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比重の大きい惑星は比較的簡単ですけど, 比重が小さい方は難しいですよ.
比重が小さいということは
のいずれか, あるいは両方が成り立つことが必要です. しかし総質量が小さいと, 水素ガスなどの軽い気体は容易に重力井戸から抜け出してしまい, 後には固体のカスしか残りません. 又, 径が大きい場合にも重力が中心距離からの逆2乗で減少することから, やはりある程度以上の質量でつなぎ止めておくことが必要になります. すると今度は重力収縮が起きてしまうため, 安定した大きさを保つことが難しくなります.
結局, ガス惑
#天文学の数値の傾向からして、半分と言うのはたいした気がしないのだが。
私は元コメントのこの部分は、「観測誤差がどれだけあるか分からないよね」というように読みました。450光年も離れているんですから、相当誤差があっても不思議じゃないと素人の私は感じます。
よく知らないのでどなたか教えて欲しいのですが、今回の「トランジット法」による計測ってどれくらいの精度が出るものなのでしょうか?+300%も可能性十分ありうるという精度だと、実際には軽くないかもしれませんね。
その誤差を含めて軽すぎる可能性が高ければ「比重が小さい方は難しい」という議論や、「実際に軽かったとしたら理論はどう修正されないといけないのか」という議論なら意味があるのは同意します。
誤差の範囲かそうでないかにしろ、興味深い天体が見つかったので、今後の追加観測に期待ですね。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
土星だって軽いし (スコア:0)
Re:土星だって軽いし (スコア:2, 参考になる)
十分凄いと思う
Re:土星だって軽いし (スコア:1)
例えば地球の比重は5.5で土星が0.7なので7倍以上の差が有りますよね。
同じタイプの木星も1.3なので2倍弱の差が有ります。
ブラックホールのような特殊ケースを使えばもっと差が有る。
なので、半分なんてたいした違いが無いのでは?
ただ、惑星という形態をとるために必要な質量の最低ラインは有りそうだけど。
Re:土星だって軽いし (スコア:5, 参考になる)
比重の大きい惑星は比較的簡単ですけど, 比重が小さい方は難しいですよ.
比重が小さいということは
のいずれか, あるいは両方が成り立つことが必要です. しかし総質量が小さいと, 水素ガスなどの軽い気体は容易に重力井戸から抜け出してしまい, 後には固体のカスしか残りません. 又, 径が大きい場合にも重力が中心距離からの逆2乗で減少することから, やはりある程度以上の質量でつなぎ止めておくことが必要になります. すると今度は重力収縮が起きてしまうため, 安定した大きさを保つことが難しくなります.
結局, ガス惑
誤差の話をしているのでは? (スコア:1)
私は元コメントのこの部分は、「観測誤差がどれだけあるか分からないよね」というように読みました。450光年も離れているんですから、相当誤差があっても不思議じゃないと素人の私は感じます。
よく知らないのでどなたか教えて欲しいのですが、今回の「トランジット法」による計測ってどれくらいの精度が出るものなのでしょうか?+300%も可能性十分ありうるという精度だと、実際には軽くないかもしれませんね。
その誤差を含めて軽すぎる可能性が高ければ「比重が小さい方は難しい」という議論や、「実際に軽かったとしたら理論はどう修正されないといけないのか」という議論なら意味があるのは同意します。
誤差の範囲かそうでないかにしろ、興味深い天体が見つかったので、今後の追加観測に期待ですね。
vyama 「バグ取れワンワン」
Re:誤差の話をしているのでは? (スコア:0)
ちなみに、論文 [arxiv.org]に書いてある今回の惑星の誤差込みのパラメータは
質量: 0.53±0.04MJ
半径: 1.36+0.11-0.09RJ
です。FIG.6にはエラーバー付きで色々な惑星の質量-半径がプロットしてありますが、木星・土星などの密度とは違うことがわかります。