においては、
外界とのやり取りの形式に変化はあったとしても、
本質的な部分は何も変化がありませんよね。と、
そういうことを言っているのかと思います。
実装がCOBOLでもPL/1でもFORTRANでも、
既存の優れたものは膨大にあり、さらに、これからも、
古典的な言語で優れたものは生み出されるでしょうし。
-- LightSpeed-J
Re: (スコア:0)
とは言うものの基幹の世界では、とても重要な要素です。