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>>そんなに長いと、質量小さくても他の宇宙機に絡んで迷惑にならない?
網も軌道速度を出してる事には変わりないんだから、他の衛星に絡まるどころか、最悪当たった瞬間に相手を破壊してしまいますよ。
しかも減速するまでに時間が掛かるということは、それだけ他の衛星と接触する可能性を増すことにもつながります。
そんなもん取り付けて廻る技術があるんなら、小型の減速用ロケットを取り付けて回ったほうが安上がりで安全ですよ。
> そんなもん取り付けて廻る技術があるんなら、> 小型の減速用ロケットを取り付けて回ったほうが安上がりで安全ですよ。
その「小型の減速用ロケット」で十分な減速ができるなら、ですけどね。
例としてADEOS(3400kg @800km,98deg)は,軌道寿命25年の軌道へデオービットするためにはΔV で約80m/s,約130kg 以上の燃料を必要とする.今後のデブリの状況によっては,ミッション終了後すぐの除去も要求される可能性があるが,その場合300kg 以上の燃料が必要とされる.導電性テザーなら,最長10km,30kg 程度で1年以内に大気圏突入まで可能(投棄軌道まで100日,大気圏突入200日)である.
導電性テザーのダイナミクスとその応用例についてhttp://airex.tksc.jaxa.jp/dr/prc/japan/contents/AA0063739010/63739010.pdf [tksc.jaxa.jp]より抜粋。
ただ、Satellite Tracker 3Dhttp://mada.la.coocan.jp/sat/index.htm [coocan.jp]を開いて色々な衛星のニアミス予測を見ると、数km以内のニアミスは割とよくあります。そんなんで数kmのテザーを伸ばして大丈夫か?とも思います。やばいときには巻き取っておく必要があるのかも。
取り付けて廻るなんてのは当面は非現実的なふかしだろ、そんな軌道変更できるわけがない…と思ったのですが、案外、できるのかもしれません。 例えば、アメリカの小惑星探査機Dawn [wikipedia.org]はイオンエンジンでのべ10km/sの加速を行い、まず小惑星ベスタの観測を行いその後セレスの観測を行うという離れ業をやってのけます(予定)。Dawnの総質量は1250kg(内425kgが推進剤)と今時の低~中期道の人工衛星なら小型の部類です。 ならば、イオンエンジンを使って軌道を変更して数年かけて数個の衛星にランデブーする地球周回の人工衛星なんて代物も可能でしょう。まぁ、ランデブーした後に減速装置を取り付けるのは大変でしょうから、やっぱり当面は「宇宙ごみ除去システム」はふかしでしょうけど。
でも、人工衛星が自分の後始末をするために予め備える装備としては、案外早く実用化されるかも。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
10km? (スコア:0)
JAXAがその様な研究をしている事は日本人として誇らしいけど、
お隣の国のデブリ生産ペースを超える除去は無理だよなぁ…
Re:10km? (スコア:1)
>>そんなに長いと、質量小さくても他の宇宙機に絡んで迷惑にならない?
網も軌道速度を出してる事には変わりないんだから、
他の衛星に絡まるどころか、最悪当たった瞬間に相手を破壊してしまいますよ。
しかも減速するまでに時間が掛かるということは、
それだけ他の衛星と接触する可能性を増すことにもつながります。
そんなもん取り付けて廻る技術があるんなら、
小型の減速用ロケットを取り付けて回ったほうが安上がりで安全ですよ。
Re:10km? (スコア:3, 参考になる)
> そんなもん取り付けて廻る技術があるんなら、
> 小型の減速用ロケットを取り付けて回ったほうが安上がりで安全ですよ。
その「小型の減速用ロケット」で十分な減速ができるなら、ですけどね。
導電性テザーのダイナミクスとその応用例について
http://airex.tksc.jaxa.jp/dr/prc/japan/contents/AA0063739010/63739010.pdf [tksc.jaxa.jp]
より抜粋。
ただ、
Satellite Tracker 3D
http://mada.la.coocan.jp/sat/index.htm [coocan.jp]
を開いて色々な衛星のニアミス予測を見ると、数km以内のニアミスは割とよくあります。そんなんで数kmのテザーを伸ばして大丈夫か?とも思います。やばいときには巻き取っておく必要があるのかも。
取り付けて廻るなんてのは当面は非現実的なふかしだろ、そんな軌道変更できるわけがない…と思ったのですが、案外、できるのかもしれません。
例えば、アメリカの小惑星探査機Dawn [wikipedia.org]はイオンエンジンでのべ10km/sの加速を行い、まず小惑星ベスタの観測を行いその後セレスの観測を行うという離れ業をやってのけます(予定)。Dawnの総質量は1250kg(内425kgが推進剤)と今時の低~中期道の人工衛星なら小型の部類です。
ならば、イオンエンジンを使って軌道を変更して数年かけて数個の衛星にランデブーする地球周回の人工衛星なんて代物も可能でしょう。まぁ、ランデブーした後に減速装置を取り付けるのは大変でしょうから、やっぱり当面は「宇宙ごみ除去システム」はふかしでしょうけど。
でも、人工衛星が自分の後始末をするために予め備える装備としては、案外早く実用化されるかも。
Re:10km? (スコア:1)
編んで投網とかできませんかね。
#XX港で50年投網漁を営んだ正之助さん(74)がデブリ漁に成功