アカウント名:
パスワード:
えーと私は、Stallman氏とかGPLとかこのコメントに出てくるキーワードについて、あまり理解していないという自覚のもとにこのコメントを書いています。言い訳終了。
本題。「proprietary softwareとfree software」という言葉の対比や、#298035のAC氏が示されたRMSの発言、
英語には、どの言語にも劣らず多くの単語やニュアンスがあるのに、「自由にできる」という意味を単純明快に指す単語がないのである。「liberated」、「freedom」、「open」といった単語も提案されているが、ぴったりした意味を表わすものではない-しいて探せば、「unfettered」という単語の「足かせをはめられていない」という意味に最も近い。 (「GNUシステムとフリーソフトウェア運動」より [layer-8.com])
を読んで、「proprietary-class(有産階級,地主階級)からの開放」というのを連想します。さらにRMSは1953年生まれと聞いていますが、彼の多感な十代(いやちょっと恥ずかしい文句ですが、ご勘弁)と公民権運動の盛りあがりはちょうど重なり、言動から察せられる彼の人柄からしても(というのに偏見が混じってないといいのですが)、おそらく強い関心を持って目撃していたのではないかと想像します。
で、仮説。フリーソフトウェア運動はそういう思想を受け継いでいるもので、'80年代というのは単にきっかけとなった制約が彼の周りに生じた、ということはないでしょうか。もしそうであるなら、ソフトウェアや著作権をめぐる現状(proprietary softwareとfree software)を、公民権なり人権なり(すみません、ちゃんと区別できてません)といった観点でのどの時代に相当するとRMSが見ているか興味があります。
...というのは、RMS先生に聞け!ストーリーに投げといた方がいいかな? なにせ門外漢なもので、めちゃくちゃ外しているような気がしてならないんだけど、どうだろう。
何かを始めるとき、特にそれが困難なケースでは、より 個性的な人が必要かも知れないが、軌道に乗るとかえっ て邪魔になる。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
功罪いろいろあるけれど・・・ (スコア:1)
やはりこういうアクの強い個性がいないとダメなのか。
いや、RMSが後ウン十年したらこの世からいなくなるわけで、そうなったときに、FSFの様なアクの強い組織が成り立っていくのかどうか。ちょっとづつ路線変更をしていって、大勢として70年代に逆戻り、等という事にならないか。ちょっと不安なのですが。
-----------------
#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
Re:功罪いろいろあるけれど・・・ (スコア:1, すばらしい洞察)
時代 (スコア:1)
えーと私は、Stallman氏とかGPLとかこのコメントに出てくるキーワードについて、あまり理解していないという自覚のもとにこのコメントを書いています。言い訳終了。
本題。「proprietary softwareとfree software」という言葉の対比や、#298035のAC氏が示されたRMSの発言、
を読んで、「proprietary-class(有産階級,地主階級)からの開放」というのを連想します。さらにRMSは1953年生まれと聞いていますが、彼の多感な十代(いやちょっと恥ずかしい文句ですが、ご勘弁)と公民権運動の盛りあがりはちょうど重なり、言動から察せられる彼の人柄からしても(というのに偏見が混じってないといいのですが)、おそらく強い関心を持って目撃していたのではないかと想像します。
で、仮説。フリーソフトウェア運動はそういう思想を受け継いでいるもので、'80年代というのは単にきっかけとなった制約が彼の周りに生じた、ということはないでしょうか。もしそうであるなら、ソフトウェアや著作権をめぐる現状(proprietary softwareとfree software)を、公民権なり人権なり(すみません、ちゃんと区別できてません)といった観点でのどの時代に相当するとRMSが見ているか興味があります。
...というのは、RMS先生に聞け!ストーリーに投げといた方がいいかな? なにせ門外漢なもので、めちゃくちゃ外しているような気がしてならないんだけど、どうだろう。
Re:功罪いろいろあるけれど・・・ (スコア:0)
# FSFでは必要とされているかも知れないが。
何かを始めるとき、特にそれが困難なケースでは、より
個性的な人が必要かも知れないが、軌道に乗るとかえっ
て邪魔になる。
彼が何をしてきたかについては語り継いでいけばいいと
思うが、彼が語る必要はもうない。
# 余りにも抽象的な事しか言ってないのでAC
Re:功罪いろいろあるけれど・・・ (スコア:2, 興味深い)
RedHatとかVAが商売になるネタについてはプロプライエタリなソフトとか、サポート期間を短く、とか、しだしているじゃないですか。
で、オープンソースの基本命題って「オープンの方が便利じゃないか。」という物ですから、便利であればオープンでなくても良いわけですよね。実際今の商業ベースに載っている大部分のソフトの流れから言うと、「便利ならオープンである必要は無い」だし。
だから、逆にオープンソースってもう一ひねりないと終わっちゃうんじゃないかと。
で、FSFのよーに、ある種の「信念」がないとソースを見せるってのは先細りになりそうな気がするです。
だから、こういう「声の大きい(功罪いろいろある)信念の人」がいないと駄目なんじゃないのかなー、と。で、今RMSのよーな「信念の人」っている?なんかいない気がしませんか?
#いや、身近にRMSのよーな人がいるとそれはそれで大変でしょうけど:-)
-----------------
#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
Re:功罪いろいろあるけれど・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
結局、このストーリーのコメント群を読んでいてもオープンであること以上に自由であることを気にしている人は少ないようだし、free softwareをベースにしたビジネスモデルを確立できている(特に何百人、何千人という雇用を生んでいる)営利企業はごく少ないし、まだまだ道のりは遠いと感じているんじゃないかな。
RMSの理想が万人にとっての理想とは限らないし、GPLなどの手法が最適かどうかもわからないし、その過程で望まれぬ副作用から苦しむことになるかもしれない。でも少なくとも、/.みたいな場がしょっちゅうオープン・フリーネタでにぎわっている状況を見ると、まだみんなやることが残ってるってことだね。
Re:功罪いろいろあるけれど・・・ (スコア:0)