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新潟県中越地震では,固定電話とともに携帯電話の音声通話が使いづらい事態となった。NTTドコモの場合で最大8割近くに規制がかけられ,10回のうち2回ぐらいしかつながらない状態が続いた。ただし,携帯電話のメールは制限なく使えることが多数報告され,携帯メールの災害活用に注目が集まった。 これには訳がある。実は,NTTドコモは新潟県中越地震の半年前に携帯電話端末の音声網とデータ網の制御を分離していた。震災当時,メールで利用するデータ網には制限をかけなかったのだ。筆者が当時新潟を取材した際,ほとんどの方がNTTドコモの端末を使っており,実際にメールが使えたと証言してくれた。ボーダフォンも2002年にパケット通信機能を導入した際に分離制御を導入している。第3世代はメールの分離制限に対応していない。 このことは,NTTドコモ,KDDI(au),ボーダフォンの3社に共通している。つまり,「FOMA」,「Vodafone 3G」,KDDIの大部分を占める「CDMA 1X」の端末は,音声がかかりにくい時はメールも送りにくくなる。80%の規制がかけられれば,10回の送信操作で2回のメールが送信できるという状況だ。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
大地震の時 (スコア:2, すばらしい洞察)
経験したことないからわからんが
Re:大地震の時 (スコア:2, 参考になる)
>市消防団によると、分団長会が昨年、新潟県で研修した際、小千谷市消防団から「(中越地震では)携帯電話は不通になったが、
>メールは可能で情報のやり取りに活用した」との話を聞くことができたという。
Re:大地震の時 (スコア:0)
Re:大地震の時 (スコア:5, 興味深い)
第三世代は音声メール共に制限されるそうです。現在はどうなっているのかはわかりませんが。
ドコモ「電話がだめでもメールは使える」 ~災害時対策
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0404/08/news033.html [itmedia.co.jp]
「音声よりもメール」──災害時の輻そう対策を公表 道通信局など
http://www.itmedia.co.jp/news/0312/19/njbt_07.html [itmedia.co.jp]
関東の震度5強で露呈した携帯電話の弱点
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050801/165634/ [nikkeibp.co.jp]
Re:大地震の時 (スコア:4, 参考になる)
> 第三世代は音声メール共に制限されるそうです。現在はどうなっているのかはわかりませんが。
FOMAにおける「音声通話とパケット通信を分離したネットワークコントロール」の運用を開始 [nttdocomo.co.jp]ということになっているようです。
すべてのFOMAが対応しているわけではないあたり(902iS, 702iS以降が対応)、どのような仕組みなのかわかりませんが...
Re:大地震の時 (スコア:2, 興味深い)
発生直後は使えましたが、発生の数時間後で、
「接続に失敗しました」(←ちょっと違うかも)ばっかりで、
何度も何度も送信ボタン押してなんとか送信完了という状況。
受信の方も、何度も何度もメール確認押さないと受信できませんでした。
翌日朝には現地から出ましたのでその後のことは不明です。
電話よりは繋がったのは間違いありませんから
地域によっては際限なく使えたかもしれませんが・・・